2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

いい湯、さながら(幸福のかたち)

午前中、最後の仕上げ、と芝居を練る。 いつだって、ぎりぎりだ。ひとりでいると、 どうにも怠けてしまうから。そんなとき、 長谷川書店さんからのメッセージに気づく。 とても嬉しい気持ちになる。よし、という気持ちも。 とほんに着くと、大変な賑わいだ。…

会議室で、ひとり本を読む

水・木とお休みいただいたので、 今日の送品表を持っていない。 ふふふんと、本を読む。 車中のとも。 本屋図鑑編集部『本屋会議』(夏葉社) 今井書店のとこ読んだ。約2300人の子どもたちが、 今井書店をとおして『こどものとも』を購読って、 すごい。 送…

夢中になることへの喜びと感謝と恐怖と

雨降り。 出掛けに本を選ぶ。 なんとなく、片岡義男の小説がよさそうな気がして、 一度はポケットにすべりこませたのだが、 なぜだか他の本に代えたくなる。 あれこれ選んでいたら予約の時間に間に合わなくなる。 そうして、家を出て、傘を差して歩きながら…

ねばれ序の口

今日届いた『本』*1の封筒に、 「継続購読に関するご案内」が入っていた。 宇田智子さんの連載が読みたいがために、 年間購読を申し込んでから、1年が経つ。 今月の「ほんの序の口」を見れば、 「第15回」とある。もう1年以上、続いているのか。 宇田さん…

読みたい気持ちをアゲてゆけ

車中のとも。 本の雑誌編集部『本の雑誌381号』(本の雑誌社) 乗換駅に、いつ着くかもう着くか、 とハラハラしながら次のかたまりに読み進むの、 心臓に悪い。ふー。 宮田珠己さんの、ムーミンシリーズの紹介が良かった。 ムーミンシリーズは、ずっと気にな…

春の痛みを月曜に

手袋をしないで駅までたどり着いた。 春か、春なのか、気圧がアレしているのか、 うっすらと頭が痛いと思ったら、 少しずつ痛みが増してゆき。 もう少し仕事を片付けたかったが、 やむなく撤退。けれども、明日の自分が、 いまより体調すぐれているかどうか…

美容院の匂いに看取られて

雑メモを投稿後、「ちょうやばい」のつぶやきに、 恐怖を覚えるも、うちの店は、まぁ、なんとか、 闘える程度の入りで助かった。(←なにが?) 気になる新刊。 『オール讀物 2015年 03 月号 [雑誌]』(文藝春秋) 角岡伸彦、西岡研介、家鋪渡、宝島「殉愛騒…

無知なる布石の幸福者

夜明けが早くなってきて、 なぜかふとんから出るのが億劫になっている。 闇にまぎれて疾走できなくなれば、 だんだんと速度も緩くなるので、 あと1分が命取りになるぞよ。 そうでなくたって、 日に日にお前は衰えていく年齢なのだから。 車中のとも。行き。…

好奇心のしくみとタイミング

車中のとも。 細馬宏通『うたのしくみ』(ぴあ) 「針先と指先」を読む。「『東京人』の読者なら」とある。 嬉しくなる。が、僕は自分では音盤を裏返した記憶がない。 親が持っていたレコードは、触ってはいけないものとして、 リビングにあった。音楽は主に…

BOOK or BREAD

今朝は妻が起きていて、 久しぶりに家でパンを食べて出る。 途中、シビアな乗り換えの隙をついて、 温かい飲み物を購入。けれども、そいつが、 取り出し口から見えない、電車がやってきた。 ものすごく端っこに引っかかっているそいつを見つけた。 こういう…

水無瀬×長谷川×世田谷=♪

走って、走って、始業時間に間に合う。 少しずつ、ぼくのタイムは遅くなっているはずだ。 村上春樹がマラソンを始めた年齢は、 もうとっくに過ぎてしまった。 ぼくはマラソンを始めないまま、 駅までの、駅からの小走りに終始している。 読み聞かせで、セー…

鈍転もようのココロ

土曜が休配だったのに、 また明日も休配。で、たんまり分冊の山。 女性誌もいろいろと来る予定、でも、 早々に送品表を畳んで、文庫を出す。 車中のとも。 松村雄策『ウィズ・ザ・ビートルズ (小学館文庫)』(小学館) iPodを取り出す前に、「ウィズ・ザ・ビ…

WITH THE BOOKSTORE

目が覚めた。 頭痛は、ない。いつもよりほんの少し、 早い時間。鞄の中に本がない。どうする? 昨日、いただいたのは、単行本(と面白本)。 文庫、文庫とさまよう手がつかんだのは、これ。 車中のとも。(行き) 松村雄策『ウィズ・ザ・ビートルズ (小学館…

偶然の交換会

三人で過ごす日曜日。 洗濯をしたり、遊んだり。 娘が昼寝をしている間に、 出かける時間が来る。 読了。 矢萩多聞『偶然の装丁家 (就職しないで生きるには)』(晶文社) 急いで読んでしまった。 急いで読んではいけない本だったのに。 ひとつひとつの話題に…

書棚の森で、なに祈る?

今日は休配。 送品表を見ることなく、本を開け。 車中のとも。(行き) 矢萩多聞『偶然の装丁家 (就職しないで生きるには)』(晶文社) ミティラー画に出会って、久々に何もかも忘れて絵を描く多聞少年。 良かったなぁ。初めての個展の大成功、横浜で三年間…

装丁家に再会したく

ゆうべ、洋子さんの本をすこし急いで読み干したのは、 交換会に備えて、これを読んでおきたかったから。 多少、迷いはあるけれど、これを持っていこうかと。 車中のとも。 矢萩多聞『偶然の装丁家 (就職しないで生きるには)』(晶文社) 交換会のテーマは、…

鬼福同人、親子連綿

自分ひとりしかいない事務所の電話が鳴ると、 緊張する。お子さんが発熱してお休みしたい、 とのスタッフからの電話。幸い、雑誌の入荷も少なく、 なんとか、しのいで午後へとつなぐ。 後藤健二さんの本を注文してくだすったお客さんと、 「私たちは、私たち…

アラーキーの凄さを洋子さんから聞く

またもや、本の交換会に参加させていただくことに。 どんな本を持っていこうかを考えるとともに、 いったいわたしはどうしてここのところずっと、 本を交換する場に足を運ぼうとしているのか、 考えてしまう。何を求めているのかしら。 車中のとも。 小川洋…

後藤さんのいない日曜日の珈琲

朝、寝床で後藤さんが亡くなったことを知る。 後藤さんが亡くなったことで、またいろいろと関心事が他に移って、 「イスラム国」とかテロとか空爆の是非とか武器輸出とか、 考えなくてはいけないことが紛れてしまわないか。 「大事なこと」は、地道に考え続…