私は本屋でない(今は)

本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本


いったん休止している活動の、仲間を訪ねる一日。
東京は、魅力的な都市ではあるが、逗子暮らしを経て、
私のスピードはいささか減じているようだ。
このまま、もっと遠くへ行ってしまおうか。


読了。
内田樹「おじさん」的思考 (角川文庫)』(角川書店(角川グループパブリッシング)

 主体性とは「他の誰によっても代替されえないような存在で自分は在る」という覚知とともにしか成り立たない。
 そのためにはマッピングが不可欠である。
 そして、マッピングのための問いとは「私はどこにいるのか?」「私は何ものであるのか?」「私は何ができるのか?」といった実定的な問いではなく、「私はどこにいないのか?」「私は何ものでないのか?」「私は何ができないのか?」という一連の否定的な問いなのである。(p.175)


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
柴田元幸モンキービジネス 2011 Fall vol.15 最終号』(ヴィレッジブックス)
安田雪ルフィの仲間力  『ONE PIECE』流、周りの人を味方に変える法』(アスコム
黒井千次散歩の一歩』(講談社
杉山恒太郎クリエイティブマインド つくるチカラを引き出す40の言葉たち』(インプレスジャパン)
テレビ東京報道局ワールドビジネスサテライトスミスの本棚 私の人生を変えたこの一冊』(日経BP社)
山口絵理子『自分思考』(講談社
鴻巣友季子本の寄り道』(河出書房新社
内田樹うほほいシネクラブ (文春新書)』(文藝春秋
手塚治虫手塚治虫クロニクル 1946?1967 (光文社新書)』(光文社)
赤瀬川原平個人美術館の愉しみ (光文社新書)』(光文社)
長嶋有いろんな気持ちが本当の気持ち (ちくま文庫)』(筑摩書房
平松洋子野蛮な読書』(集英社


『モンキービジネス 2011 Fall vol.15 最終号』
いやー、終わってしまうのですか。結局、2回くらいしか、
買わなかった。売れないから、ちうわけでもないのかしら。
再開する気概は感じられる「あとがき」、期待したい。
今回は、トム・ソーヤの冒険の柴田訳。気になる。


『ルフィの仲間力』著者の安田雪は、
人脈づくりの科学 「人と人との関係」に隠された力を探る』の。


読了。再読。
内沼晋太郎『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)


はてさて、とりと本屋さんとの未来は、
どうなる、どうなる。


初めての、娘との二人旅。
横須賀線では、おとなしく眠ってくれていた。
帰宅して、風呂に入れて後、母乳を欲する娘に、
なすすべのない父ひとり。こんなに無力感を覚えたのは、
いつ以来であろうか。私は、無力だ。