あれもこれも、本だな

洋子さんの本棚 (集英社文庫)


今朝は、早めの電車に乗れた。
ほんの数分の違いでこんなにも気分が違う。
とはいえ、本を開くには至らず、TLで、
本の話と選挙の話を交互に読む。選挙の用紙が、
鞄の中に入っている。期日前投票に行きたいなぁ。


カズオ・イシグロの文庫の追加が入ってくる。
文庫担当がお休みなので、カズオコーナーに補充する。
担当外の売れ行きなど、ふだんはあまり気づかないものだが、
カズオの文庫はさすがに売れている感じがわかる。
だからといって単行本はこんなに要らない。


文庫ブックトラックに、洋子さんたちの姿を見つける。
来た来た、待ってた。単行本発売時に待ち焦がれた気持ちを思い出す。
刊行案内で書名に気づいた時、買って読みなおそうと思い、
それなら単行本はうちになくてもいいかと、
こないだ、親本は母親に渡してきた。
読んでくれているかしら。


購入。
小川洋子平松洋子洋子さんの本棚 (集英社文庫)』(集英社
Pen (ペン) 2017年 11/1号 [映画・小説・マンガの名作から最新作まで SF絶対主義。]』(CCCメディアハウス)


風に乗ってきた波しぶきていどの雨が、肌に触れる。
夏か。お前は夏の気配なのか。急ぎ足で駅までゆく。
傘は、差さないまま。電車の中で少しずつ、
より道への欲求が高まっていく。


より道を、ひとにすすめたからかしらね。


購入。スタンダードブックストアあべの。
小林聡美ていだん (単行本)』(中央公論新社
赤澤かおり『本棚の本』(アノニマ・スタジオ


はからずも、赤くていろんな人の話が聞ける2冊だ。
あべののお店、店頭に宝島のような本の島ができていた。
なんだか、すごくわくわくした。北村さんは相変らずクールだったが、
なんとなく、前回に来たときよりもエネルギーが渦巻いている気がした。
本をいじっているスタッフも増えたような気がする。
また一枚、スタンプカードが満タンになったので、
ゆっくりお茶したいなぁ。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
杉田淳子、武藤正人『こぽこぽ、珈琲 (おいしい文藝)』(河出書房新社
和田誠和田唱親馬鹿子馬鹿』(復刊ドットコム
北村太郎港の人 付単行本未収録詩』(港の人)
瀧井朝世『偏愛読書トライアングル』(新潮社)
平野レミ、和田率、和田唱平野レミのおりょうりブック―ひも ほうちょうも つかわない (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん)』(福音館書店
岡崎武志蔵書の苦しみ (知恵の森文庫 t お 10-3)』(光文社)


妻が子どもらと、小さなストーブを買ってきてくれた。
合流して、帰宅。少しだけ暖かい。十分、あたたかい。