2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ぐっとくる内容

読了。 ブルボン小林『ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)』(中公新書ラクレ) カフカの「アメリカ」が「失踪者」と邦題が変わったことを知る。 この題名はだれのものか、の箇所は、刺激的でした。 索引がついているので、あなたも、自分の好きな題名を、 探…

プレゼントギャンブル

気になる新刊。 小路幸也『東京公園』(新潮社) 椎名誠『銀天公社の偽月』(新潮社) 赤瀬川原平『大和魂』(新潮社) 別役実『さんずいあそび』(白水社) 山本容子『パリ散歩画帖 (FIGARO BOOKS)』(阪急コミュニケーションズ) 鹿島茂『パリでひとりぼっ…

タイトル遊泳

車中のとも。 ブルボン小林『ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)』(中公新書ラクレ) 「ヤーング島耕作」について、深くうなづく。 タイトル本としては、秀逸なのではないでしょうか。 前に読んだ、『タイトルの魔力』(中公新書)はイマイチだったしね。 い…

傘がないときに降る

車中のとも(朝)。 原研哉『デザインのデザイン』(岩波書店) 乱丁。読む気、失せる。電車に揺られるがまま。 車中のとも(夜)。 池波正太郎『男の作法 (新潮文庫)』(新潮文庫) p.32「他人の休日に働き、他人が働いているときに休む」 ぼくもそうしたい…

えい、びーしー

青山ブックセンター六本木店。 ここは、いいね、新刊が、ちゃんと輝いているよ。 気になる新刊・既刊。 加藤昌治『アイデア会議』(大和書房) 純丘曜彰『人気テレビ番組の文法―見る人・出る人・作る人のために』(フィルムアート社) 山形浩生『コンピュー…

書くなのフリーズ。

気になる新刊。 岩下尚史『芸者論―神々に扮することを忘れた日本人』(雄山閣) 川上弘美『真鶴』(文藝春秋) 読了。 原尻淳一、小山龍介『IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣』(東洋経済新報社) 仕事術の本は、やる気出る、元気が出るという、 …

生きていたシェルダン

気になる新刊。 シドニィシェルダン、Sidney Sheldon、天馬龍行『異常気象売ります(上)』(アカデミー出版) 森永卓郎『平和に暮らす、戦争しない経済学』(アスペクト) 越川礼子『身につけよう!江戸しぐさ (ロング新書)』(ロングセラーズ) アンドルーゴ…

速読とかの問題じゃない

購入、昼休みのとも、読了。 コクヨRDIセンター『ヒラメキ・ノート〈01〉本の手入れ』(コクヨ) 本にまつわるあれこれの知識が得られる。写真もきれい。 あたまを鍛えられるかは疑問。これを買っちゃうかどうかで、 本好きの好きさ加減をはかることができま…

この雨は、そこいらの犬も濡らしている。

読了。 吉川潮、橘蓮二『当世人気噺家写真集 高座の七人 (講談社文庫)』(講談社文庫) 落語家になりたい。・・・言ってみただけ! 気になる新刊。 森毅『ぼくはいくじなしと、ここに宣言する』(青土社) 赤澤竜也『「お客さん、こーゆーとこ初めて?」艶街…

酒はなくとも空に乾杯

思いがけず、一箱古本市に出かける。 家を出る直前にネットで地図を確認していったのに、 根津で地上に出たとたん、「だめだ、ぜんぜんわからん」 とりあえず、古書ほうろうまで歩いて地図をもらおう。 途中、往来堂を発見。*1あれ、あっち側だっけ? さっそ…

本が好きなひとたち。

人のブログにとやかく言おうのコーナー。 退屈男と本と街。 10月15日の記事に以下のような文章。 (http://taikutujin.exblog.jp/4506736/) 『路上のボールペン』(新潮文庫/山田太一著) を買う。二〇〇円、一〇〇円。山田さんの『路上〜』、ときどき買って…

平仮名じゃだめなのかい?

車中のとも。 関沢英彦『ひらがな思考術』(ポプラ社) ひらがなで考える、とは申せ、漢字で書けることばを、 ひらがなで書いているだけでは?という部分もあり。 著者の言う「漢字VSひらがな」というのは、 「熟語」VS「熟語以外」というほどの区別なの…

あき、転げ落ちる

車中のとも。 関沢英彦『ひらがな思考術』(ポプラ社) 電車のなかでざーっと。めくっただけ。 気になる新刊。 奥村禎秀『水族館狂時代 〈おとなを夢中にさせる水の小宇宙〉 (講談社現代新書)』(講談社現代新書) 仲正昌樹『ネット時代の反論術 (文春新書)…

