2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

未踏未達のとり年1月

購入。 稲泉連『「本をつくる」という仕事 (単行本)』(筑摩書房) 羽生善治『将棋から学んできたこと これからの道を歩く君へ (朝日文庫)』(朝日新聞出版) 飯間浩明『三省堂国語辞典のひみつ: 辞書を編む現場から (新潮文庫)』(新潮社) 読了。 藍玉『ま…

本に触れてみる、人に触れてみる

久しぶりに売店でパンを買える時間に駅着。 ホットペットボトルを足の間に挟んで、 暖を取りながら本を読む。 車中のとも。 辻山良雄『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』(苦楽堂) ついに開店した!やはり胸躍るなぁ。 初めて買ってくれた人の…

まずはバトンを拾いなさい

車中のとも。 辻山良雄『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』(苦楽堂) 目次から、良い。フォントも好き。「Titleが閉店する日」が気になる。 第一章、読み終えた。バトンをファンブルしている自分の姿が目に浮かぶ。 客席から、まずは落ち着け、…

もうほとんど大人

土曜は、ダイヤが平日と違う。 用心して、早めに出かけなければならない。 なんて、たった数分のことであるけれど。 送品表をチェックしてすぐに、 ステフィの物語へと。 車中のとも。 アニカ・トール、菱木晃子『海の深み―ステフィとネッリの物語〈3〉』(…

遠くから手渡された本

車中のとも。 アニカ・トール、菱木晃子『海の深み―ステフィとネッリの物語〈3〉』(新宿書房) たまにしか出てこないが、実はネッリの方が危ういような気がしてきた。 ステフィよりずっとうまくやってそうだったのに。久しぶりに登場すると、 様子がガラリ…

次の港で会いましょう

昨日、ぐずる娘を待たせてまで、 東京駅のユニクロで前開きタイツを買ったのに、 後ろ前に履いてきてしまった愚かな男が、わたしです。 車中のとも。 アニカ・トール、菱木晃子『睡蓮の池―ステフィとネッリの物語』(新宿書房) 26から32まで読んだ。 日曜・…

楽しくしていて、オッケーです

ゆうべ、北村さんからメールが来ていて、 とても嬉しい気持ちになった。こちらから、 メールしなければならなかった!とは思わず、 ただただ、自分に向けられたことばを抱えて、 じっとしている。生きのびていける。 車中のとも。 アニカ・トール、菱木晃子…

僕は満喫した楽しい夜を、

メガネを曇らせながら小走り。 今日もギリギリ電車に乗りこむ。 車中のとも。 アニカ・トール、菱木晃子『海の島―ステフィとネッリの物語』(新宿書房) 卒業。いろいろと胸がはずむことが続く。 もうすぐ読み終えてしまう。続きの巻も、 図書情報館にあった…

適当な鈍さをかぶって暮らす

祝日休配出勤だけれども、 妻も仕事だったので、洗濯したりお弁当を用意したりの、 ゆっくりモーニング。明るくなった道を出かける。 車中のとも。 アニカ・トール、菱木晃子『海の島―ステフィとネッリの物語』(新宿書房) 行きの電車では「8」まで読んだ…

2016 五本の指

今年最初の日曜日、ではない。 元旦も、日曜日だったか。元旦は、 日曜日としてはカウントしたくないね。 まぁ、いいや。今年、二度目の日曜日。 子どもの相手をいいかげんにしながら、 こそこそと去年の記事を振り返り、 今年は早めに五本の指を選定。 2016…

ページしか見てない

送品表をチェックしたあと、 こないだ買った手帳に、ちょっとだけ、 予定などを書き込んでみる。ここ何年かは、 ほんとうに両手で数えられるくらいしか書き込みがなく、 はっきり言って手帳なんて買わなくていいんだけど、 ほんの少しでも「予定」というのを…

女の一生に、登場すれば

鞄の中にある2冊の中から、 どちらを選ぶか。薄い新書が手に取りやすい。 その選択を車中に持ちこんで、けれど予想通りの。 それでも単行本を置いてくればよかった、とは思わない。 心強い、2冊持ち。 車中のとも。 伊藤比呂美『女の一生 (岩波新書)』(岩…

楽がしたかっただけ、なの。

休み明け。今日から入荷アリ。 本格的な、一年の幕開け、といった感じ。 送品表をチェックし、「雑メモ」のことが頭をよぎったが、 携帯はいじらず、本を取り出した。 車中のとも。 佐藤ねじ『超ノート術 成果を10倍にするメモの書き方』(日経BP社) 線を…

喉元に刀の冷たさ

今朝も、荷物はない。 明るくなってから、ゆっくりと駅へ。 ホットペットボトルを買ってから、 電車に乗りこむ。本を取り出す。 車中のとも。 若松英輔『言葉の贈り物』(亜紀書房) すると黙って聞いていた同僚が、ぽつりと「読めない本は、読める本より大…

年明けたなら春遠からじ

ゆうべは、妻と遅くまで話しあい。 初出勤は寝不足の頭を抱えて、小走らず。 もちろん今日は荷物はないから送品表は見ない。 出かける前についと手が伸びた若松センセイの本を開く。 車中のとも。 若松英輔『言葉の贈り物』(亜紀書房) 僕も、僕の「天来の…

とり年とり本屋、開幕

明けましておめでとうございます。 本年も、よろしくお願いいたします。 おかげさまで「とり、本屋さんにゆく」も、 2度めの「とり年」を迎えることができました。 去年もちらりと申し上げましたが*1、とり年とり本屋、ということで、 今年は何かこれまでや…