2018-01-01から1年間の記事一覧

走って会いにゆくために

夜は雨が降るそうなので、洗濯物は、 室内干し。大きめのタオルだけ、手前の方に、 ベランダ干し。炊飯器のタイマーをセットして、 出かける。父へ、七五三の写真などを送る。 車中のとも。 渡辺一史『なぜ人と人は支え合うのか (ちくまプリマー新書)』(筑…

赤ちゃんと支え合った日

立ち読み(家で)。 齋藤陽道『異なり記念日 (シリーズ ケアをひらく)』(医学書院) 昨日、買ったこれを袋から出して、始めの方だけ、 とパラパラして止まらず、「唄っていた」を立ったまま読んでいた。 いいぞ!この本もいいぞ!一安心、というのも不遜だ…

40代モラトリアムの出遅れ感

SNSは、万能ではないにせよ、かつての「雑誌」と等しくはないにせよ、 「必要な情報とそうでない情報が束になっている」(p.61)という特性は、 雑誌と近しいところもあるのではないか。僕には見えていない粗はあろうが、 あるヒトにとって良しとしている…

コーヒーもう一杯、ハガキをもう一枚

子どもを保育園へ。 今日こそは水無瀬へ行きたい、と思いつつ、 押入れに入れるべき布団の上に身を投げ出し、 「すばらしい休日」も放りだしてしまった。 どれくらい眠ってしまったろうか、 ガラケーで確認したむつみん先輩の洗濯二回めツイに目が覚めて、 …

休みと尽力

車中のとも。 荒川洋治『忘れられる過去 (朝日文庫)』(朝日文庫) 「朝の三人」良かった。スタインベック「朝めし」を読みたくなり。 購入。 堀部篤史『90年代のこと―僕の修業時代』(夏葉社) 薄暗くなった部屋で、コツコツとブログを書いていて、 あまり…

魂と本とコーヒーと

いろいろとやらねばなことを抱えつつ、 魂の回復をはかるために、郡山へとでかけてゆく。 車中のとも。 岡崎武志『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) 「砂糖壺に落ちたアリ」、ほんとに羨ましい。 自分の読書遍歴を振り返る師匠の文章、ほんとすてき。 「…

読んで、飲んで、三人の男、

家を出る。楽しみのために、家を出る。 ただ、人と会って、本の話をするだけのおでかけ。 だのに、この鞄の重さと言ったら、なんだ。 この鞄に詰まっているのがつまり、僕の不安であり、あわよくばという下心であり、 捨てきれない未練であり、世の中に対す…

再会劇、そしてさよなら

ブックエキスポ。 淡い期待、という言葉よりも、 もっともっとかすかな、もしかしたら、 程度には頭によぎっていた再会が、 しょっぱなから実現した。 東京の本屋さんで働いていた頃に、 ずいぶんとお世話になった営業さん。 最後に会ったのは、西へ出てくる…

ハガキでランニングホームランを

今日も、講習。 予習は要らないから、本を読む。 ランニング・ホームランのことが書いてある。 読み出したら思いがけず短くて、あっという間に読み終えてしまう読書にも、 ランニングホームランの気配がある、とか思ったり。 読了。 片岡義男『英語で言うと…

起きろ、防災魂。

今日は、店に出る前に防災管理者講習。 小学生を途中まで送ってから、駅へ向かう。 初めて降りる駅は勝手が分からないから、 地上に出て道路の様子を見た後、もう一度、 駅へと降りて掲示してある地図を確認したり。 それでもずいぶんと早く家を出たおかげで…

時間を味方に遊べ

洗濯していて、娘らの遊びに参加せずにすんでいる。 実際のところ、自分の楽しみとして子どもと一緒に遊ぶのは、 難しい。同じ空間に「保護者」が別にいるとまた違う気がするのだが、 家事のことやら考えながらだとうまく遊べない。本気で遊ぼうとしすぎなの…

効く薬、効かぬ薬

夜中にふと、本を手に取ってしまった。 頭の中に、読みたいと思う箇所がぼんやり浮かんでいて、 そこをめがけて、それでも最初っからふらふら読み進める。 たどり着くまでにも、励まされることばがいくつもあった。 夜のとも。 若松英輔『若松英輔エッセイ集…

贈り物を、上手に受けとめたい

ゆうべは遅かったにも関わらず、 妻がもう、起きて朝ごはんの準備などをしている。 お弁当の用意までしてくれている。オソハヤは、 なかなかしんどい、などという弱音は、 そそくさと朝の冷気の中に消えてゆく。 車中のとも。 片岡義男『英語で言うとはこう…

旅立ちの気配

車中のとも。 原民喜『夏の花・心願の国 (新潮文庫)』(新潮社) 読みかけだった「鎮魂歌」、読み切った。 すごかった。読みながら、手塚治虫の「火の鳥」なんかも浮かんできた。 星新一とかのSF感も、香っていた気がする。繰り返されることばのリズム。 …

ボブへの手紙を書く前に

ボブに英語でメールを書こうと思って、 けれどいざ「英作文」に取りかかろうとすると、 「何でも形から入る私」(@世田谷ピンポンズ)は、 「英語で手紙を書いてみよう」とか「英文メールの書き方」みたいな本を探しては、 いまいちピンとこないので先に進…

