2011-01-01から1年間の記事一覧

段ボールに本だけ詰め込んで

わりあいと早く、妻はベビーカーを押して出かけた。 今日は、帰らない。午前中は、読みさしの文庫を読んだ。 読了。 村上春樹『国境の南、太陽の西 (講談社文庫)』(講談社) 島本さんが再登場するまでで、3分の2くらいあった印象。 前半のが、「濃い」の…

棚を殺さぬように

以前にお世話になったヒトにご挨拶に出かける。 総武線は、一度座ってしまえば、なかなか快適な読書空間。 車中のとも。 村上春樹『国境の南、太陽の西 (講談社文庫)』(講談社) 約束の時間より少し早く東京駅に着いたので、 久しぶりに八重洲地下街の古本…

無計画の魅力

Sさんが遠方から逗子にまで会いに来てくださり、 喫茶店でいろいろとお話をする。娘はベビーカーで眠っている。 餞別に、と、本をいただきました。ありがとうございます。 その後、ひとり実家に帰るため、総武線に乗り込む。 さっそく、いただいた本を読み…

京都で本屋を楽しむ

妻子とともに、京都国立近代美術館へ、 「川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに」*1を。 娘は、初美術館。「あー、あー」言っておった。 ゼロ歳にて、夢二体験。末恐ろしい。 暗くなる京の街を少し歩いたりして、妻に連れられ、 京都マルイに行く。全…

期間限定の弱さ

赤子をあやしながら、読書。 赤子には申し訳ないと、思いつつ。 赤子に愛を惜しむべからず、と思いつつ。 弱い父を、許してくれるか、今だけは。 読了。 内田樹『期間限定の思想 「おじさん」的思考2 (角川文庫)』(角川書店(角川グループパブリッシング))…

JR横浜駅構内にも本屋さん

妻が、実家からこちらに戻ってくるので、 仕事の後、横浜駅まで迎えに行く。 ちょっと早く着いてしまうから、駅構内で待つ。 携帯で調べた限りでは構内に書店はなかったのだが、 ぶらぶらしてたら、本屋さん、発見。 購入。BOOK EXPRESS 横浜南口店。 内田樹…

さよなら北さん

北杜夫が亡くなった。 新潮文庫の、ちょっと黄色っぽい裏表紙が好きだった。 ご冥福をお祈りします。 今度実家帰ったら、何冊か、持ってこよう。

本屋へのとびら

寝坊して、慌てて出かける。自転車を、 図書館用のスペースに置かせてもらう。(ごめんね) 車中のとも。 保坂和志『「三十歳までなんか生きるな」と思っていた』(草思社) 世界と自分のことに答えなんかない。物事に答えがあると思うのは、未来を固定した…

私は本屋でない(今は)

いったん休止している活動の、仲間を訪ねる一日。 東京は、魅力的な都市ではあるが、逗子暮らしを経て、 私のスピードはいささか減じているようだ。 このまま、もっと遠くへ行ってしまおうか。 読了。 内田樹『「おじさん」的思考 (角川文庫)』(角川書店(角…

「おじさん」的からだ

先日の健康診断の結果で、要精密検査、というのがあって、 近所の病院に行った。特に、問題はなかった。一安心。 歩くと汗ばむほどの陽気。健康なのは、幸せだ。 読了。 近藤良平『からだと心の対話術 (14歳の世渡り術)』(河出書房新社) 「からだ」を先に…

ホント、怠けたい

人に会いに、新宿へ出た。晩鮭亭さんのブログで知った*1、 『Cafe.mag』11月号をなんのけなしに探したが、 案外、見つからず焦る。しかも、待ち合わせが代々木に変更。 間に合うのか?次の本屋さんで、無事、発見。よかった。 購入。ブックファーストルミ…

怠け者の執着

今日は、所用あって東京へ。 最初から、ちくま文庫のアレを買うつもりでいたのだが、 行きの電車で読む本を持って行かなければな、と思い、 なるべく軽いものを、と本棚をにらむ。 読了。 山本善行『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社) いやー、…

いつか去り行く嵐とて

妻が、娘を連れて実家に帰ってしまった。 昨日のことである。 ひとりぼっちの休日は、4ヶ月ぶりか。 朝からの雨の中、どこにもでかけず、 本を読むでもなく、なんとなくネットサーフィンしているうちに、 台風が来て、しきりに窓を打ち鳴らし、軽い停電を置…

凛と怠け者

ちくま文庫で、荻原魚雷の『本と怠け者』というのが 出ているはずなのだが、見つけられなかった。 そういえば、読書のすすめ系自己啓発書をパラパラしたとき、 本を買う人に貧乏人はいない、みたいな文章を見つけて、 ふと、荻原さんのことを思った。貧乏か…

新しい人、新しい古本屋

妻のお気に入りの店、鎌倉スワニーを訪問。 その本館と新館との間の、真新しいビルの2階に、 「books moblo 9.1 open」という文字を発見。 books moblo *1という、 新しい古本屋さんが開店したばかりらしい。 妻と娘@ベビーカーを階下に残して、ちょっとだ…

