2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

偶然を必然として育てる旅、もしくは本屋

退勤後、友人と会うために心斎橋へ。 その前に、スタンダードブックストア@心斎橋を駆け足でのぞく。 相変わらず気になる本がたくさん。棚に細い紙でジャンルというか、 その棚のポイント(?)を表示する試みをしていた、文芸書のとこ。 そのまま、駆け足…

遠い日の火花ではない

FAXで、又吉直樹「火花」が、 単行本になることを知る。 一昨日、お問い合わせにいらしたお客様に、 伏して不明を詫びたい。 しかし、3月11日発売とは、 『文學界』掲載から、ずいぶんと早いな。 どんな装丁になるのか、気になる。 気になる新刊。 角…

のんびりする日

たまさか、妻と休みが重なる。 大阪まで、買い物に出る。 無事に買い物を済ませ、 昼ごはんを食べながら、 のんびりした気分になる。 毎日休みなく働きっぱなしの人生でもそれなりに楽しく暮らせると思うけど、 今は、こうしてのんびりした気持ちになるお休…

母を語る父子や洋子さんたちや

昨日買った菓子パンを持って出勤。 いつもと違うタイプので、ぽろぽろ欠片が落ちる。 昨日見逃した、クローズアップ現代、吉野弘の。 なんと、青土社さんのお高い詩集*1が売れました。 どんだけいい番組だったんだ、ますます見たい。 再放送がないなんて、ど…

怖いことだらけの、

夜明け前だと、窓から外を見ても、 雨が降っているか、よくわからない。 わからないまま、大きい傘を持って駆け出す。 どうやら、それほど降ってはいないようだ。 駅から勤め先までの道で、 歩きひげそりを目撃する。 そんなものを見たのは初めてだ。 いまだ…

『洋子さんの本棚』、いい本だな

ケータイの電池の減りが早くなってきた。 文字の打ち込みやすさやら天邪鬼やらで、 ずっとガラケーで通してきているのだが、 機種変の際のデータ移行などがいつも、 憂鬱。センチメンタル君なので、 メールは全部取っておきたいの。 でも、過去ケータイのメ…

本を売るのも、命を売るのも、

ゆうべのチャーハンをお弁当箱に。 よりによって、きょうのお供は単行本。 ぎゅうぎゅうにつまった鞄を抱えて、 夜明け前の道を走る。アヒルさんは、 もうとっくに働き始めている時間だ。 車中のとも。 小川洋子、平松洋子『洋子さんの本棚』(集英社) 岡山…

雑誌のふろく組み作業は終わらない!

今日は、送品表を持っている。 TLに雑メモを放り込んで、本を開く。 車中のとも。 三上延、倉田英之『読書狂の冒険は終わらない! (集英社新書)』(集英社新書) 三上 本って探して見つからないとガッカリする一方で、安心するところもありますよね。「まだ…

人質の無事を祈る

休み明け。土曜に送品表を置いて帰ってきてしまったので、 車中、雑なメモをつぶやけない。TLを軽く追って、 本を読む。 車中のとも。 三上延、倉田英之『読書狂の冒険は終わらない! (集英社新書)』(集英社新書) 『PALM』という漫画、気になる。でも30巻…

古本で買ったあとで新刊も

大手町から東京駅まで歩く。待ち構えるキャラショップの数々。 妻は無邪気に通りがかる。店に立ち寄ったりもする。 いいのか、大丈夫なのか?娘の「これ買って」におびえる私。 そんな気持ちを知ってか知らずか、妻は「古本屋さん行って来たら?」。 久しぶ…

プリンセス孫の顔見世行脚

思っていたより遅くなってしまって、 急いで支度をして、家を飛び出す。 無事に電車を捕まえる、今日は、 京都までの直通がなかったので、 大和西大寺でいったん下りて乗り換え。 その隙に、朝日新聞を買う。 新幹線の中で、書評欄を見るのだ。 一面には、阪…

帰省前の半額(要注意)

店に月曜火曜の送品表とか業務ノートとかいろいろ置いてきた。 明日明後日と、連休いただいて、「東京」帰省。休み明け雑メモできないな。 こんなに早くあがれるんだったら、今夜のうちに発ってもよかったな、 という気持ちを抱えたまま鶴橋のブックオフに吸…

ソウデアルナラバ!

お休みの木曜日、またもや雨。 娘を保育園に預けて、自分の尻拭いのために勤め先へ。 車窓から、明るくなった空が見えて、虹の気配。 車中のとも。 苦楽堂『次の本へ』(苦楽堂) 三浦展氏の紹介していた福田恆存『人間・この劇的なるもの』気になる。 私は…

転がる中学生にもヒゲは生える

頼まれていた封書を鞄に入れたまま数日。 女子大前のポストが目に入って突然、 思いだした。まだ暗いので、鞄を探っても、 目当ての封書が見つからない。ああ。 なんとかポストに投函して、 小走りの強度を増す。 間に合った。 車中のとも。 苦楽堂『次の本…

ビートル意識を強くして

祝日もお勤め。 でも、入荷がないから、まぁ、一息つけますわな。 車中のともは、洋子さんにしようかとも思ったのだけど、 読みかけのこいつを忘れていたよ、と鞄に入れ直した。 車中のとも。 苦楽堂『次の本へ』(苦楽堂) 強い問題意識を持つことは大冊の…

2014 五本の指

さて、新年会も終え、新たなる年への希望が燃え盛ってきたところで、 忘れ行く2014年の読書を振り返ってみたいと思います。 勤務先のお店で2年目、いろいろと慣れてきてさぞや仕事の質も高まったことでしょう、 という期待とは裏腹に、繰り返される同じ過ち…

OSKというスイッチ

ゆうべは、OSKでの交換文庫を選びつつ、 ついつい遅くなってしまった。前回のOSK、 年末のとほんさんのパーティーに続いて、 本を交換する三度めの機会。 特定の人に贈る本を選ぶのですら難しいのに、 誰に届くか分からない本、文庫という限定はあるが…

『冬の本』へ

珍しく日曜日に、しかもちょっと遅い出勤。 夜明け前の小走りに慣れてしまうと明るくなってから走るのは、 気恥ずかしい。それでもこの寒さでは、小走らざるをえない。 今日も入荷はないので、ゆうゆうと本を開く。 車中のとも。 『次の本へ』(苦楽堂) 柴…

昼から洋子さんとよりみち

ちょっとこれ、やばいんじゃねえの、 という時間まで寝てしまって、 うっすら明るくなった路上へ、 駆け出す。 車中のとも。 『次の本へ』(苦楽堂) 北沢夏音氏の、いい話だった。そして「きたざわ・なつを」と 読み方も書いてくれている文末の著者紹介、親…

1月2日に義男

期待と不安と両方を抱いて外に出れば、 もう雪はほとんど残ってなくて、余裕で駅まで小走り。 車窓から見える生駒の家々の屋根には、 きちんと雪が残っていた。 車中のとも。 『次の本へ』(苦楽堂) ゆうべ、車中のともを部屋で探していて、 読み途中になっ…

本と本屋のある日常、2015

明けましておめでとうございます。 本年も、よろしくお願いいたします。 この日記、ブログ、本を買ったり、読んだり、 本屋さんをうろついたり、そういう記録を残しておきたくて、 だいぶ前の日付のものも、まあ、当日に書いた体で書いたりしてまして、 でも…