2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたに夏休み

読了。 佐々木正悟『脳は直感している (祥伝社新書)』(祥伝社新書) うわー。脳腫瘍をイメージ療法?で退治した少年の話! すげぇ。直感を、鍛えたいなあ。・・・単細胞? ぜんぜん、オッケー。(←イケナイにほんご) 気になる新刊。 山口仲美『若者言葉に…

おっかさん!

気になる新刊。 酒井順子『甘党流れ旅』(角川書店) 杉山隆男『「兵士」になれなかった三島由紀夫』(小学館) 中村雅雄『スズメバチ―都会進出と生き残り戦略』(八坂書房) 橋爪紳也『ゆく都市くる都市』(毎日新聞社) 『甘党流れ旅』帯には、 「取り寄せ…

走り出す気配

購入。ブックオフ大蔵多摩堤通り店。 角田光代『あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)』(角川文庫) 角田光代『ピンク・バス (角川文庫)』(角川文庫) 今江祥智『さよなら子どもの時間 (講談社文庫 い 15-1)』(講談社文庫) 保坂和志『プレーンソング (…

こげこげこげよ、ボートこげよ。

読了。 村上春樹、柴田元幸『翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)』(文春新書) ハックルベリー・フィンの冒険を読んでみたくなったり。 「コロキアル」ってどういう意味かしらん。 →口語的(colloquial)のことか。 さて、次は、なにを読むかい?

君も見たかい?

読了。 曽我部恵一『虹を見たかい?』(白夜書房) ベッドに寝転んで、読む、読む、読む。 今朝、机のうえで騒いでいた目覚まし時計は、 自らの騒音に耐えられなくなり、飛び降りて沈黙を確保した。 それから数時間後、汗をかいて目を覚ましたぼくは、ふと、 …

もうひとつ別のタワー

読了。 村上春樹、柴田元幸『翻訳夜話 (文春新書)』(文春新書) 座談会で、岸本佐知子がAという表記でしゃべる。 けっこう有名なのに、と思うのは、今が2007年だからかしら。 『気になる部分』の単行本の発行は、2000年9月か。 なるほど、なるほど。 購入…

風船の飛ばない日。

車中のとも。 村上春樹、柴田元幸『翻訳夜話 (文春新書)』(文春新書) 風船舎に行ったら、休みだった。 購入。 『BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/1号 [雑誌]』「ニッポン観光2007」(マガジンハウス) 気になる新刊。 谷正人『イラン音楽―声の文化と即興』(…

ショック、いまごろ。

バイト先で小耳に挟んで、 河合隼雄が亡くなったことを知る。 ショック、というのが、一番近い気がする。 さびしいというか、かなしいというか、 ともかく、しょんぼりしてしまう。 ため息をついてしまう。 さっきまで、はてなで河合隼雄について書いてある…

思い出したわけではない。

読了。 村上春樹『スプートニクの恋人 (講談社文庫)』(講談社文庫) 結末を、すっかり忘れていた。はー。 意外な結末の小説は、そのことについて話題にすると、 ネタバレになっちまうから話にくくって、結局、 その結末を記憶にとどめておくことができずに…

センチメンタル未遂

車中のとも。 村上春樹『スプートニクの恋人 (講談社文庫)』(講談社文庫) はまぞうで、ペーパーバックとなってますが。 文庫だよ? 夢民、時間外で入れず。 空腹のまま久しぶりの往来座。 混雑している。荷物が多いので、 きまりが悪い。早々に退散。 コン…

夏をさがしに

車中のとも。 村上春樹『スプートニクの恋人 (講談社文庫)』(講談社文庫) ミュウから電話かかってきた。うわー。 購入。 『NHK きょうの料理ビギナーズ 2007年 08月号 [雑誌]』(日本放送出版協会) 金哲彦『3時間台で完走するマラソン まずはウォーキング…

アサッテのことわかるかい?

読了。 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)』(新潮文庫) 車中のとも。 村上春樹『スプートニクの恋人 (講談社文庫)』(講談社文庫) 隔世遺伝を知らないのか、すみれは! と思ったら、しばらくあとに、出てきた。 そらそうか。 青山ブック…

あのころのギャツビイ

車中のとも。 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)』(新潮文庫) 「納屋を焼く」が面白い。ギャツビイが出てきた。 当時から村上春樹は、いつか翻訳するつもりだったんだろか。 気になる新刊。 森博嗣『ZOKUDAM』(光文社) 山口真美『正面…

思い出してばかりじゃ・・・。

車中のとも。 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)』(新潮文庫) 保坂和志のことばを思い出してしまいながら、読む。 これも回想、これも、これも回想か。なんてね。 でも、いいんだよ、小説なんて、好きに読めば。 読んで好きなら。・・・…

もしかして、罪人

読了。 保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』(草思社) うー。面白かった。 小説に対する見方も変わったのかもしれないが、 世界に対して、肩の力が抜けたような感じ。 読んでよかったよ。 この本は、保坂和志が編集者を前にしゃべったテープを…