手段の向上、目的の喪失

車中の読了。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (17) (文春文庫)』(文春文庫) 風呂読。読了。 大杉漣『現場者―300の顔をもつ男』(マガジンハウス) 気になる新刊。 ポー、小川高義『黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)』(光文社古典新訳文庫) 池田…

神保町の開発に気づいたおれ。

車中のとも。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (17) (文春文庫)』(文春文庫) 隙を突いて、書肆アクセスへ。 購入。 南陀楼綾繁『路上派遊書日記』(右文書院)←署名入り。 神保町三井ビルなんてできてる。*1 隣には、東京パークタワープラザなんてのもある…

森せんせい、ありがとさん。

風呂読み。読了。 森毅『ええかげん社交術 (角川oneテーマ21 (B-1))』(角川ONEテーマ21) たしかこれ、ダブりだったので、ボールペンで線を引きながら読んでみる。 お前は、なぜわざわざ風呂でそんなことを!おかげで夜更かし。とほ。 しかし森せんせいの話…

百年の始まり

吉祥寺の古本屋、百年にゆく。 連れが行ったときの「ウブ」な腰つきはなく、 しっかりとした印象。まず階段が、いい。 小松左京の文庫が多かった。雑誌も充実。 新書も置いてあって、新書好きとしては一安心。 たとえ、欲しい新書はなくとも、ね。 建築・ア…

秋深まり、話深めず。

車中のとも。 東山紘久『プロカウンセラーの聞く技術』(創元社) 最近、「聞く本」増えてきましたね。 さきがけじゃないのかしら、これが。 いっちゃん最初の「聞き上手は話さない」というのが、 いきなり効くわいな。 相づちで、話が深まったり、深めなか…

晴れて早稲田

すばらしい天気。 駅まで歩くあいだに、幸せをかみしめる。 古書現世にて。(id:sedoro) 店頭にある『早稲田古本屋街』には、署名は入っていないよう。 店内のお客がいなくなったところで、向井さんにご挨拶。 レジの中の棚から署名本を出していただく。な…

小西真奈美と恵文社へ。

八重洲ブックセンター荻窪ルミネ店にて。購入。 『Lmagazine (エルマガジン) 2006年 11月号 [雑誌]』(京阪神エルマガジン) ネットの画像ではわからなかったが、表紙は小西真奈美だった。 この、ドアあけてる女の人ね。→ 車中のとも。 宮沢章夫『演劇は道具…

傘を忘れて秋晴れの

ゆうべ遅かったので、早く起きて風呂。 あろうことか風呂読み。で、読了。 増田剛己『ビジネスエキスパート時間3倍活用術 (日経ビジネス人文庫)』(日経ビジネス人文庫) 気になる新刊。 鹿島茂『パリの秘密』(中央公論新社) 『東京百景ぬりえさんぽ―脳ス…

雨風に、連敗

台風! 朝、バイト前に早稲田に行こうと思っていたのだが、さすがに断念。 バイトは断念できないので、ひざを濡らしまくってゆく。 向井さん、雨風に、負けました。ごめんなさい。 読了。 小川浩、後藤康成『図解 Web2.0 BOOK』(インプレスジャパン) 図解…

青山から渋谷へ進出。

気になる新刊。 すが秀実『1968年 (ちくま新書)』(ちくま新書) 昼休みのとも。 越川禮子『江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋 (日経ビジネス人文庫)』(日経ビジネス人文庫) 青山ブックセンターが渋谷に出店。 http://www.aoyamabc.co.jp/ 青山ブック…

テレビは、見ないんです。

気になる新刊。 ナイスク企業支援事業部『盗み力』(日東書院) テレビ番組(主にバラエティ)の中で使える「技」をビジネスに援用しよう、 というイラスト本、まあ、あんまし期待しないで読むと、 意外と使えるテクニックが見つかるかもです。 僕はぜんぜん…

セールスマンの死のサイズ

ジュンク堂新宿店。おそらく二回目。 最初に行った時はあまりいい印象はなかったのだが、 今日はなかなか楽しめた。欲しい本が見つかると、 「いい本屋だ」って思っちゃうのかもね。現金な。 気になる新刊・既刊。 中谷吉隆『神楽坂Story』(清流出版) 中村…

きむらっちの文房具もカラーで

読了。 木村衣有子『わたしの文房具』(KKベストセラーズ) 渡辺三枝子、平田史昭『メンタリング入門 (日経文庫)』(日経文庫) 『わたしの文房具』第4章、「絵葉書と人」では、 東郷青児、猪熊弦一郎、南桂子、山名文夫が紹介されており、 しかも絵葉書を…