2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

黙って、本を並べよう

いろいろと手が回らない。 それでも、一緒に働いている人と交わすことばや、 お客さんとのやりとりに、少しずつ喜びをもらいながら、 くるくると売り場を駆けまわる。休憩も、大切に。 気になる新刊。 駒沢敏器『人生は彼女の腹筋』(小学館) 『人生は彼女…

細切れ、頭痛、低気圧

昨日、職場から電話があり、 仕事のミスが発覚。いつまでたっても、 ミスがなくならない。つらい。 低気圧も手伝ってか、頭痛。 車中のとも。(行き) 石塚昭生『石塚さん、書店営業にきました。』(ポット出版) 書店員は毎日大変忙しいです。より正確に言…

旅つなげ!本つなげ!

読了。ゆうべ。 『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』(早川書房) 日付が変わってしまったけど、このくらいなら、 と一気に読み干してしまった。このくらいなら、 明日の仕事にも差支えないだろう、と。 差支え、どころか、 叱咤激励を受けてしまった。 …

生温い日常の価値とは

少しだけ早い時間に起きて、 少しだけ早くいつもの電車に乗り込んで、 少しだけ早く送品表のチェックを終えて、 今日はケータイを開かずに本を開く。 車中のとも。 佐々涼子『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』(早川書房) 第五章まで読み終えて、本を…

忘れた苦味、応答せよ。

桜桃忌だから、部屋のすみの段ボールひっかきまわして 新潮文庫の『ヴィヨンの妻』を取り出し、「桜桃」を読んでみた。 雑誌『世界』昭和23年5月号に発表されたそうな。 「子供よりも親が大事。」この桜桃は、苦い桜桃。 同じ段ボールから、『津軽』も一緒…

店頭在庫の女神

なんとか、1本早い電車(12分早い)に乗って、 7分ほど早く店にたどり着いた。はたきを、 はたきをかけなければ!と思いつつも、 休み明け、売れた本の確認と発注して、 いけない、こんな時間!はたきを、 はたきをかけるんだ! ぱた、ぱたっ! うぷ!ほ…

パニックと、ほん

休みの日、ふいにやりたいこと、やらなきゃなことが、 あたまのあちこちにちらかってしまってパニックになる。 洗濯物を干し、皿を洗って、さて、というときにふいに。 YouTubeで延々と「おなじ話」*1を見たりしても、 傷が深まるばかり。今日は、とりあえず…

読みすぎ注意!波乱万丈濃縮新書。

日曜だけど、出勤。 W杯だけど、出勤。 久しぶりに二度寝をかまし、 けれどなんとか、遅刻はせずに。 最近は、送品表をにらむ時間だった新大宮〜西大寺間の車窓から、 久しぶりに平城宮跡を眺める。青々とした草がきれいだけど、 あのショベルカーだかブル…

薄い、熱い、安い、おもろい。

窓からスカッと朝日の気配を感じたので、 なんとか、ひとりの朝を始められる。 とはいえ、いつも通りのギリギリなので、 ヒゲ剃って、燃えるゴミを捨てて、駅へ。 窓から感じた勢いのある朝日はけれども、 雲の向こうでギラギラしているばかり。 雨は降って…

子どもの立っているところ

妻が出張にでかけた。 「窓から見るー」という娘の声に応えて、 初めて窓からの見送りに挑戦するも、 降りしきる雨の音にかきけされて、 僕らの「おーい」は届かなかった。 休みのとも。 赤木かん子『今こそ読みたい児童文学100 (ちくまプリマー新書)』(筑…

靴ひも結んで、本持って開いて

穴が開きまくった靴はビニール袋に入れてしまった。 だから、ちょっと時間がない!という朝も、 かがんで、靴ひもを結んでから出かける。 かがんで靴ひもを結んでみて、あんがい、 時間がかからないことにきづく。 面倒くさいって、 その程度のことなんだよ…

踊り場で息を吹き返す

気になる新刊。 酒井順子『本が多すぎる (文春文庫)』(文藝春秋) 以前は、ほんの数行しか書かなくても、 更新したものだったが。最近は、どんな記事を書くか、 本のことや、生活のことなど、思い出せなくて、 書かないこともある。それ以前に、時間がなく…

「むかしぼくは書店員だった」

朝、電車の中で、すべからくさんのツイート。 恵文社一乗寺店で、堀部篤史さん×島田潤一郎さん(夏葉社)との対話? 昨日、京都で町本会があるらしいことは聞きかじったが、 「恵文社なら出かけるのに京都だと遠く感じるんだよな」 などとうそぶいて、詳細を…

若い図書館人の声を聴け

休み明け。 もっと早く出かけたかったが、 いつもの電車に乗るので、精いっぱい。 今日は、雑誌がたくさん入荷した。 午前中に、レジでミスを犯す。 打たれ強いレジマンになりたい。 気になる新刊。 内田樹『街場の共同体論』(潮出版社) 『ダ・ヴィンチ 20…

歩く速度で見える景色

ゆうべ、後輩とメールをやりとりしながら、 どんどんと鼻の穴が膨らんできて、 今朝はするりと目が覚めた。 久しぶりに走らずとも間に合う時間に家を出た。 いつも時間がなくてつっかけていく穴の開いた靴でなく、 きちんと紐を結ぶ靴を履いて、駅まで歩いた…

版元営業さんに後光

6月初出勤。 担当替えなどもあり、 鼻の穴をふくらませながら、 穴の開いた靴で駆けてゆく。 車中のとも。 木村俊介『善き書店員』(ミシマ社) 再読。こないだ部屋でぱらぱらしてたのを持ってきた。 佐藤純子さんの1回目を読みおえた。 東京で書店員やっ…