2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

苦くて美味い短編小説たちを

休み明け二日目。 今朝は送品表があるけれど、 月末のオアシス、少なめで助かる。 すぐに文庫を取り出して、物語の中へ。 車中のとも。 北村薫『空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)』(東京創元社) 昨日、いいところでやめたので、 すっとお話に…

あなた幸福?

今朝も、娘が早く起き出した。 けれども今日は、俺が起きられない。 気づくともう、家を出なければならぬ時間! せっかくの娘との朝食のチャンスをふいにして、 駅まで猛ダッシュすれば、環状線が止まっているの報。 もう台風は過ぎ去ったと思っていたけれど…

熱帯低気圧と寄道処世術

台風なのに、いつもと同じ時間に家を出る。 途中電車が遅れていたら、もうおしまいだ。 傘を差さずにすむくらいの、ささやかな雨。 時間通りに店にたどり着いた。危なかった。 車中のとも。 荻原魚雷『書生の処世』(本の雑誌社) 「がんばる」という一語で…

凶行災結

なぜか娘が早く起きてきて、 おかげで久しぶりに朝食をとって出かけられた。 車中のとも。行き。 荻原魚雷『書生の処世』(本の雑誌社) 『女子学生、渡辺京二に会いに行く』が紹介されている。 亜紀書房のは、たしか多聞さんの装丁だ。 今は、文春文庫で読…

あの日の書生から

7月14日は、フランス革命の日。 この日が誕生日の友人がいたので、 なんとなくセットで覚えている。 もう何年も連絡とってないが、 げんきにやっているだろうか。 車中のとも。行き。 荻原魚雷『書生の処世』(本の雑誌社) 「たどりつくまでの時間」読んだ…

火曜日がいつまでも

今日は何度も火曜日だと勘違いした。 「いやいや今日は水曜だぜ」と思っても、 しばらくするとまた火曜日の気分になる。 なにか、おとぎの世界に迷い込んだのか。 購入。 荻原魚雷『書生の処世』(本の雑誌社) 『BRUTUS(ブルータス) 2015年 7/15 号 [雑誌]…

風呂場も声の響きがよい

時間ギリギリ、妻から渡された、 おにぎりを持って走る。間に合った。 「#選書のプロセスを店頭で可視化する」について、 ぽろぽろ考えながら電車に揺られる。 選書ドリルというのを思いつく。漢字ドリル的な。 考えるプロセスのフォーマットを体得するため…

紋切型スポイルにあらがえば

ゆうべ、もう次の本に替えようかな、 と思ってパラパラしたが、『紋切型社会』の表紙が見えて、 思い直して再びかばんに入れたこいつを、読む。 車中のとも。行き。 本の雑誌編集部『本の雑誌385号』(本の雑誌社) 宮田珠己「ひるね優先読書録」にて、武田…