棚を殺さぬように

棚は生きている―私の店から“パピルスの夢”を伝えたい


以前にお世話になったヒトにご挨拶に出かける。
総武線は、一度座ってしまえば、なかなか快適な読書空間。


車中のとも。
村上春樹国境の南、太陽の西 (講談社文庫)』(講談社


約束の時間より少し早く東京駅に着いたので、
久しぶりに八重洲地下街の古本屋さんへ出かける。
R.S.Books は、賑わっていた。どういう人たちが、
足を運んでいるんだろう。品揃えも、硬軟とりどり。


購入。R.S.Books。
青田恵一『棚は生きている―私の店から“パピルスの夢”を伝えたい』(青田コーポレーション出版部)


このタイミングで出会えたのは、縁を感じますな。
しっかり勉強して、ブランクを取り戻したい。


約束の八重洲北口では、もうそのヒトは待っていた。
色々とお話をして、カラオケにまで連れて行っていただく。
ここ1年ばかり、ほとんど飲まない生活だったので、
少しの酒でだいぶ酔ったようで、帰りはヘロヘロだった。


思っていたよりもずいぶんと遅くなってしまった。
手袋も片方、なくしてしまった。けれどもなんとも言えぬ、
幸せな気分で家路を急いだ。自宅の本棚も、生き返らせねばな。