2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

もう少しあなたの子ども

気になっていた珈琲店に入って、 ココアを飲みながら本を読む。 ガラス窓を叩く音に飛び上がって、 ふりむけば見覚えのある柄の服。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 加藤周一、鷲巣力『加藤周一が書いた加藤周一―91の「あとがき」と11の「まえがき」』(…

この箱、希望入り?

台風は、来なかった。 洗濯物を干したり、掃除機をかけたり。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 有馬哲夫『アレン・ダレス 原爆・天皇制・終戦をめぐる暗闘』(講談社) 太宰治、小松健一『とんぼの本 太宰治と旅する津軽』(新潮社) 太宰治『パンドラの匣…

荒川さんからの手紙

荒川洋治、関川夏央、高橋源一郎、平田オリザ、加藤典洋『ことばの見本帖 (ことばのために 別冊)』(岩波書店) 荒川洋治の担当したアンソロジー「詩と光景」を読む。 草野心平の詩「サッコ・ヴァンゼッチの手紙抄」で、 サッコ・バンゼッティ事件というのを…

猛スピードで夏は

今日は、実にさわやかな天気であった。 涼しかったし、陽ざしも気持ちよかった。 なんというか、もう、夏は終わってしまったのだね。 なるべく、考えないようにしているのだけれども。 読了。 長嶋有『猛スピードで母は (文春文庫)』(文藝春秋) 「最近、あ…

どうして買うの?

車中のとも。 長嶋有『猛スピードで母は (文春文庫)』(文藝春秋) 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) ジョン・B・チョッパー『小説ウルフルズ 青春というのなら』(ぴあ) 忌野清志郎『ロックで独立する方法』(太田出版) 灘本唯人、和田誠、横尾忠則、宇…

長嶋さんの放つ殿馬

ケータイを忘れて出かけた。 最近、続くなぁ。でも、なんだか、 それほど辛くなかった、今日は。 読了。 長嶋有『タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な47-2))』(文藝春秋) 「トノマって知ってます?」唐突に安藤は尋ねた。 「ドカベンでしょう」反射的に答…

夫婦.ing

久しぶりに吉祥寺に行った。 馴染みの古本屋は、跡形もなかった。*1 まったく、古本屋事情に疎くなったものよ。 車中のとも。 長嶋有『タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な47-2))』(文藝春秋) 3作品め、「バルセロナの印象」に突入。 妻が出てくる。また…

通勤曲線

長嶋有『タンノイのエジンバラ (文春文庫 (な47-2))』(文藝春秋) ふたつめの作品、「夜のあぐら」は、 一転して、遅々として読み進まず。 なんだ、これ。いや面白いんだけど、 うとうとしながら読んだりして、 けっこう頭の中がぐちゃぐちゃだ。 気になる…

狙撃と滞留

車中のとも。行き。 大橋悦夫『成功ハックス』(青春出版社) 「タイムカプセル(http://capsule.stevian.jp/)という 無料サービスが便利です。(p.172)」 タイムカプセルに入れておくキラークエスチョンで、 いつかの自分を狙撃せよ。 車中のとも。帰り。…

パラレルと並んでる

また長嶋有の小説を借りてしまった。 こないだはブックオフで買ってしまった。 好きな作家の小説を、文庫にもかかわらず、 新刊で買えないとはなんともなさけない。 けれどもなんというか、ふっと図書館の棚でたたずむそれを、 置いては帰れなかったのです。…

本屋をあきらめない

気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 中村俊輔『夢をかなえるサッカーノート』(文藝春秋) 川上弘美『此処彼処 (新潮文庫)』(新潮社) 齋藤孝『偏愛マップ―ビックリするくらい人間関係がうまくいく本 (新潮文庫)』(新潮社) フィッツジェラルド、小川高義『…