小説とは。表現とは。

車中のとも。 保坂和志『書きあぐねている人のための小説入門』(草思社) このひと、こんなに読みやすかったかしらん。 といっても、読んだことあるのは、 『世界を肯定する哲学 (ちくま新書)』だけだ。 昼休みのとも。 村上春樹『螢・納屋を焼く・その他の…

怒涛の読了まつり。

読了。 風呂の中。 原尻淳一『PLANNING HACKS!』(東洋経済新報社) 部屋の中。 村上春樹、安西水丸『「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi Origin…

すぐそこの悪意。

読了。 吉田修一『パーク・ライフ (文春文庫)』(文春文庫) 「flowers」の暴力シーンに、というか悪意の登場に、 ああ、「パレード」の吉田修一、そうそう、という。 べつに暴力や悪意だけに吉田修一を象徴させているわけではないが。 まだ2冊めなもんで、…

なるべく小さな冒険と

床屋に行った。子どもの頃から行っていたところで、 もう20年以上になるんだなあ、と、髪を切られながら、 ためいきをつく。あのころのマスターは、いくつだったんだろ。 何年もあいだをあけてでかけても、ぼくのことを覚えていてくれる。 うれしいことだよ…

あのヒトと、また会った。

気になる新刊。 吉田修一『ランドマーク (講談社文庫)』(講談社文庫) 斎藤孝『気の力―場の空気を読む・流れを変える』(文藝春秋) ゆうべ読了。 角田光代『幸福な遊戯 (角川文庫)』(角川文庫) どんどん読んでしまうね。光代を吸収。 しかしこの本に入っ…

逃げ出したYシャツ

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 湯浅健二『日本人はなぜシュートを打たないのか? (アスキー新書 018)』(アスキー新書) 石原千秋『未来形の読書術 (ちくまプリマー新書)』(ちくまプリマー新書) 小野里公成『日本の花火 (ちくま新書)』(ちくま新書) …

あの娘は素敵にも無煙だ。

気になる新刊(既刊もあるデヨ)。 甲斐みのり『RAAKの京都だより―てぬぐいで綴る京都の風物詩』(ピエ・ブックス) パオロ・マッツァリーノ『反社会学講座 (ちくま文庫)』(ちくま文庫) 三浦展『団塊世代の戦後史 (文春文庫)』(文春文庫) 東谷暁『ビジネ…

ある休日、

ゆうべ、読了。 長嶋有『ジャージの二人 (集英社文庫)』(集英社文庫) 自転車に空気を入れて、乗った。 クリーニング屋にワイシャツを出してきた。 しあわせだった。

ろまんちっくな曇り空

車中のとも。 長嶋有『ジャージの二人 (集英社文庫)』(集英社文庫) 意外とロマンチックな文章が散見されるのが、 うれしい。ぼくも、ろまんちっくなんだよ。 丸見え? 購入。 『DTP WORLD (ディーティーピー ワールド) 2007年 07月号 [雑誌]』「特集:街へ…

けっきょく、何を探してるんだろう、ぼくは。

青山ブックセンターを、回る。(六本木ヒルズ店、六本木店、青山本店) 『d long life design』vol.11 を探し求めて。どこにもなかった。 購入。青山ブックセンター青山本店。 曽我部恵一『虹を見たかい?』(白夜書房) 曽我部恵一『NAKED SONGS [DVD]』(ビ…

いいスピードで、父は。

車中のとも。 長嶋有『ジャージの二人 (集英社文庫)』(集英社文庫) 小説の語り手が、何を言い、何を言わないか。 面白いなぁ。同じ登場人物に語らせるにせよ、 角田光代が言及する細部と、長嶋有が言及する細部は、 違うんだなぁ。 そして、言葉で表された…

お告げが・・・。

購入。 長嶋有『ジャージの二人 (集英社文庫)』(集英社文庫) なんかおまけをもらった。まだあけていないがストラップ。 キャラクターデザインは、山田詩子。集英社文庫のサイトで、 山田詩子のクレジットが見つけられなかったのだが、 探し方が悪いですか…

なんだろさん、おふくろさん

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 猪瀬直樹『作家の誕生 (朝日新書48)』(朝日新書) 森田雄三『間の取れる人 間抜けな人 人づき合いが楽になる (祥伝社新書)』(祥伝社新書) ジョアン・ハリス、那波かおり『1/4のオレンジ5切れ』(角川書店) 田中森一『…

じっと手を見る。

ゆうべ、情熱大陸で、内澤旬子さんが出ていたらしい。 いつだったか、内澤さんが出るって話を聞いたとき、録画しなきゃなーと思った。 が、実際その時間は、ラーメンを食っていたか、角田光代を読んでいた。 すっかり忘れていたのだ。なんてこった!(書かな…

友だちor家族

読了。 角田光代『対岸の彼女』(文藝春秋) 小夜子と葵のふたりの語り手という構成が、 終盤、ぎゅぎゅーっと、ぼくの気持ちをしぼりあげていった。 面白かった。 ひとによって、見えている世界はバラバラで、 その当たり前のことが、怖いことなんだ、と、 …