2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ピストルの鳴る前に。

「ココロ」の扱い方に、ちょっと問題があるんじゃないか。 というのが、最近の、ぼくのささやかで大きな関心ごと。 借りてきた。 中村邦生『いま、きみを励ますことば―感情のレッスン (岩波ジュニア新書)』(岩波書店) 尾崎真理子『現代日本の小説 (ちくま…

先生!ウチダせんせい!

読了。 内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社) 「第4章 「大人」になること―漱石の場合」が面白かった。 『先生はえらい (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房)と共通の、 「先生とは」「学ぶとは」についての考察。 『こころ』、『三四郎』を読み直したく…

日曜日に歯医者。

『d long life design vol.18』(D&DEPARTMENT PROJECT)が届いた。 最近、歯医者に通っている。虫歯の治療。 あんまし痛くない。初期むし歯だからなのかしら。 キュイーンという音には必ず顔をしかめてしまうが、 歯医者に通っていることはそんなに辛くない…

私のことばは、あるか。

車中のとも。 内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社) 「転向について」を読んで、むむむと思った。 政治というものに一度も向かい合ったことがない。 雰囲気を感じているだけ。「私の政治」なんて、 考えたこともなかった。いつか痛い目、みるだろか。 学…

1990年代を通ってきた。

車中のとも。 内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社) 文章の末尾に日付あり。ブログの文章を本にしたのかな。 「1999」や「2001」という並びには、なんとなく、 思いをはせてしまうチカラがある。 購入。ブックオフ荻窪駅北口店。 尾崎豊『回帰線』(ソニ…

秘宝の隠し場所

気になる新刊。 『MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)』(日本ミシュランタイヤ) 細川貂々『その後のツレがうつになりまして。』(幻冬舎) 甲斐みのり『乙女みやげ』(小学館) J., マレック、那須田淳『ツタンカーメンの秘宝 ~復元☆カーター発掘隊~ (講談社…

疲れて眠れるしあわせよ。

購入。 内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)』(角川書店) これは、タイトルに狂喜乱舞して本文に拍子抜けした過去あり。 今ならば、タイトルの芯を文章からも汲み取れるかもしれぬ。 「眠れない」ではなく「眠れぬ」となってるとこが、好き。 …

センセイ!

読了。 内田樹『先生はえらい (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房) 内田センセイのペースが、ここちよい。 早すぎず、遅すぎず、ふむふむ、む?ふむふむ、む? といった塩梅で読み進めた。読了したときの爽快感は、 よくわからないんだけど、心地よかったの…

初めてのキモチ。

図書館で借りた本。 内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社) 内田樹『期間限定の思想―「おじさん」的思考〈2〉』(晶文社) 内田樹『先生はえらい (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房) わー。借りまくってしまった! 車中のとも。 小山龍介『【超】WORK HAC…

とり、小山龍介に会いにいく

車中のとも。 小山龍介『【超】WORK HACKS!(スーパー・ワークハック!)』(アスコム) 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 早川いくを、寺西晃『へんないきもの三千里』(バジリコ) SARU*KAME『カメグッズコレクション』(毎日コミュニケーションズ) クリ…

おれの環境問題。

読了。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (23) (文春文庫)』(文藝春秋) おまさ大活躍。面白かった。残す鬼平、あと一冊だよ。 気になる新刊。 浅田晴之、上西基弘、池田晃一、ソリマチアキラ『オフィスと人のよい関係』(日経BP社) ことさらオフィスでなく…

鬼平の先には、ジョジョ?

車中のとも。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (23) (文春文庫)』(文藝春秋) これを読み終えてしまうと、もう残り一冊なんだな。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 大田垣晴子『わたしってどんなヒトですか? (ダ・ヴィンチブックス)』(メディアファクトリ…

鬼平と、再会する。

車中のとも。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (23) (文春文庫)』(文藝春秋) いやあ、ひさびさに鬼平。堪能してます。 購入。 岡崎武志『古本病のかかり方 (ちくま文庫)』(筑摩書房) 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) ジャック・ケルアック、青山南『オ…

ウェイトレスを待つということ

読了。 村上春樹『風の歌を聴け (講談社文庫)』(講談社) 田中聡『不安定だから強い?武術家・甲野善紀の世界』(晶文社) デニーズで、注文をとりに来るのを待ちながら、 『不安定だから強い』を読んでいたら、 ちっとも注文をとりに来なかった。 20分は…

コカコーラ・ナイト

読了。 村上春樹『回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)』(講談社) 風呂読。 村上春樹『風の歌を聴け (講談社文庫)』(講談社) コーラが飲みたくなるね。 さっそく、近所の自販機に買いに行く。 ・・・1500ml缶しかないじゃないか! 昔は、よく八丁堀の…

忘れて嬉しい再読の秋。

読了。 内田樹『私の身体は頭がいい (文春文庫)』(文藝春秋) 車中のとも。 村上春樹『回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)』(講談社) 半ズボンのはなしはもちろん覚えていたのだが、 そのあとのはなしはけっこう忘れていたので、 新鮮な気持ちで再読…

居着いてばっかし。

購入。遠藤書店。 多田富雄『免疫の意味論』(青土社) これは、『こころの声を聴く―河合隼雄対話集 (新潮文庫)』で、 河合隼雄と対談していた多田富雄の本で、 この対談の話題としてとりあげられていた。 大仏次郎賞も受賞しているという一冊。 310円。ちょ…