2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

土曜日のヒットマン

ストッカーのネジがゆるんでいたので、 ドライバーを探し出して、締めた。 何箇所か、締めた。キュッとした。 やたらと自信が湧いてきた。 車中のとも。 糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)』(講談社) 野田さんと稽古場で話していて驚いたのは…

破天荒に襟を正す

携帯電話の電池が、いよいよだめだ。 昨日など、メール1本打つ前に息絶えた。 どうなっておるのだ。 2年を越えたので、例年だと機種変更に踏み切るのだが、 娘が生まれた前後のメールを失うのが惜しくて、 なかなか思い切れない。んんー、あれですかね、 …

本屋さんの力を信じたい

車中のとも。行き。 三島邦弘『計画と無計画のあいだ---「自由が丘のほがらかな出版社」の話』(河出書房新社) なんかこう、仕事に対するアグレッシブさを取り戻したい、 と思って、これを持って出かけた。取り戻したい? いつかアグレッシブさを持っていた…

惜しむ惜しまず文庫代

今日はお休みでした。 本屋さんに行ってきました。 よく、「本代は惜しまない」みたいな文章を読むのですが、 なかなかそうはいかないですよね。 で、僕は気になる新刊をチェックして、 うちに帰ってラーメンを食べて、 図書館に向かったのでした。 (ちょっ…

近接か、原発か

そろそろ、定期券の期限が切れる。 半年分を買うのは、けっこうなお金がかかる。 交通費を支給してくれる、というのは、 とてもありがたいことなのです。 だから立て替えるのが大変でも、 文句は言うまい。 震災の後、電車が止まったら帰れなくなる、 という…

本屋さんで元気に働く

自分が出勤でも、妻が仕事休みだと、 なんとなく、「心強い」という気持ちになる。 なんでしょうね、これは。 車中のとも。 本の学校『本の学校・出版産業シンポジウム2007記録集―書店の未来をデザインする』(唯学書房) 往来堂書店の胎動ともなった大山緑…

思い出せない青春もあり

ゆうべはシャワーを浴びずに昏倒したので、 けさ、シャワーを浴びた。朝のシャワーは久しぶりだ。 なんとなく、昔のことが思い出されるような気分になるも、 特に具体的な記憶が蘇るわけでもなし。 読了。 齋藤孝『「意識の量」を増やせ! (光文社新書 522)…

踊る阿呆に憧れて

めちゃめちゃ忙しかった。 なんだこりゃ。 読了。 町田康『へらへらぼっちゃん (講談社文庫)』(講談社) 色川武大の『怪しい来客簿』についての文章が、 とても良かった。 異様に興奮したわたしは、読後、寝たきり状態から脱し、小声で「きゃあ」「ぎゃあ」…

町田節に目を染めて

読了。ゆうべ。 荒川洋治『夜のある町で』(みすず書房) 結局、読み干してしまった。 その中に、町田康の『へらへらぼっちゃん』について 書かれてあったので、読んでみることにした。 車中のとも。 町田康『へらへらぼっちゃん (講談社文庫)』(講談社) …

あちこちに、夜が

雨もあがったので、図書館にゆく。 新聞の書評欄を見て、面白そう、 と思った本が一冊あったのだが、 全く思い出せない。 読了。 北原尚彦『発掘!子どもの古本 (ちくま文庫)』(筑摩書房) 借りた。奈良県立図書情報館。 『ユリイカ2012年3月号 特集=辞書の…

なんかこう、台風と読書

台風。少し早めにあがらせてもらえた。 帰り、電車が止まってしまったら、手持ちの本を、 読み終えてしまうかも、という恐怖とうらはらに、 休み時間の食堂で一冊読み終えてしまう愚かさよ。 読了。 長嶋有『ジャージの二人 (集英社文庫)』(集英社) 「ねえ…

見た目が10割ではないけれど

以前に実家に寄ったときに段ボールに積めておいた本を、 父親に車で持ってきてもらった、この週末に、千葉から奈良まで。 と、いうわけで、今日は父と息子の物語を読もう。 車中のとも。 長嶋有『ジャージの二人 (集英社文庫)』(集英社) ちなみに僕が持っ…