いま、息をしている、奇跡

栄養補給に、ごはんの間。 野菜を摂取。いや、栄養うんぬんでなく、 温かく、美味しいから、行くのです。 ごちそうさまでした。 車中のとも。 原民喜『夏の花・心願の国 (新潮文庫)』(新潮社) とうとう、「夏の花」にやってきた。墓参りのシーンから、 メ…

次の本を読む構え

なんとなく、ずっと原民喜のことを考えている。 自殺のことは本の冒頭にあったから、読了すぐはそれほど気にならなかったのだが、 今ごろになって、なぜ原民喜は死を選んだのか気になってきた。妻の死後、 原爆にあって、書き残すために生きるという気持ちに…

力を得て、力を失う

車中のとも。 原民喜『夏の花・心願の国 (新潮文庫)』(新潮社) 「死のなかの風景」、読んだ。 休憩の時、去年、先輩からもらった手紙を読み返す。 この人はほんとうに、僕のよろこぶ言葉を知っている。 メールを送る。誰かからのことばに飢えている。 ふら…

プリキュアを見ているときに娘たちが見ている者たち

娘たちがプリキュアを見ている。 以前のシリーズで登場していたプリキュアが、 再登場している。それにしても、すごい人数だ。 上の子は、けっこう把握している。自分では、 見ていなかったシリーズのプリキュアも、 なぜか名前を知っている。すごいな。 車…

校庭で詩集を読む

日の当たっている顔は暑い気もするが、 陰になってる背中側は寒く感じる。 一応、レジャーシートを敷く余地が残ってるうちにはやってきたけれど、 すでにたくさんのシートが敷かれている。子の運動会に対して、 なかなか積極的になれないのは、なぜなのか。 …

頼もしきまぼろし

昨日、思い出せそうで思い出せていなかった、 「これまでにも本を読んで、誰かの人生に身もだえしたことがあったはず」 というアレ、思い出した。 内堀弘『ボン書店の幻―モダニズム出版社の光と影 (ちくま文庫)』(ちくま文庫) この本でも、多くの人には知…

名もない走者の長い一日

昨日買った雑誌が、驚いたことに、 家にもあった。交換を申し出れば、 おそらくは交換してもらえるだろうが、 お店が開く前にもう、出かけなければならぬ。 客注品の受け渡しのため出勤前に、 以前の職場に向かうのだ。 車中のとも。 梯久美子『原民喜 死と…

10月10日、雨

午前中、家事などを済ませ、 栄養補給しようとごはんの間さんにゆくも、 水曜定休だった、忘れてた。駅へと歩きかけて、 ふと、髪を切ることを思い立って美容院へ飛び込んだ。 さっぱりしてから、ふらふらとひがしむき商店街へ。 cafe FLUKE にて、昼食。食…

記憶のひみつ、妻への扉

今朝も妻がいた。 上の子を送っていってもらう。 下の子は保育園を休ませるそうな。 洗濯物を干す。冷蔵庫にあるものを、 弁当箱に詰め込む。思いのほか、 ちょうどよく収まって嬉しい。 郵便局に行く、という妻子と連れ立って、 駅へと向かう。もう少しだけ…

風邪をかかえて本を読む

待ち構えている作業のいくつかを恐れて、 ついつい家を早く出てしまう。今日は、 イベントに行く妻と一緒に出かけた。 風邪のダルさに降りる駅までずっと眠っていた。 隣りに妻が座っていた安心もあったかもしれない。 勤務時間までまだだいぶ間がある。食事…

死んだふりでハガキ

風邪気味である。 昨日、手持ちの懸案事項をひと通り片づけ、 今日は多少、余裕を持って出勤できる、 という油断もあったのだろうか、家に、 作成した書類を置いてきたことに、 駅へ向かう途中で気づき、引き返す。 今日は、今日こそは、 このしんどさをしっ…

岩波新書で原民喜に会う

上の子の機嫌が悪い。 そうすると、下の子が、少しマシ。 でも、少しだけ。甘えん坊は下の方。 すぐにまた、ぐずぐず言い出す。 上の子は、たいていいつも我慢。 小雨の中、自転車で下の子を保育園へ送り、 帰りはなかなかの降りに負けずペダルを踏む。 今日…

財布を忘れてゆかいなサーカス

ゆうべ、終電ギリギリまで返品作っていて財布置いてきたので、 休みだが店にゆく。ついでに事務仕事をひとつ片づけよう。 未熟なので、通常勤務のときはなかなか進められない。 はやく事務仕事をさくさくと進ませるヒトになりたい。 車中のとも。 柴田元幸『…

第五スタンザ、本屋ということ

娘たちを、 小学校やら保育園やらへ送り出す。 仕事がどれほど残っているのか、 把握しきれていないから、 今日も職場へ顔を出す。 その前に、せめて、たまさか休みの合った妻と、 北の方の本屋さんを訪ねてみることにしたのだ。 車中のとも。 松本大介『本…

そのブログの消し方

ゆうべ、髪を乾かさずに寝たので、 なかなかみごとに乱れていた寝癖に、 てきとーに整髪料をぬりたくって出勤。 少しだけ、ペットボトルのごみも出せた。 車中のとも。 堀江敏幸『その姿の消し方 (新潮文庫)』(新潮社) ほんとうに、ごくわずかな文章を目に…