2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

劇薬の記憶に口をまげ

七五さんの、最終営業日か。 かの地、かの店で一冊でも多くの、 幸福な出会いがありますように。 読了。 ニック・ドルナソ、藤井光『アクティング・クラス』(早川書房) 悪意というほどの「意思」が介在しないのに、 「不幸」が育っていってしまう後味の悪…

誰がために父はいる

今日はまた、大阪へ。 トイさんはお昼からだから、 その前に紀伊國屋書店。 購入。 松本俊彦『誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論』(みすず書房) この本を知ったのは、みすず読書アンケート号2022だったか。 何人もの人が挙げていたので、嫌でも…

手紙の差し出し方、いろいろ。

朝から長文のLINEが来る。 すぐに撃ち返すも、さらに長文が来る。 この応酬が始まってから、ずいぶんと、 ツイッターを開くことが減った。 ハガキ、ログの残さない快感の話。 子どもたちは寝ている。朝食をとり、 洗濯物を干す。同時に猛ラリーも続いて…

作文教室から始める津村記久子

津村記久子の本を初めて買った。 これだ。 津村記久子『苦手から始める作文教室』(ちくまQブックス) 昨日、とほんさんで買った。 昨日はとほんさんでいろいろ買った。 その中の、一冊だ。 まだ会計をお願いする前の、 他に買う本を選んでウロウロしていた…

2023とほん初め「胎動」

図書館に行く、と言って家を出た。 妻の自転車を借りて駅へ向かう途中で、 そうだ、とほんさんに行こう、と思った。 このまま自転車で行けたら素敵だとも思った。 駅近くの駐輪場に自転車をとめて、電車で行った。 「今年もよろしくお願いします」と、ご挨拶…

詩魂のゆくえ

今日は、日曜日。 子どもたちはまだ、冬休み。 家全体に、病み上がりの気配。 妻は、仕事に出かけた。 『現代詩手帖2022年10月号(雑誌)』(思潮社) 読みかけの、松下育男、峯澤典子対談の続きを。 『微熱期』を読んでみたい気持ちになる。 峯澤典子に、個…

2022 10冊の本

2022年も、しんどかったです。とは言え、5月も半ば以降は「半死半生」で自宅警備、ほとんど引きこもっていただけなんだから、まぁ、さなぎだよー、守られてたのよー。 ためにためこんだ「メンタル負債」が、5月に限界に達して、仕事に行けなくなり、結局、…

怠け者の矜持

昨年末から妻、次女、あたしと、 なんとなく具合が悪かったのだが、 元旦早々に休日診療所にて「陽性」診断をいただき、 ひとり元気だった長女も二日遅れて、「陽性」の。 喪中の「しきたり」をよく知らない身に、 強制的に「お正月封じ」をしてくれたウィル…