2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

辺境で立ち見

娘を保育園に預けたあと、iPodで懐かしい歌を耳に入れながら、 皿を洗う。楽しい。8月に出したクリーニングを取りに行く。 昼過ぎに出かける。今日は、辺境ラジオのトークセッションなのだ。 早めに着いたスタンダードブックストアで食べたり飲んだり読んだ…

見た目の魅力、恥の無力

ハロウィンなんだな、ということに気づくまで、 大阪の街をうろうろしている異形の人々を見て、 ホラー映画に迷い込んだような気分が消えなかった。 気づいてからは、いったいいくつくらいになったら、 ああいう格好を恥ずかしいと思うんだろうな、と思った…

幼さを除して羽ばたけ

雑誌のふろく付けをしながら、 「40代女子」ということばにひっかかる。 「40代女子」と名乗る女性と「40代女性」と名乗る女性とがいたら、 僕は「40代女性」の方に惹かれる気がするけどなぁ。 80代女子、とかはありかもしれないけれど、 一度は大…

日本では、四季がめぐる

車窓からの平城宮跡、すすきやら黄色い花やらで、 ぐっと秋めいてきている。去年見た冬景色は、 やたらと厳しい印象だったけれど、 あの眩しい夏の緑を知った今では、 冬枯れの原っぱも優しく思える気がしている。 車中のとも。 『白川静読本』(平凡社) 冒…

少しずつ、捨てる

机の上を片付けるミッション。 ちょっとは、進んだ。紙物を、多少処分する。 それにしても物を捨てられない。少しずつ、ですな。 読了。 平田オリザ『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)』(講談社) 演劇は、人類が…

余計なこともさせていただく

タイトルに含まれた一文字と著者の下の名前のみからたどり着いた、 先輩の見事なお問い合わせ対応能力に脱帽。 同じお客さんからのさらなる問い合わせに棚ボタ式のフォローをいれ、 図らずも、驚異的な商品知識書店員コンビ風の態。 その後、この件に関する…

太陽の手助け

妻と一緒に、娘を保育園に連れて行く。 月曜日はふとんを持っていかねばならないから、 晴れると助かる。娘は最近、離れ際に泣く。 甘えゴコロも一進一退。 購入。 平田オリザ『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)』…

月報集、欲しいヒトー!

妻子と買い物に出かけた。 娘をアンパンマンのカートみたいのに乗せて、 本屋に突入、しかしこのカートのタイヤ部分、 動きが悪くて操作しにくい。あぁ、人生。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 講談社文芸文庫『個人全集月報集 安岡章太郎全集 吉行淳之介…

エネルギッシュな一方通行

退勤後、心斎橋へ、夜に見る御堂筋の一方通行は、 迫力がありますなぁ。道行くひとびとにも迫力。 エネルギッシュな秋の夜。 スタンダードブックストア@心斎橋にて、 月末の内田樹のトークの予約をする。 立ち見の可能性もある番号。 店員さんの親切な解説…

いつかの歌声

一度気に入ると、ずっとそのアルバムばっか聴く、 という傾向があるのだけれど、久しぶりにシャッフルで聞いた曲に、 ぐっときた。このひとの声、好きだったなぁ。 まだがんばっているのかしら、どこかで。 読了。 嶋浩一郎『嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (…

そこかしこの観察

朝の通勤電車で本を読んでいて、ふと、 ポケットから携帯電話を取り出したら、落とした。 座席の下のほうにすべっていってしまって、 簡単には取れそうもない。困った。 困ったまま、立ち尽くしていて、 なんとなく車内を見回していたら、 ひとりの男性と目…

秋雨に眠らされ

お休みだった。雨だった。 本を読んでいても、ひきずりこまれるような眠気。 春眠暁を覚えず、とは言うけれど、秋雨の誘いも、 なかなか手ごわいものでござんす。 読了。 岡崎武志『古本生活読本 (ちくま文庫)』(筑摩書房)

