2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

放課後に、おやつ

うっすらと雨降る中、走って駅へ。 向こうから女の人が走って来た。 互いにちらりと一瞥して、それぞれの、 目的地へと駆けてゆく。 予想外の大量入荷で開店前からぐったりしてしまったが、 パートさんたちのなにやら明るいパワーで、 なんとか退勤時間まで…

迷子のセレンディピティ

5才の女の子、迷子。 お父さんを一緒に探す。 めちゃめちゃ泣いている。 手をつないでくる。 なんとか落ち着かせようとする。 館内放送したり、店内を一緒に探し歩いたり。 じっとしていられない。不安でたまらないのだろう。 そのうち、ひょっこり現れた父…

山脈(あちらに入荷の、こちらに返品の)

幼年誌が山もりで入荷してくるも、 明日が祝日だと思えば、多少は気持ちにゆとり。 そんなことより、段ボールが足りない。 返品の山を小さく積み重ねる。 車中のとも。 外山滋比古『乱読のセレンディピティ』(扶桑社) 気になる新刊。 木村俊介『仕事の小さ…

カッテ、カッテ、カッテ

鍼にいく。 帰りに、近鉄百貨店の本屋さんに寄ろうかと、 思ったけど止める。こないだそこで買った本を、 まだ読んでいないから。 購入。フジケイ堂小西通り店。 嵐山光三郎『古本買い 十八番勝負 (集英社新書)』(集英社) 和田誠『物語の旅』(フレーベル…

おじさんがいっぱい

ゼクシィの前月号が返品できないまま、 残っていた。それを引っ張り出して、場所をつくる。 土嚢のような今月号をせっせと格納していく。 新婚すぎるのはいいが、重すぎるのはいやだ。 車中のとも。 永江朗『おじさんの哲学』(原書房) 片岡義男、のとこ読…

人を呪わば雑誌が二冊

月曜の朝、雑誌売り場は、 悲しいくらいにぐちゃぐちゃにされている。 「読み終えた本を棚に戻せない奴は来るな」と、 繰り返し、繰り返し、呪いをかける。 同じ雑誌が2冊ほど、元の場所から遠いところに置いてあり、 『あぁ、混んでいて、元の場所に戻せな…

ビールかパンか、本なのか

今日も、今日とて作業に勤しむ、 作業すら終わらないこともある。 作業を時間内に終わらせることができそうになって、 ふと、次なる作業を探そうとしている自分の意識に気づく。 そうやって、考えること、工夫することから逃げてきたのか。 けれど、気が付く…

ある書店員の一夜

風邪が抜けきらない娘を置いて、 出かける。『今夜は書店員ナイトか』と、 せめて黒い靴を履いて出る。上着やズボン、 鞄が、すべて似たような色で、どうにも、 敵の目をまぬがれようとしているトカゲみたいな。 TLでガルシア・マルケスが亡くなったことを…

師匠、ときどき超刊号

今日も早起き。昨日よりもうまく家を出て、 いい感じに早い電車に乗ることができた。 四色ボールペンを店に置いてきてしまったので、 単色で、送品表に挑む。 NHK、キューティー&ビーズアップなどの女性誌、 そして、超刊号9誌。あたしがこんなにも早く…

早起きした自分を追いかけてくるいつもの自分

しのこした仕事を朝に済まそうと、早起き。 けれど、いつもの乗り継ぎが素晴らしすぎて、 1本くらい早い電車に乗っても、電車が全然来なくて、 結局、1時間くらい早く起きたのに、店に着いたのは、 いつもより15分くらいしか早くなってなかった。。。 車…

あちらこちらの都で読む

車中のとも。 岡崎武志『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) ページめくって書影見て、あっとなる。こないだ探していた*1、 片岡義男の『日常術〜片岡義男[本読み]術』*2の紹介、 ここにあった。(p.154-155) 「本を読むという目的のために旅に出るとい…

シモキタ・ジョージの変貌と買い過ぎた帰省者

新幹線で、東京へ。 今年に入って、わりと東京出てますな。 今回は、見納めのキャプテンEOが目的。 月曜の方が空いているだろうとの目算で、 あれ、日曜は、時間がありますよ。 品川乗換えで、山手線。 新宿へ出る妻に娘をお願いして、いざ、 束の間のひと…

ゲームで勝ち残った本は、魅力的か

購入したい本がいくつもあって、 それを選別するのに役立つゲームを考案してみたい、 なぞと思ったりしたが、無精者ゆえ、 ほんの入り口までしか思いつかない。 例えば、何冊か買いたい候補があるとして、 それぞれの本に対して、条件に当てはまれば、 加点…

休みの日に、休む

今日は、休み。 娘を保育園に預けた後、帰宅してふとんに寝転ぶ。 休日のとも。 『本 2014年 03月号 [雑誌]』(講談社) 宇田智子「ほんの序の口」、原武史「特別版鉄道ひとつばなし」を読む。 「よみがえる『つばめ』『はと』(上)」と題して、 かつて東京…

燃え尽きて、始まる

4月1日。 消費税が8%になり、雑誌が山盛り入荷。 なんかイベントもりだくさんで、 目をシロクロしているうちに、 勤務時間が燃え尽きた。 あたしの体力も、 燃え尽きた。 車中のとも。 岡崎武志『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) 気になる新刊。(…