2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ピーター・パンから始まる

ところで、今日で1月も終わりだ。 あっという間だったようであり、 いろいろなことがあって長かった気もする。 2月は、もっとあっという間に終わりそうな予感。 少しずつでも、書きとどめておきたい。 車中のとも。 今江祥智『さよなら、ピーター・パン―子…

「児童文学」の昨今

車中のとも。 今江祥智『さよなら、ピーター・パン―子どもの国からの挨拶、また (福武文庫)』(福武書店) 一冊一冊の子どもの本についての評価検討の一方で、ある出版社の仕事をできるだけ全体的に見ようとすることも、もっとあってもよいのではなかろうか…

越境をそそのかすヒゲおやじ

車中のとも。 今江祥智『さよなら、ピーター・パン―子どもの国からの挨拶、また (福武文庫)』(福武書店) 「一九六〇年の夢のようなある週……」は、 今江祥智が福音館書店に入った頃の回想記。 書き下ろしで、この文庫の冒頭に配置されることを 意識して書か…

山火事を眺める夜

昼過ぎから、妻子をともなってならまち方面へ。 ふと、今日が1月28日なことに気づく。 若草山の山焼き当日じゃないか! シフトが変更になる前は出勤予定だったから、 もう行けないものとしてすっかり失念していた。 奈良市観光センターに寄って見える場所な…

古本道、再入門

自転車で、大和西大寺のほうへ行った帰り、 ブックオフに寄る。こないだ読んだ『読書の腕前』*1の熱を借りて、 何冊か、買って帰る。久しぶりだな、こういう買い方。 購入。ブックオフ奈良法華寺店。 佐藤泰志『海炭市叙景 (小学館文庫)』(小学館) 堀江敏…

師匠の新刊を読みだす

仕事に行くのに、携帯電話を家に置き忘れてきた。 駅のホームで気がついて、「ま、いいか」と思って、 本を読む。職場に着いたら、いつもと違うポケットに、 携帯電話が入っていた。読書の邪魔にならないで、 よかった、よかった。 車中のとも。 岡崎武志『…

師匠の読書人生

自分がおじいさんになったときに、 ふらりと本屋さんに遊びに行けるような、 そんな日本であってほしいから、 僕は、今日もがんばるのだ。 そのために、何をすればいいのか、 わからないけど、がんばるのだ。 読了。 岡崎武志『読書の腕前 (光文社新書)』(…

師匠と一緒

今日は、初めての早番であった。 朝は早かったが、帰りも早い。 極めて健康的で、効率のよいスケジュールだ。 できるだけ早番で入りたいなぁ。 車中のとも。 岡崎武志『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) いやぁ、前にも思ったけど、この本を読むと、 ム…

スキを見て読む

今日は、お弁当を食べ終えた後に、 文庫を読んでみた。社食では、 ちらほら本を読む人の姿が。 読んでいると、あっという間。 読了。 山本夏彦『「社交界」たいがい (文春文庫)』(文藝春秋) 私は明治三十年代になっても、まだ日本人の目で西洋を見ている男…

非番のヒト

昨日、職場にお弁当箱を忘れてきたので、休みだったが、 取りに行ってきた。「働いていきますか〜?」 と尋ねられたが、お断りしてしまった。 働いてもよかったかな。 本屋さんは楽しい。 車中のとも。 山本夏彦『「社交界」たいがい (文春文庫)』(文藝春秋…

雪のイメージ

こりずに、家にあった別のビニール傘を持参。 帰り、職場に置き忘れてきた。ま、降ってなかったけど。 関東では雪だったようで、ツイッターでは次々と、 「白い!」とか「雪だ!」という文字が。羨ましい、 と思いつつも、実際に降ったらば寒くて辛いのかも…

傘が、なくはない

久しぶりに雨。 帰り、ちょっと走って横断歩道を渡ったら、 傘がぶっこわれた。むー。ビニール傘を買うまじ、 といった主張を何かの本の帯かなにかで読んだけど、 その方がいいのかなぁ。 以前、友人にもらった本で、読みかけだったものを、 かばんに入れて…

県立に入門

ベビーカーを押して図書館へ行く。 利用者カードを作成してもらった。 一番近い図書館が県立って初めて。 借りた。奈良県立図書情報館。 原研哉『デザインのデザイン Special Edition』(岩波書店) 萩原修『住まい (あたらしい教科書 10)』(プチグラパブリ…

定期券を挿入せよ

購入した定期券が磁気のやつだったので、 チャージできるやつはないのか調べてみたら、 今はまだ、導入されていないっぽい。 高校生のころにタイムスリップした感じ。 読了。 原研哉『日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)』(岩波書店) 「ともだ…

本読むチャンスを大切に

今日は、行きも帰りも、本を読んだ。 うっかり携帯をいじるとあっという間に目的駅に到着。 意識して、本を開きたい。 車中のとも。 原研哉『日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)』(岩波書店) 瀬戸内国際芸術祭についての記述にワクワクした。 …

両手はふさがっていた

ケーキを買いに、ならまちの方へ。 家の近所には、ケーキ屋さんがないのだ。 ケーキ屋さん、近所に欲しいな。 帰りに、本屋さんに立ち寄る。 娘がぐずったので、ベビーカーから救出し、 片手だっこ、片手ベビーカー。このかっこでは、 背表紙を楽しむことす…

両手で1冊の本を

勤務初日。まずはレジを覚える程度の。 それでも売り場をうろつけば、問い合わせはある。 久しぶりの立ち通しの仕事も、心地よい疲労。 焦らず、現場にからだを慣らしていこう。 車中のとも。 原研哉『日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)』(岩…

電車通勤の快

今日は研修に出かけた。電車で職場に行く、というのは、 実に1年ぶり。いやぁ、電車通勤っていいものですね。 携帯を触りたい欲求をぐっと抑えて、本を読む。 車中のとも。 原研哉『日本のデザイン――美意識がつくる未来 (岩波新書)』(岩波書店) GDPは人口…

京都に本屋初詣で

恵文社一乗寺店*1に詣でてきた。 久しぶりに行ったが、相変らずの魅力、 いや、改めて恐れ入りました。 冬の大古本市もやっていたが、 ふつうに、店の方の棚で満足。 購入。恵文社一乗寺店。 益田ミリ、平澤一平『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社) …

2011 五本の指

明けましておめでとうございます。 本年も、「とり、本屋さんにゆく」を よろしくお願いいたします。 さて、昨年2011年を振り返ってみますと、 とにかく、書き漏らしが多かったですな。 例によって五本の指を選定するために昨年の記事を見直していたが、 あ…