2017-01-01から1年間の記事一覧

64才の小走り、あめ玉、車中のとも

雨模様。 小走りにも覇気がない。 乗りたい電車には間に合わなかった。 駅で買ったホットペットボトルが、 けっこう熱い。嬉しい。 車中のとも。 小川洋子、平松洋子『洋子さんの本棚 (集英社文庫)』(集英社) 「人生のあめ玉」、良かった。境遇の似ている…

読みたい気持ちの分娩室

すごく走って、1本早い電車。 それほど期待していないときに、 思わぬタイムを叩き出して、妙な高揚感。 車中のとも。 小川洋子、平松洋子『洋子さんの本棚 (集英社文庫)』(集英社) やはり『パリから』が気になる。前に読んだときも気になって、メモして…

近くても会えない、遠くても会いたい

目次をさっと見て、文庫版増補部分がないのを知ってちょっと残念な気もしたが、 本文を読み出したらぎっしりと面白くて最高。 車中のとも。 小川洋子、平松洋子『洋子さんの本棚 (集英社文庫)』(集英社) 今夜は元上司と飲む。 5年ぶりくらいでお会いする…

読んだり借りたり読みたくなったり

子どもらを保育園に送り、洗濯物を干す。 水曜定休同士、いつも行けないごはんの間さんへ、 11時から突撃。たっぷりゆっくり栄養補給。 お金がないから、本屋さんへ行くのは、 危険だ。それならば久しぶりに、 図書館で行こう、という案は、 昨日から温めて…

一人っ子に似たひと

財布の中に小銭が少ししかなく、 昔のイベント用お釣り缶から50円玉を3つ、 探しだしてポケットにねじりこむ。 駅の売店でパンと飲み物、 新聞は横目でにらむだけ。 台風明け、選挙明け、なんとか電車は定刻通り。 TLでバイアスのかかった台風と選挙につ…

期日前投票延期決定

保育園の行事参加のため仕事を休んだが、 荒天延期になり、家事など。雨風の弱いうちに、 買い物と、あわよくば期日前投票を、と車に乗りこむ。 奈良ファミリー周辺の混雑した道を抜けて、アンティーク家具屋さん。 子どもたちに、小さな文机を購入する。渋…

あれもこれも、本だな

今朝は、早めの電車に乗れた。 ほんの数分の違いでこんなにも気分が違う。 とはいえ、本を開くには至らず、TLで、 本の話と選挙の話を交互に読む。選挙の用紙が、 鞄の中に入っている。期日前投票に行きたいなぁ。 カズオ・イシグロの文庫の追加が入ってく…

今日もあらゆる本のなかを

寒い。 ダウン初登板。 すごい霧だ。 雨は降っていないから、傘は持たずにゆく。 小走りで、いつもの電車にすべりこむ。 窓から見える霧と揺れるススキのようなかげ、 ぜんぜん違う世界に迷い込んでしまった気分。 送品表から、今日はTLに足をとられてしま…

忘れない言葉、見つからない本

ゆうべは久しぶりに、とり本屋の記事を書いた。 ここのところ、書けない日々が続いていて、 書けていないことも思い出さずにいた。 ときどきは、書いていきたい。 車中のとも。 若菜晃子『街と山のあいだ』(アノニマ・スタジオ) 「箱根の雪」から「また登…

愉快な雨と、明日へ

雨。 気分が落ち込んだり、持ちあがったりするのは、 気圧の影響なのだろうか。美味しいものを食べたり、 欲しい本について考えることが、ぼくを明日へ運んでくれる。 購入。 カズオ・イシグロ、Kazuo Ishiguro、土屋政雄『忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)…

旅と思い出のあいだ

旅の疲れは身体だけでなく、 部屋のあちこちに散乱している。 なんとか洗濯を済ませて、家を飛び出す。 久しぶりのとほんさんで、スナガワさんと、 視線は背表紙に走らせながら、おしゃべり。 購入。とほん。 若菜晃子『街と山のあいだ』(アノニマ・スタジ…

いろんなみつばちの本当の気持ち

保育園送りと洗濯のダブルブッキング。 スケジュール管理の出来ないダメみつばち。 とうとう送りは妻にお願いすることに。あぁ。 それでも、さわやかな秋晴れの日に気を取り直して、 電車に乗りこむ。 車中のとも。 長嶋有『いろんな気持ちが本当の気持ち (…

洋菓子と贈り物

雨は上がっていた。 車中のとも。 本の雑誌編集部『本の雑誌412号2017年10月号』(本の雑誌社) 「軽焼饅頭とシュークリーム」から。 翻訳についての文章はいいね。 大森望の紹介している『ゲームの王国』*1気になる。 帰り、西大寺で降りて、ケーキを買って…

買い物しかしたいことがない

背中痛いのが再び。 車内で痛み止めと『本の雑誌』。 2分乗り換え、成功。 妻の誕生日プレゼントを買っていない。 先週の水曜日がチャンスだったのだが、 うっかりしていた。今日の放課後こそ。 車中のとも。 本の雑誌編集部『本の雑誌412号2017年10月号』…

日本は見えない地雷であふれている

雨はやんだみたい。 コンクリートに乾いたところがいくつか。 水たまりもある。夜の早くに雨はあがり、 もうこのあとは降らないように思えた。 大きい傘を持ってきてしまったけれど、 まぁ、濡れていないなら、読書の邪魔になるまい。 送品表をさっさとチェ…