家事のタイミング

ふと鞄に入れてしまった図書館本。 オカタケ師匠の本も一緒に持っていたが、 今日は一日、こいつのトリコでございました。 ワーキングマザーのくだりに、唸る。 車中のとも。 松波晴人『ビジネスマンのための「行動観察」入門 (講談社現代新書)』(講談社) …

無為と慣れ

接客の研修を受ける。 なかなかに、奥が深いなぁ。 というか、「慣れ」にやられているのか。 もう一度、しゃんとして、笑顔。 車中のとも。 岡崎武志『古本生活読本 (ちくま文庫)』(筑摩書房) 古本屋へ行くという行為は、半ば、見返りのない無為な、それだ…

十年ぶりの我慢

再読、のはずだが、ほとんど覚えていなかった。 もしかしたら、まだ二度目くらいなのかもしれない。 ひょっとしたら十年ぶりに読んだのかもしれない。 すごい!十年ぶりに読む、というのは、なかなかないなぁ。 読了。 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る (…

その街は生きているか

最初の短編を読み終えて、本を閉じた。 石切から見おろす大阪の街が廃墟のように感じられた。 もともと、非現実的な景観なのにくわえて、 少しの靄と、小説の響きが作用して。 車中のとも。 村上春樹『神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)』(新潮社) 気に…

体育の日でないなら、詩を

最近、ものをよくなくす。 最近、とはここ2週間ばかりの間。 もともとなくすのは得意なほうだったが、 ちょっとひどい。もっと丁寧に生きねば。 ここ数日見つからなかったメモ束が、 発見された。嬉しい。 読了。 岡崎武志『古本極楽ガイド (ちくま文庫)』…

飛び石の距離が遠いとキツイ

連休明けの出勤。普段は飛び休でのシフトなので、 たまに連休があると返ってとまどう感じですなぁ。 そうとう気合いを入れて臨まないと連休負けしてしまう。 そんなこんなで今日は飛び石出勤、明日はまた休み。むぅ。 車中のとも。 岡崎武志『古本極楽ガイド…

社の歴史、文庫の年輪

天神さんの古本まつりに出かけた。 初めて訪れた大阪天満宮。雰囲気があって、 ちょっと入るのに緊張した。古本まつり自体は、 糺の森のと比べるとこぶりな感じだけれど、 今の僕にはちょうどいい感じ。 購入。 NHK「こころの遺伝子」制作班『三國連太郎の「…

傘の奇妙な冒険

借りてた傘を返そうと思ったが、 家を出たら降っていたので引き返して、 返す傘は家に置いてでかけた。 電車降りたら、やんでいた。 気になる新刊。 荒木飛呂彦、SPUR編集部『JOJOmenon (集英社ムック)』(集英社) 『Richer (リシェ) 2012年 11月号 [雑誌]…

絞るな、ねばれ

借りてた傘を返そうと思ったが、 家を出たら降っていたので引き返して、 返す傘は家に置いてでかけた。 電車降りたら、やんでいた。 車中のとも。 佐野衛『書店の棚 本の気配』(亜紀書房) 昔、わたしが教えられたのは、やむなく商品を絞っても、客層は絞る…

本の匂いに覚醒せよ

本を探しに難波へ出た。 ジュンク堂に行こうかと思って出かけたのだが、 ふと、スタンダードブックストアに行ってもいいな、 と思ってそちらに舵をきる。店に入ったときの匂いに、 あ、そういえば本屋さんの魅力のひとつに、これがあったな、 と思い出した。…

ひんやり秋めいて

長袖のYシャツで出かける。いちおう、10月だし。 台風一過のわりに、空はいまいちすっきりしていない。 アルバイトさんがひとり、風邪を引いていた。 ぼくも、のどが痛い。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 馬場悠男、アリス・ロバーツ、アドリー&アル…