凛と怠け者
ちくま文庫で、荻原魚雷の『本と怠け者』というのが
出ているはずなのだが、見つけられなかった。
そういえば、読書のすすめ系自己啓発書をパラパラしたとき、
本を買う人に貧乏人はいない、みたいな文章を見つけて、
ふと、荻原さんのことを思った。貧乏かどうかは知らないが、
この本に載っている「本を買う人」ってのは、
ものすごく限られているな、と思った。
まぁ、いいか。
日記には書けていないが、『なずな』*1を
読み進めている。なんとか、手放さずに済んでいる。
購入。
日々野真理『凛と咲く なでしこジャパン30年目の歓喜と挑戦』(ベストセラーズ)
そして、一気読み、読了。
面白かったです。W杯が終わった後の取材があるのが、
いいですね。日本女子サッカーの、過去も未来も、
想像できるような作りが、いい。あくまで、想像なんだけど、
インタビューの中で、昔の代表選手の名前がどんどん出てて、
いちいち脚注とかついていないんだけど、あー、続いてるんだな、
という様子は、びんびん伝わってくる。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
内田樹『「おじさん」的思考 (角川文庫)』(角川書店(角川グループパブリッシング))
『安野光雅―キャンバスが絵になるとき (山川Mook 4)』(山川出版社)
『神田神保町古書街2012 (毎日ムック)』(毎日新聞社)
『神田神保町古書街2012 (毎日ムック)』
最近は手にも取らなくなってしまったが、
今年のは表紙が気になってパラパラ。
赤井稚佳の、イラスト。すてき。