2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ふろくvs笑顔

雑誌のふろくつけ作業は、いくつもの雑誌が重なると、 かなりしんどい。プレッシャーで、笑顔がにぶる。 レジにやってくるお客さんや問い合わせの電話が、 「敵」のように感じてしまう。それでも、この作業を、 なるべくポジティブな気持ちで行えるよう、 「…

ええいああ妻からもらい読み

休み明けは、やっぱし、疲れるな。 夕方、ちょっと頭痛もあった。 車中のとも。 高橋健二『ケストナーの生涯―ドレースデンの抵抗作家 (福武文庫―JOYシリーズ)』(福武書店) エーリヒが自叙伝的な「わたしが子どもだったころ」を書くのを、父は確かな記憶で…

娘の指したもの

高校野球の県大会決勝をテレビ観戦する妻を残して、 自転車で図書館に出かけた。読み終えたカミュの本を返し、 何冊か、借りた。 借りた。奈良県立図書情報館。 森真一『「お客様」がやかましい (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房) 山納洋『common cafe(コ…

真夏の記念日

今日も、本を読みながら、眠ってしまった。 眠りへの移行がスムーズだと、どこまで読んだか、 よくわからなくなってしまうね。 車中のとも。 高橋健二『ケストナーの生涯―ドレースデンの抵抗作家 (福武文庫―JOYシリーズ)』(福武書店) 両親の子どもに対する…

漕ぎ手の抵抗

本を読みながら眠くなるのは、 気持ちがいいこともあるのだけれど、 なぜだか、船をこぎつつ眠気に抵抗して、 必死に読み続けようとしたりする。 車中のとも。 野崎歓『カミュ『よそもの』きみの友だち (理想の教室)』(みすず書房) 家路の途中で、向こうか…

Kのいない世界で

食堂でお弁当を食べながらふと、 前方を見ると、ひとりの男がうつむきながら、 右手を伸ばして携帯電話をかざしている。 『あ、自分を撮っている・・・!』 画面を確認しては、再びうつむいて撮影。 10回くらい撮り直していた。 読了。 E.ケストナー、高橋…

踏みつぶせ、雪の玉!

ふと、頭の中に歌が流れて、追いかけるように、 iPod でさだまさしを探す。ライブアルバム*1から、 「前夜」「戦友会」を選んで、聴く。 車中のとも。 E.ケストナー、高橋健二『子どもと子どもの本のために (同時代ライブラリー (305))』(岩波書店) 自由の…

ケストナーをたずねて

休み明け、たいそうくたびれた。 まだまだ始まったばかりであるが、 かえって、はじめの方が大変なのかもしれぬ。 車中のとも。 E.ケストナー、高橋健二『子どもと子どもの本のために (同時代ライブラリー (305))』(岩波書店) 子どものころをほんとに思い…

飛ぶ教室、泣くおっさん

母と妻が何か話しているのは、向こうのシート。 僕は、眠る娘を乗せたベビーカーを前に、 本を読む。ふと気づくと、妻がそばにいた。 駅だ。慌てて本をしまって、ホームに出る。 読了。 ケストナー、丘沢静也『飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)』(光文社) 正…

金がなければ夢もない@代官山

家族3人で、東京に出る。 娘が歩くようになってからは、初めて。 新幹線、早いな。午前中には、代官山。 で、代官山の蔦谷書店を訪れる。 いったい、この書店は儲かるのだろうか、 というのが感想。いや、面白そうではあるのだけれど、 設備やら人件費やら…

友だちのこと

明け方、5時前にごそごそ動く生き物に起こされ、 ねぼけまなこで絵本を読み聞かせたような気がする。 その後、眠っている娘を目撃。夢だったのか? 読了。 小笹芳央『モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則 (PHPビジネス新書)』(PHP…

鬼は、どこ。

娘発熱で、保育園からとんぼ帰り。 出勤までのわずかな時間にお義母さんに来てもらう。 娘はお義母さんやお義父さんにとてもなついていて、 ふたりが登場すると「きゃー」といって飛んでいく。 とてもありがたい。 文房具店に寄って、蛍光ペンを購入。 キャ…

辞書で遊びたい

図書館に『ユリイカ』を返しに行く。 まだ読んでいない部分がたくさんあったので、 館内で読む。途中、居眠りをはさみながらも、 面白い記事がいろいろあって、興味深い。 『ユリイカ2012年3月号 特集=辞書の世界』(青土社) 笹原宏之「辞書を編む」(p.87-…