酒と記憶と子どもの古本

今日は、たぶん二日酔いで頭が痛かった。 あれだね、もうそろそろ、自分の程よい酒量の範囲で、 気持ちよく酔っ払うことを覚えたいね。 そんなにも、量は飲めないんだよ。 読了。 西村佳哲『かかわり方のまなび方』(筑摩書房) 僕らは大半のことを忘れてし…

起こり得ることと起こったこと

防災訓練があった。 正直、今でもなお、火災がおこったら適切に行動できるか、 自信が無い。なんと言うか、今までで一番、 危機感を感じながらの訓練だった。 というか、今まで、どうしていい加減な気持ちでおれたのか。 火災に限らず、地震やなにやら、不測…

光と影の贈りもの

娘を保育園に連れて行った後、鍼に行って、 その後、妻と行基像前で待ち合わせ。 奈良県立美術館にて「光と影のファンタジー 藤城清治 影絵展 」。 もしやと思ったが、入場制限をしていた。混雑!平日なのに! それでも作品のパワーが圧倒的で、ジジババの人…

まなび方の本で気になった方

読了。 小笹芳央『変化を生み出すモチベーション・マネジメント (PHPビジネス新書)』(PHP研究所) 車中のとも。帰り。 西村佳哲『かかわり方のまなび方』(筑摩書房) 橋本久仁彦という人が気になった。 プレイバックシアターと出会った時のエピソードは、 …

めぐる季節の異なる表情

妻と一緒に、娘を保育園へ連れて行く。 ちょっと久しぶりに行ったら、見覚えのある子がいた。 なんだか、すごく成長してしまったようにも見えた。 私たちは日夜、猛スピードで年老いているのです。 車中のとも。行き。 小笹芳央『変化を生み出すモチベーショ…

亀とやるきのかかわり方

遅番だったので、出勤前に図書館へ。 川沿いのみちばたで、小さな亀を見つけた。 踏まれないように茂みのほうへ置いてやった。 今思えば、カシオペイアだったのかもね。 借りた。 小笹芳央『変化を生み出すモチベーション・マネジメント (PHPビジネス新書)』…

NO-nomazon フツウの本を愛して

朝、定期券を忘れたのできっぷで通勤。 途中でかばんの中に定期券を発見。ちょっと迷ったが、 そのままきっぷで出た。自分へのいましめ。 ちょっと高い授業料であったな、しかし。 退勤後、スタンダードブックストア心斎橋店にて、 「nomazon」*1のトークシ…

死者からのボール

3時過ぎの新幹線で関西へ戻る。 陽射しがまぶしく、シェードを下ろして本を読む。 読了。 佐藤泰志『海炭市叙景 (小学館文庫)』(小学館) いつかは僕にも、エアリのマスターがピアノをやめたように、両親がとにかくも新しい生活に踏み切ったように、何かを…

泉に耳をすます

昨日は、妻と一緒にはるばる明石まで、 近藤良平氏のワークショップを受けに行った。 ムスメも同行したのでちょっと酷だったが、 とても楽しい時間を過ごせた。ありがとう、ムスメ。 車中のとも。 近藤良平『近藤良平という生き方』(エンターブレイン) 素…

本に呼ばれて

今朝、とうとう『海炭市叙景』を鞄に入れることができた。 ある本を読みたくなる欲望は、なかなかコントロールできるものではない。 その本が欲しいという気持ちと、読みたい気持ちというのは、 隣り合っていながら別人らしい。 昨日、堀江敏幸を読み終えて…

思い出めぐらし

鷲田先生の本。久しぶりに、 震災についての文章を読んで、 気持ちが引き締まる。 車中のとも。 鷲田清一『語りきれないこと 危機と傷みの哲学 (角川oneテーマ21)』(角川学芸出版) 絶対になければいけないものと、あったらいいけどなくてもいいものと、端…