2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

五月と別れ

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 山本一力『銀しゃり』(小学館) こけしマッチ制作所『大阪みてな帖 雑貨と喫茶とエトセトラ』(毎日コミュニケーションズ) 車中のとも。 本田直之『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)』…

ヱビス2.0

購入。 本田直之『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書)』(幻冬舎新書) また時間術の本を買ってしまった。でも、パラパラした感じ、 たぶん前向きな気持ちになれる本だから、よし。 精神疲労時のやる気補給に、レバレッジR…

噺の身辺

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 辻原登、菊地信義『円朝芝居噺 夫婦幽霊』(講談社) 堀江敏幸『バン・マリーへの手紙』(岩波書店) 林望『薩摩スチューデント、西へ』(光文社) 本田直之『レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬…

たましいのリレー

ゆうべ、読了。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (22) (文春文庫)』(文春文庫) ああ、なんと。 最終回らしい終わり方じゃないか。 当時のことは知らないが、一度、 これで完結させようとしたのか? 車中のとも。 浜美雪『師匠噺』(河出書房新社) ほんのさ…

鬼との再会

車中のとも。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (22) (文春文庫)』(文春文庫) 飲んで帰る電車の中でも、ついつい。 いいねえ、鬼平。 残り少ないことなんて忘れて、 どんどん読もう。

本のささやき

青山ブックセンター六本木店。 先週は、ぜんぜん本が入ってこなかったが、 今週は入れ食い。やはり、イヤホンをはずさなきゃダメだな。 いい本は、小さな声でささやく。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 北欧スタイル編集部『デザイン好きのための北欧トラ…

邦ちゃんの声

読了。 向田邦子『無名仮名人名簿 (文春文庫)』(文春文庫) やはり3つくらい年下に生まれて、 からかったり叱られたりしたかったのう。 まだ小説は読んでいないのだが、 どうも、今回もエッセイのほうを好んでしまいそうである、 みつよの二の舞、か。 物…

人生あっさりは、はたして。

車中のとも。 向田邦子『無名仮名人名簿 (文春文庫)』(文春文庫) 「隠し場所」(p.131-135)が、よかった。 旅行に行くときに、へそくりを隠す話から始まって、 友人から大きなダイヤモンドを預かって眠れなくなり、 とうとううまい隠し場所を思いついた話…

ムコウダ周りのリンク

車中のとも。 向田邦子『無名仮名人名簿 (文春文庫)』(文春文庫) 同時代のひとのような気がしていたが、 昭和4年生まれですか。うーむ。 気になる新刊。 小林竜雄『向田邦子 恋のすべて (中公文庫)』(中公文庫) 城山三郎『本当に生きた日』(新潮社) …

ビギナー置いて月日流れ。

PASMOだと、定期切れてるの、気づくの遅れるわ。 気になる新刊。 平野甲賀『僕の描き文字』(みすず書房) 石井宏『西洋音楽から見たニッポン―俳句は四・四・四』(PHP研究所) 江國香織『がらくた』(新潮社) 草薙厚子『僕はパパを殺すことに決めた 奈良エ…

孤独としあわせのカクテル

読了。 角田光代、佐内正史『だれかのことを強く思ってみたかった 集英社文庫』(集英社文庫) 角田光代の書く文章に、どうしようもなく孤独の声が響いていることに、 いまさらながら気がついた。遠くない他人との間に深い裂け目。 飛び越えられないことはな…

あっちこっちよみよみ

読了。 色川武大『うらおもて人生録 (新潮文庫)』(新潮文庫) みずから二軍におりてフォームを立て直す、か。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) グレゴリ青山『ブンブン堂のグレちゃん―大阪古本屋バイト日記』(イースト・プレス) 沢野ひとし『ありふれた…

刺激のち激しい足踏み

気になる新刊。 岡嶋裕史『iPhone 衝撃のビジネスモデル (光文社新書)』(光文社新書) 岸本葉子『40代のひとり暮らし (Mr.Partner book)』(ミスター・パートナー) 『Real Design (リアル・デザイン) 2007年 07月号 [雑誌]』(えい出版社) 武居俊樹『赤塚…

近くて遠くの、らくご。

気になる新刊。 為末大『日本人の足を速くする (新潮新書)』(新潮新書) ジーコ、鈴木國弘『ジーコ備忘録 (FOOTBALL Nippon Books)』(講談社) 購入。 『BRUTUS (ブルータス) 2007年 6/1号 [雑誌]』(マガジンハウス) 特集は、「ミュージシャンと作る「落…