飲食を絶って活字を食う

いつもは階段で降りるのだが、 今日は大きなゴミ袋が2つもあって、 エレベーターをつかってしまう。しまう、 っていうほどのことでもないが。 車中のとも。 河野通和『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社) 後藤正治『清冽』(中央公論新社)*1が取り上…

痛みと記憶の明滅

ゆうべ、下の子を寝かしつけるのに、 腹の上に乗せる作戦をとってしまったせいか、 背中痛がぶりかえしてしまった。痛い。売店でパンを買い、 ペットボトルで痛み止めを体内へと投入する。 車中のとも。 河野通和『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社) …

つながる記憶、読書と連勤

祝日だが荷物はある。 送品表をチェックして、本には手が伸びず、 だらだらとTLをさかのぼる。乗換え駅で、 コンビニ、朝食を買ってからホームへ降りると、 思いがけず、小走りアニキの後ろ姿があった。 先日の転倒について、意見をうかがいたい。 気にな…

あたしの帰るところ

急遽、友人と飯を食うことに。 待ち合わせの前に、久しぶりに@心斎橋。 気になる新刊。 松村圭一郎『うしろめたさの人類学』(ミシマ社) 阿部公彦『名作をいじる 「らくがき式」で読む最初の1ページ (立東舎)』(リットーミュージック) 購入。スタンダー…

目を閉じて、声に集中。

今日は、安静の日。 痛み止めも飲んでいるから、ま、 それほどでもないのではあるが。 病気やけがに見舞われると、 怠惰も許される気がして、 少し、ほっとする。 コーヒーのとも。 岩瀬成子『オール・マイ・ラヴィング (小学館文庫)』(小学館文庫) 「家電…

背中の痛み、胸の痛み、雨。

飲み会明け、ものすごい雨。 雨の中に傘を差して歩みだすのが、怖い。 なんとなく予感はあったが、 乗るべき電車は行ってしまった。 ずぶ濡れで、特急券を買う。お金が少ない。 迷ったが、パンと飲み物も買って、車内で食べる。 乗換え、いつもの電車ではな…

幸福と寂寥の詰め合わせ

雑誌、51梱包。 イチロー、と頭の中でコールする。 今までは、孤独なコールだったけど、 水無瀬で夏を終わらせてきたぼくには、 このコールを知らせる相手がいるのだ。 放課後、飲み会。 調子に乗って、しゃべりまくる。 それほど飲んではいないのだけれど、…

秋風の公園で歌う

家を出て、ケータイでふと、 gmail をチェックして、元上司から、 メールが来ているのに気づいた。ハッとして、 小走りもせず、駅まで歩きながら読んでしまった。 今日は休配日。送品表チェックはなし。 鞄に入った本には見向きもせず、車中一心に、 メール…

夏の終わりのハーモニカ

前の日に用意した荷物に加えて、その場で、 あれもこれもと、抱え込む。はっきり言って、 不安でいっぱいなのだ。不安になると、 なにかにすがりたくなる。本とか、 石とか。長谷川さんがくれた、 小石。ポケットに入れた。 こっそりと出ていくつもりが、妻…

かいしんの接客、つうこんの忘却

今日も休配。ゆっくり朝のしたく。 洗濯物を干していると、子どもたちも起きてきた。 しばらく会っていなかったので、嬉しい気持ち。 のんびりし過ぎて全部干しきらないまま、出発。 iPod で「夏の終わりのハーモニー」を聞く。 そのまま、「夏」を含んだタ…

長谷川書店で演じるということ

土曜の電車、いつもより少し早い。 送品表を見やれば、分冊のタイトルがちらり。 連なるTLをさかのぼり続けて、けど、 えいとガラケーを鞄に放り込んで、 本を取り出す。本体にも、 かわいいイラスト。 楽しみなゲームを手にしたこどもの気分で。 車中のと…

子どもたち!子どもたち!

車中のとも。 広瀬友紀『ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)』(岩波書店) 英語の例も出てきて楽しい。しかし子どもの発話内容を文字に起こす作業って、 けっこう苦労するんじゃないかな。この本を読んでいたから、…

夏の出勤、夏の夜更かし

休み明け。今月のコロコロは、 今日発売だ。ハラハラどきどき。 休みの翌日は、ちょっとユウウツになったりもする。 昨日の休みに、いったい自分は何をなしただろうかってね。 昨日は、髪を切った。うん、いいじゃないか、それで。 こんなにも、さっぱりした…

ぼくの休日から午前中が消えたら大変だ

「飲み会」明けのうすぼんやりとした頭。 妻が出勤前に、洗濯機を回してくれた。 助かる。ありがとう。子どもたちを、 保育園に送っていってから干す。 ゆうべメールをやり取りしていた営業さんから、 さらなるメールを頂戴して、その返信を作っているうちに…

小さい書店員の酔言

台風一過。 学生の頃は、「台風の翌日はカメラを持っていけ」 って自分に言い聞かせていたけれど、今や、 フィルムカメラは持っていない。 当時は携帯電話、持ってなかったけど、 今よりももっと、目に見える景色に貪欲だった。 車中のとも。 広瀬友紀『ちい…