不在者を想う力

大学の先輩が亡くなった。電車に乗ってお通夜へ行った。 知った顔に会えないまま、斎場から駅へと歩いて帰る途中、 ひとりの先輩から電話がかかってきた。 「まだ斎場にいるから、戻っておいでよ」 何人かの先輩の赤くなった目を見ながら、 間違いなく、あの…

ウルトラマンをもう一度

東逗子にある古書店「海風舎」にようやく潜入。 いつ行っても、シャッターが閉まっていたからね。 欲しいな、と思う本は何冊もあったのだが、 買うに至らず。無念。 購入。アニール東逗子店。 講談社パートワーク編集部『ウルトラ怪獣DVDコレクション(1) (講…

コンドルズが跳んでいる

コンドルズの公演を見に行く。 良平さんの新刊が出ていることを知る。 帰りに、本屋さんに寄る。ああ、新宿。 なつかしの東京砂漠。 購入。紀伊國屋書店新宿南店。 『Pen (ペン) 2011年 9/1号 [雑誌]』(阪急コミュニケーションズ) 近藤良平(コンドルズ)…

夏よ、もう少し

ゆうべ、youtube見ながら夜更かししてたら、 今朝、けっこう遅くまで寝てしまった。 図書館に返さなきゃいけないから、 黙々と本を読む。 読了。 朝倉かすみ『ぜんぜんたいへんじゃないです。』(朝日新聞出版) 面白かった。そして、図書館へゆく。 道すが…

ほったらかしの本を拾う

川崎ラゾーナに出かけた。 横浜の先、けっこうあるな。 丸善をうろつく。元同僚の姿は見えず。 このサイズの書店は、ちょと持て余す。 本の本のコーナーが充実していて、 ほとんどいつもここで満腹。 購入。 恵文社一乗寺店『本屋の窓からのぞいた京都 ?恵文…

繰り返せ、日々を。

娘が大きくなってきて、ベビーバスがきつい。 初めて、バスチェアに変更し、シャワーを試す。 泣いた。怖かったか。すまん。 読んでます。 堀江敏幸『なずな』(集英社) 繰り返しだ。繰り返しが大切だ、と自分に言い聞かせる。繰り返しミルクを飲み、繰り返…

息抜きで開け、ドア

読んでます。 橋本治、内田樹『橋本治と内田樹 (ちくま文庫)』(筑摩書房) 勉強の合間に、息抜きとして読む。 息抜きの読書って、はかどるよね。 内田 共同体というのは、向こうからしかドアが開かない。ドアは自力では開けられない。ドアをどうやって開け…

夏休みの読書

娘を抱いて図書館に行くのにも、 けっこう慣れてきた。いつなんどき、 大声で泣き始めるか、という不安は、 消えないものだけれど。 借りた。逗子市立図書館。 朝倉かすみ『ぜんぜんたいへんじゃないです。』(朝日新聞出版) 購入。いけだ書店新逗子店。 『…

娘との距離

娘を抱っこしたまま、図書館で新聞コーナー。 日曜の書評欄をざっと流す。今回は、 特に収穫はなかった。 読んでます。 堀江敏幸『なずな』(集英社) これは、以前に書評で拾った一冊。 主人公である独身男性の、実の娘ではない赤ちゃんへの視線、 これが案…

本への感度

妻が娘を風呂に入れてくれていると、 夕飯後、寝る前の時間が少し余裕が出て、 ふっと本が読めたりする。ありがとう。 読了。 内田樹、成瀬雅春『身体で考える。』(マキノ出版) 身体のアラームの感度を高めるためには、くり返しになりますが、おもしろいこ…

1冊もムダに読まない(それはムリ)

昼飯後、猛烈な眠気に襲われて、 あえなく沈没。まあ、たまには、いいか。 気圧のせいかしら。 読了。 岩田健太郎『1秒もムダに生きない 時間の上手な使い方 (光文社新書 525)』(光文社) やたらと時間術系の本を買ってしまう僕ですが、 著者が「はじめに…

本屋さんの夢の世界

娘を抱いて、横浜へ。初電車、おとなしくしていた。えらい。 久しぶりの大きい本屋さんに、父はおとなしくできなかった。 あっちゃこっちゃで買いまくってしまった。 つきあってくれた妻に感謝。 購入。有隣堂ルミネ横浜店。 堀江敏幸『なずな』(集英社) …

ケーキにはまだ早い

初めての抱っこグッズ体験。 わが子がしっかり目の前に維持される感覚に、 とてつもない安心感。ああ。 生後2ヶ月祝いのケーキを、 本人のうとうとする隙にいただく。 「美味い!」「スポンジが密だ!」 という歓喜の声に目覚めた赤子は、 泣き出した。 す…

逆襲を待つ

郵便受けに、届いていた。 『Meets Regional (ミーツ リージョナル) 2011年 07月号 [雑誌]』(京阪神エルマガジン社) ええ、ええ、逗子近辺じゃ見つけられないから、 ネットで注文しちゃいましたよ、ええ、ええ。 さあ、どっからでも逆襲してくれ! 俺を本…

ノースリング、スリリング

先日、こちらで言及した一色海岸書店*1は、 期間限定で7月中旬までやっているらしいと聞き、 先日店を探しに行ったのだが、見つからなかった。 金、土、日しかやってないから、今日はお休みなのだが、 妻といっしょに再度、探しに行った。 発見した。 今度…