2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の日に不動産屋さんは

雨。 不動産屋を回る。 こんな雨の日でも、営業さんは出払っていたりして、 内見できなかったりも。そのおかげで、別の店で、 思いがけない物件に出会えたりもする。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) いしいしんじ『遠い足の話』(新潮社) 関川夏央『家族…

腹八分目の本屋さん

バイト前に、中目黒駅前図書館にゆく。 予約してあった本を借りる。読んでない本を返す。 図書館の利用は、新陳代謝が肝心。 借りた。目黒区立中目黒駅前図書館。 エリック・ホッファー、中本義彦『エリック・ホッファー自伝―構想された真実』(作品社) ロ…

絵の絵を描かずにすむかしら

寒い。朝、上着を必死に探したら、 フリースを発見。かなり暖かい。 帰りは、一枚脱いでいた。雨、強い。 車中のとも。 保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』(草思社) 花の絵を描く子どもは、花そのものを描いているのではなく、花の絵を見て花…

自分が考えたいことは

寒い。 もう、冬が、冬が来ますよ。 車中のとも。 保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』(草思社) その小説を書きながら、それを書いている時間を通じて自分が考えたいことは何なのかということを考えてください(p.30:原文は太字部分に傍点あり…

知らぬが自演

読了。 内田樹『武道的思考 (筑摩選書)』(筑摩書房) 最後のほう、「アメリカの滅亡を心底願っている」というくだりに、 ぞっとした。うーん、そうなのか、そうなのかもしれん。 しばらく意識的にウチダーになるつもり。タツラーではなく。 意見が異なると…

学びつつあれ

気をつけていたのに、傘を持っていかれた。 ビニール傘とはいえ、何か、嫌な気分。 残された僕のではない傘を差して帰る。 その傘は、僕の傘を持っていったヒトのでは、 ないのかもしれない。僕の後ろで、 僕の今、差している傘を捜しているヒトが、 いるの…

山陰に素敵な本屋あり

午前中は、植田正治写真美術館。 妻の好きなこの写真家、美術館自体も、とてもいい! ロケーションも抜群。本もいろいろ出ていたが、 ポストカードをいくつか購入。 もう一度、松江に戻ってきて、「DOOR BOOKSTORE」を 訪ねる。噂どおりの、複雑な道のり。な…

なぜ所属意識に関心が?

電車の中で読むのは、文庫や新書が便利だが、 単行本も、意外と読めるものだ。読みやすさ、 よりもむしろ、カバンへの入れやすさ、 取り出しやすさ、などがネックか。 表紙・帯が大好きな僕は、むきみにして、 こいつをカバンにしまいこむ。読み終えたら、 …

本屋で回復(ベホイミ)

食事に出たついでに、本屋に立ち寄る。 10分程度だが、ベホイミくらいの効果はある。 リアル書店ならではの、効能。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 太田光代『奥さまは社長―爆笑問題・太田光と私 (文春文庫)』(文藝春秋) 小松成美『和を継ぐものたち…

とり、アホウドリを訪ねる

今日は、バイトが休みだったので、 午前中、のつもりが昼過ぎまで、 先日の一箱古本市の記事を書いていた。 陽が差してきたので洗濯物干したりしながら。 夕方前に家を出発。イマーゴさんで置いてもらえるという、 本を十数冊紙袋に入れて出かける。車中のと…

ヒトが誉めたからではなく

車中のとも。 山本善行『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社) 読みながら、ついついツイートしてしまう。 車中のともに、ぴったりの感じだね。 知らない作家であっても買えるようになりたいものだ。そのときには自分だけの評価が必要になる。人が…

オカタケからゼンコーへのリレー

読了。 『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) 読書の本や書評集は好きで、ずいぶん集めていたから、ノートを一冊つくって、気に入った言葉や、その著者なりの読書の方法をどしどしメモしていった。そのうちに、同感したり、いや、自分はちょっと違うな、な…

悔やんだことは一度も

連休明けは、メールがたまっている。 ただでさえ、週末のメール処理が大変なのに、 月曜祝日は、けっこう、深刻。 車中のとも。 『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) 読書に費やしたこれまでの膨大な時間を、もっと別の有意義なものに置き換えられなかっ…

カバーけっこう

車中のとも。 『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) 「あの手この手を使って読書欲を司る神経を二重三重構えで、つねに刺激してやることが大 事だと私は思う。」(p.143) 午前中、ブログを更新・・・したかったのだが、 予定が詰まっていたので、途中で放…

雨の一箱古本市

前夜、「明日は中止だろう」と高をくくって、 それでも一箱古本市の準備を遅くまで続けて、 念のため、朝7時に起きて、いや、正確には、 5、6分遅く起きて、青秋ブログを見たが、 開催・順延情報を見つけられず、寝ぼけ頭で、 ツイッターを見た。 「開催…

ジョンじいさんに乾杯

車中のとも。 岡崎武志『読書の腕前 (光文社新書)』(光文社) 積読ひとつとっても、いちいちごもっとも。 いやぁ、改めて、とてもいい本だな、これ。 本を読むことが、どんどん楽しくなってくる、 読みながらにして。 岡崎さんが好きと言うバス読みは、僕は…

「本屋さん」と声にするだけで

読了。 松村雄策『ビートルズは眠らない』(ロッキング・オン) いやぁ、よかった。ジョージのライブ版とか、 アンソロジーとか、聴いてみたくなったCDが、 いくつも。読んでいて読みたい本が増える本はとても素敵だが、 読んでいて聴きたいCDが増える本…

ドームでポール

読了。(ゆうべ) 佐藤寛『山岡鉄舟 幕末・維新の仕事人 (光文社新書)』(光文社) 西郷下野と大久保クーデターのくだりを読むと、 暗澹とした気持ちになってくる。 機会があれば、また幕末あたりの本を読みたいね。 車中のとも。 松村雄策『ビートルズは眠…

記憶と関心

車中のとも。 佐藤寛『山岡鉄舟 幕末・維新の仕事人 (光文社新書)』(光文社) 思いがけず江原素六先生の名前に遭遇。(p.167) そういえば、昔、沼津に遠足みたいのにいったっけ。 幕府の人々(?)が明治維新の際に静岡に移住したのも 知らなかったが、江…

幕末・鉄舟への好奇心

車中のとも。 佐藤寛『山岡鉄舟 幕末・維新の仕事人 (光文社新書)』(光文社) 子どものころに読んだ、西郷隆盛の伝記まんがみたいのを、 思い出したりして。鉄舟が、飛騨高山で育った、 というのも興味深い。以前に高山行った時は知らなかった。 今度行くと…

都民でないのに

都民の日。 そうなのだ。都民の日、というのがあるのだ。 中学、高校と恩恵を受けてきたが、 今日もまた。(都民でないのにね) 実家にて、一箱古本市に出す本を選ぶ。 選びつつ、読みふける。 南伸坊『装丁/南伸坊』(フレーベル館) こいつぁ、面白い。全…