存続する甲斐を求めて

幼年誌のふろく付けなどをしながら、 娘とどうやって遊んでいこうか、考えたりする。 僕はあまりテレビが好きではないので、 できればテレビ抜きで彼女と過ごしたい。 と言えども、保育園やらおともだち経由で、 テレビ情報は入力されるだろうし、それにとも…

宛先のない二日酔

ここ2、3年は飲む機会がぐんと減ったので、 たまに飲むとひどく酔ったり、翌日調子が悪かったり。 二日酔い、というのともちょっと違うような、 だるい感じの一日でございました。 読了。 内田樹『街場の読書論』(太田出版) 買ってからしばらく放置して…

昨日の自分からの旅立ち

今日は傘を持参したので、雨は降らなかった。 おまじないですな、もはや。家に帰る途中の電線に、 やばいくらい大量の鳥が群れている。やばい。 車中のとも。 内田樹『街場の読書論』(太田出版) 人間が生きてゆくためにほんとうに必要な力についての情報は…

書店員の埋もれた才能

傘を持っていると降らないのに、 持ってないと降られる。駅まで小走り。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 松岡正剛『千夜千冊 番外録 3・11を読む』(平凡社) 奈良美智『NARA LIFE / ナラ・ライフ 奈良美智の日々』(フォイル) 中山康樹『さよならビート…

真剣さに教わる

病み上がりの娘を連れて保育園へ行くと、 保育士さんに「説教」される。その真剣な眼差しに、 「命を育てること」の厳しさを教わった気がする。 はっきし言って、一人目の子供を育てる親は、 ぜったい、未熟と思う。謙虚に、必死に、 育てるべし。 気になる…

あらゆる要素を励みに読む

ほぼ日で、クルム伊達公子のインタビューを読む。 http://www.1101.com/kimiko_date/index.html 「復帰するなんて、 1パーセントも考えたことがなかったですね」 というダテキミが、復帰に至るまでの話に、 やたらとやる気が湧いてきて、困る。 そういうテ…

電話より本を携帯

携帯電話を、よく家に置いて出掛けるようになった。 わざとではない。忘れていくのだ。今日も忘れた。 でも今日は、さすがに「また忘れてしまったな」と、 特に痛みを感じることはなかった。 奈良に越してから、というわけでもないが、 それほど携帯に頼らな…

風に吹かれて、好奇心

若い友人の出ている芝居を観に、京都へ。 わざわざ「若い」とつけたくなるのは、 どういう風の吹き回し? 午前中に早入りして、レンタサイクルで、 恵文社一乗寺店へ向かう。涼しげな赤シャツの、 堀部店長を横目で見ながら、棚を楽しむ。 気になる新刊。(…

追憶を乗せて走る

いきしの電車で、山田稔明を聴く。 なんというか、懐かしい気持ちになる。 もしくは、若者だった頃の気分になる。 その気分が久しぶりだから、懐かしい、 という気持ちであるのだが、その気分自体には、 そういう「追憶」は含まれずにただただ、 幸せな前の…

一瞬をちりばめて

妻の両親と弟が家に来て、夕飯を共にする。 トイレに入って、ふと、ダイニングに溢れる家族を思う。 もはや、それは、妻の実家とほぼ変わらない顔ぶれだ。 (妹さんが来ればパーフェクト) トイレにいる私と、先に眠った娘だけが、 「家族」に後から参加した…

迷子の欲望

東京行きのプランを立てる。 忙しいけれど、とても楽しみ。 メインは、友人の結婚パーティー。 めでたい時間の前後は、 幸せに染められるはず。 車中のとも。 糸井重里『インターネット的 (PHP新書)』(PHP研究所) 経験の総量が足りなければ、欲望の生まれ…

古道具屋のステキな本棚

富雄にある古い道具とカワイイ雑貨を商う店、チロル*1。 7月、8月と、「旅するふるほん屋ぼちぼち堂」*2とのコラボにて、 古道具屋→古本屋へと変身すると聞き、訪ねてみた。 チラシを頼りに、ローソン脇の細い細い路地を抜けていくと、 ステキなお店があり…

ほぼ青春の購読不能顛末

平城宮跡が、どんどん緑に沈んでいく。 世のお父さん、お母さんが平城宮跡について、 「目を閉じてごらん」というセリフと共に、 古代への想像を促す気持ちもわからんではない。 車中のとも。 糸井重里『インターネット的 (PHP新書)』(PHP研究所) 昨日の、…

赤ん坊として、進め

なんとなくダルい感じの一日だった。 昨日、ちょっと歩きすぎたのかもしれない。 早くも山田さん*1にもらったエネルギーが、 枯渇しかけているじゃないか! と思って、山田さんのライブで感じたことを、 思い出しながらメモをとったりしてみた。 あれだね、…