かいしんの接客、つうこんの忘却

ほんとうのニッポンに出会う旅


今日も休配。ゆっくり朝のしたく。
洗濯物を干していると、子どもたちも起きてきた。
しばらく会っていなかったので、嬉しい気持ち。
のんびりし過ぎて全部干しきらないまま、出発。


iPod で「夏の終わりのハーモニー」を聞く。
そのまま、「夏」を含んだタイトルの曲が続く。
ひとり芝居のネタをノートの上で耕しながら、
芝居が好きなのか、自分が好きなのか、
花占いのように心がむしられてゆく。


途中の乗換え駅で連日のトーストセット、
ホットコーヒーで冷房の寒さをしのぎながら、
なおもひとり芝居のネタをノートに刻みつける。


先日もいらっしゃったお客さんの問い合わせ、
欲しかった本そのものはなかったものの、
別解にて、お買い上げいただいて一安心。
休配日くらい、より丁寧な接客を実現せねばなぁ。


退勤、さすがに日は暮れている。もっと涼しいかと思ったら、
歩く速度もにぶるくらいのものすごい湿気だ。


車中のとも。
藤本智士『魔法をかける編集(地域編集の教科書) (しごとのわ)』(インプレス

編集者はときに、勇者となりますが、そのポテンシャルを最大限活かせるのは、勇者を支える魔法使いをまっとうするときなのかもしれません。(p.45)


自分自身が勇者になるのではなく、周りの勇者を探して助ける、
っていうイメージは、すごくワクワクする。なんというか、
その方が実現しやすそうじゃないですか?ちなみに、
ぼくが好きなのはぶとうかがまほうつかいに転職、
かいしんのいちげきをかませるまほうつかい。


「すいとう帖」のエピソード、『Re:S』の話、
熱い、熱いよ、藤本さん!こんなにも興奮しつつも、以前、
図書情報館で藤本さんのトークを聞いてサインまでもらっておきながら、
部屋で静かに眠り続ける『ほんとうのニッポンに出会う旅』*1を思うと、
とりの思いもページを閉じるまで、ということわざが浮かぶ。


いやいや、そんなことをほざいていないで、
この興奮のいきおいで、部屋にある藤本さんの仕事を、
次から次に読みこんでゆけばいいじゃないか。


『Re:S』は、1、2、3、9があった。
魔法の修業にはげむのだ。