キャベツ急便で絶叫。

車中のとも。 色川武大『うらおもて人生録 (新潮文庫)』(新潮文庫) 向田邦子の名前が出てきた。 やたらとキャベツを放り込んだスープを飲んだ。 恵文社に注文していた100%ORANGEのTシャツなどの、 受け取りに成功。佐川急便は、がんばってくれてるが、 …

叶わぬ逢瀬

世田谷文学館へ足を運んだ。父の車を拝借していった。 思いがけず駐車場があったので、コインパーキングを探さずにすんだ。 係りの人に誘導されて、地下へ降りるエレベーターに頭からつっこむ。 「エンジンを切って、地下のボタンを押してください」 薄暗い…

古い友達と、本と。

読了。 荻原魚雷『古本暮らし』(晶文社) 実に、実に幸福な時間でした。 ありがとう、魚雷さん。 エッセイの、最後の一行、もしくは数行に、 思い入れがあるんじゃないかな、と思った。 なんども、笑ったし、ため息をついた。 そしてその一行が、どこにも行…

夢見るようなシンクロニシティ

iPodを聴きながらラーメンをすする。 曲が終わり、つかの間の沈黙。イヤホンで作られた密閉感。 遠くから、聞き覚えのあるイントロが聞こえてきた。 ああ、サニーデイだな。しかし、遠いな。 違う、これは、ぼくのiPodから流れているのではない。 奥田民生の…

2日目になっても、まだ緊急?

気になる新刊。 伊藤まさこ 『東京てくてくすたこら散歩』(文藝春秋) 車中のとも。 谷川俊太郎『詩を書く―なぜ私は詩をつくるか (詩の森文庫)』(詩の森文庫:思潮社) p.167に携帯電話の爆発的な増加に対して、 「生の声によるコミュニケーションをもっと…

緊急事態宣言。

緊急事態宣言。 いま、自分は、緊急事態であるので、 すべての道草をくまなくふみつぶすべく、 ゆっくりとページをめくることを自らに課す。 気になる新刊。 レイモンド・カーヴァー、村上春樹『ファイアズ(炎) (村上春樹翻訳ライブラリー)』(中央公論新社…

少しだけゆっくりの意識

気になる新刊。 イデア・ビレッジ『小田急沿線ガイド 上等な一日を楽しむための本』(メイツ出版) ちょっと具合悪い感じ。 電車の中で、音楽を聴くのもしんどくて、 もちろん本とか読めなくて、窓の外の緑が鮮やか。 すごいスピードで生きてるんだな、普段…

本の贈り物

いただきました。 長田弘『感受性の領分』(岩波書店) トムレオポルド、Tom Leopold、岸本佐知子『誰かが歌っている (新しいアメリカの小説)』(白水社) 本を贈るということについて、 じっくりと考え、また、実践したいと思っている。 そしてまた、贈られ…

気になるものをかたっぱしから

車中のとも。 原尻淳一『PLANNING HACKS!』(東洋経済新報社) 気になるものをかたっぱしからケータイで撮っていき、歩き疲れたら、 カフェでコーヒーでも飲みながら自分の関心を分析する、(p.47) ・・・なんて贅沢な時間!やれるもんならやってみたいわ〜…

Tシャツに風を

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) Kei Tee『セレブの血』(ワニマガジン社) 川副国基『声で読む小林秀雄』(学灯社) オー・ヘンリー、千葉茂樹、和田誠『人生は回転木馬 (オー・ヘンリー ショートストーリーセレクション (2))』(理論社) 内山融『小泉政…

じゃら銭の夜

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 山元大輔『男は匂いで選びなさい (ベスト新書)』(ベストセラーズ) 『幸せな動物たち (廿世紀モダン・マッチラベルズ)』(戎光祥出版) 小杉州一『カエルの惑星―カエルのこころシリーズ (新風舎文庫―POST CARD BOOK)』(…

五月の雨

車中のとも。 原尻淳一『PLANNING HACKS!』(東洋経済新報社) p.19の料理にたとえたマイ・プランニング・システムの図が、 なかなかに刺激的。素材とスパイスをレシピ通りに、って、 なるほど、おいしい企画が作れそうですな。 問題は、あたしがちっとも料…