2021-01-01から1年間の記事一覧

とほんおさめ2021「遁走」

妻実家へ荷物を受け取りにレンタカーを走らせる。運転は、好きだ。ときどき事故るから、控えめにしてはいるけれど、好きだ。そうして、帰りにとほんさんにゆく。 ぽつぽつと近況を話しつつ、背表紙で目を洗いつつ、買おうと思う本を、ココロに刻みつけつつ、…

慣れてゆく中年、大好きなはせしょに駆けつける

健康診断の日は、その後の時間にコーヒー飲んだり、 本屋さんに行ったり、いろいろと楽しんだ記憶があるのに、 ここ数年、どうも勝手が違ってきてしまった、なんで? といぶかしんでいたら、あれか、40歳を過ぎてから、 検査項目でバリウム検査が追加された…

大和郡山に豊かな本の森、とほん

西大寺での用事が無事に終わって、 では、郡山に向かおうか。10年前のミニノート出てきて、 車中でパラパラする。長女の名付けの際の検討が残ってた。 あぁ、あの時の緊張感は、格別であった。10年か。 今回は、repair個展、開催中にちゃんと来れた。 とほん…

秋の善行堂参り2021

久しぶりに丹波橋~出町柳経由で善行堂を目指す。 ここ何回か京都駅からバスで行くというのが続いていて、 出町柳から行ったのは、いつ以来だったか、あの、 レンタサイクルの会員カード、持ってこなかった、 やはり今日も京都駅まで行ってしまおうか、とか…

とり、ひさびさに神戸の本屋さんにゆく

そういえば、これはいつもと同じ電車。『仕事をサボってこのまま神戸まで行ってしまいたい』という妄想を現実化させる試み。心を守り切って、こうして、「旅」に出ることに成功した。 家を出る間際に、例によってぐずぐずと持参本を迷い、昨日の帰りの電車で…

遊ぶ子どもたち、かつての、今の。

少し迷ったが、結局、図書情報館へバスで。全く読んでいない本を、この返しに行くバスでパラパラして、返すの惜しくなって借りなおして「すっげー良かった!」ってなったことも、一度や二度ではなかった、はず。なので、ちょっとだけでも返す前に、中身に目…

読書と観光の往復書簡

認知症の父親のことで、先日、 じぶんの構え方について妻に叱られた。 間違いなく、正面から向き合っていない。 「理由」は、あれこれと挙げられるだろう。 けれど、状況としては、ひとつだ。 正面から、向き合っていない。 『マンガ認知症』のことは、発売…

娘たちに声援を送る練習

放課後、ジュンク堂に寄る。 今日は、エスカレーターを降りた途端に、 レジに並ぶ人の列にギョッとする。 まぁ、そうなるか。 昨日書いたハガキを、今朝は忘れずに投函できた。 Sさんからのメールに「小山清を読んで手紙を書きたくなった」 とあって、なる…

春、乱読。

読了、ゆうべ。 黒川創『ウィーン近郊』(新潮社) 小説から遠ざかりつつある、と最初に感じたのは、 いつだったか。すでに、学生の頃か、あるいは、 卒業して数年、本屋さんでバイトするようになってからか。 小説を読んでいる人の姿が、まぶしく思えたりも…

2020 10冊の本

ココのところ毎年言っている気がするけど、2020年も、実に激動の年であった。 コロナのことはもちろんだが、3月に新しいお店に移って、いろいろと、仕事の上でも多大なエネルギーが燃やされて、危うく灰の粉となってしまうところであった。 それでもなんと…

何も見えなくて、冬

あれはまだ、棚卸しよりも前、年越しよりも前、 2020年12月頭、例によって長谷川さんにあれこれ弱音を吐きながら、 1月に段ボールパフォーマンスをやらせてくれないか、と、 おうかがいを立てたのが始まりだった。 繁忙期を過ぎ、年が改まり、棚卸しも終わ…

気配を頼りに探しにゆくよ

明けましておめでとうございます。 まだ、ぜんぜん、有効ですよね?1月6日なら? 2019年も、棚卸し明けに、年始の挨拶していた。 はてなダイアリーが終わるので - とり、本屋さんにゆく 今年は、年始早々の棚卸しだったので、 まだまだ年始!ていう日付で…