ほったらかしの本を拾う

太宰治


川崎ラゾーナに出かけた。
横浜の先、けっこうあるな。
丸善をうろつく。元同僚の姿は見えず。
このサイズの書店は、ちょと持て余す。
本の本のコーナーが充実していて、
ほとんどいつもここで満腹。


購入。
恵文社一乗寺店本屋の窓からのぞいた京都 ?恵文社一乗寺店の京都案内?』(毎日コミュニケーションズ
井伏鱒二太宰治』(筑摩書房
山本明文『12人の優しい「書店人」』(商業界)


ネットか何かで読んでいただけの、恵文社の本を発見。
これ、去年の発行なのね。ずいぶん、ほったらかしだ。
写真のふわっとしたぼやけ具合もステキ。そして、
久しぶりに、井伏鱒二の『太宰治』を発見。これ、
前に恵文社で発見して大興奮した一冊。それきり、
ほったらかしになっていた。こいつについては、
もう買うことはないかもしれないな、と思っていた。


恵文社の本を買うなら、こいつも買っておこうじゃないか。
そう思って、『太宰治』を抱える。久しぶりに箱入りの本。
そして、2冊買うなら、あと一冊。三冊屋の呪いだね。
この棚で発見した、本屋さんの本。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
司修本の魔法』(白水社
佐々木敦小説家の饒舌』(メディア総合研究所)
小池昌代文字の導火線』(みすず書房
喜国雅彦本棚探偵の生還』(双葉社
沢野ひとし山の帰り道』(本の雑誌社
山村修増補 遅読のすすめ (ちくま文庫)』(筑摩書房