2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

本屋戦隊ヨムンジャーグリーン

弁当持参を諦める朝もまた、 少しの余裕が生じる。たとえば、 家でトーストを焼くような。 土曜はレジが混むから今日も買うのをやめようかと思ったが、 帰りに『子どもと本』を読み終えてしまうかもしれず、 「子ども」の後の「中高生と本」について考えたく…

疲労と本とに囲まれて

一番目の候補の電車を諦めると、 少し余裕が生まれて、お弁当も持って、 明るい道を駅へと向かう。 車中のとも。行き。 『子どもと本 (岩波新書)』(岩波書店) ときには、自分が語っていながら、物語と聞き手の子どもが、語り手のわたしの知らないところで…

奈良市は書店天国です

昨日からのどの調子が悪い。 風邪かもしれぬ。娘を保育園に預けて洗濯物を干し、 鍼へ向かう。家を出るのが少しだけ遅くなって、 予約の時間に間に合わない。駅に着いたら、 定期券を置いてきたことに気づいた。ああ。 くさくさした気持ちをぶら下げて、 い…

本はよいものであると信じる鳥

またも少し寒くなっていたので、 ホットペットミルクティーを購入してしまう。 午後になって、パートさんが、「今日は寒い」と言っていたので、 今朝の暴挙も、許してあげることにした。 車中のとも。 松岡享子『子どもと本 (岩波新書)』(岩波新書) 今日か…

いつでも機嫌のよい男

探し物をしても、結局見つからなかった。 必要な情報は、その後ネットで判明した。 すっかり失念していたプロバイダー乗換えの手続き、 無駄に前の契約の料金支払いが発生している。 どんどん機嫌が悪くなってくる。 ハナロジさんに、花を取りに行く途中、 …

あとでさよなら

今朝は弁当は作れなかったが、 トーストを食べて出かけた。 R.S.Booksの閉店の報を知る。 最後に買ったのは、『さよならのあとで』*1か。 あの買い物が、あとでさよならになるとはなぁ。 八重洲の地下街から古本の香りが消えるのか。 車中のとも。行き。 三…

きりのなかのとりねぐせ

家を出たら、霧。 「からだが濡れるほどの霧」とか、 「寝癖が直せるほどの霧」とかいう言葉が浮かんだけど、 いざ突入するとさほどでもない。むかし、父と登った山のことなど思い出す。 車窓から見る光景は、霧の平城宮跡。 なんだ、やっぱり霧が深いではな…

時間と機嫌の伸び縮み

母の誕生日プレゼントをおくるために、 コンビニに寄らなければいけないのを忘れていて、 いつもと同じ時間に家を出た。当然、1本後の電車。 微妙に時間が余った、ふと、鞄の中の未投函のハガキに気づいて、 慌てて改札を出て地上を見回すもポストを発見で…

コンパッションの小さな火花

昨日、いくつかの自販機を見たがなかった。 140円の手頃なホットペットミルクティー、 今日も見つけられない。一掃されてしまったのか。 強制的、春。仕方なく、150円のホットペットカフェオレを買う。 今朝は、また寒いよ。 又吉さんの『火花』*1、昨日は、…

行方くらまし本を読む

それなりなスクランブル。 今日から、しばらく、なるべく、 早く帰宅することを目指して、 いつもより早く起き、 早く出かける。 けれども、朝の時間は瞬く間に吸収され、 始業時刻になったら、ほとんど、いつも通り。 帰宅時間も、ぜんぜん早くならなかった…

娘の眠りを覚ますな戦闘機

午前中からでかけて、夕方帰ってきた。 遅い昼寝から覚めない娘をそのままに、 夕飯が出来上がるまで、本を読む。 休みのとも。 後藤正治『清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)』(中公文庫) 「戯曲・童話の世界に足を踏み入れつつ、結局、 茨木はこの…

暇と退屈を旅する

車中のとも。 後藤正治『清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)』(中公文庫) 第三章「母の家」、読んだ。 「迷子になって行き倒れとならぬよう、学童たちは互いに紐で縛って通学するのが、ひと昔前、庄内平野の朝夕の光景としてあった」(p.74-75) こう…

死のこころを読む

休み明け。 あっと言う間に、元の木阿弥。 弁当の入っていない軽い鞄を抱えてゆく。 車中のとも。行き。 後藤正治『清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)』(中公文庫) 茨木のり子の、岩波ジュニア新書の『詩のこころを読む』*1出てきた。 これ、好きな…

ボリクで義男、休日に

とほんさんでの一日のことを、ブログに書く。 そうして、午前中が過ぎていく。どこか、 電車に乗って本屋さんに行こうかとも思ったけれど、 そうだ、今日こそは、図書館に本を返さねば。 ごはんの間で、昼食。ひとりでも入りやすいし、 美味しいし、にぎわっ…