昼から洋子さんとよりみち

天然生活 2015年 02月号 [雑誌]


ちょっとこれ、やばいんじゃねえの、
という時間まで寝てしまって、
うっすら明るくなった路上へ、
駆け出す。


車中のとも。
次の本へ』(苦楽堂)


北沢夏音氏の、いい話だった。そして「きたざわ・なつを」と
読み方も書いてくれている文末の著者紹介、親切。
けっこう勝手な読み方しちゃうのからね、名前。
紹介されてた1冊めの『蠅の王』も気になる。


北村浩子氏の文章も、うぅむと唸る良さ。
読みやすくくだけたところもあるのだけれど、
そっと着地した文章がゆっくりと両手を開いて伸ばした「残身」に、
この短い文章が脳内で一気に甦って「僕の中の観客総立ち」になる感じは、
体操競技の凄い演技を見た気分にも似た。すごい、いい。


仕事には、間に合った。
毎日、少しずつ、到着時間が遅れているが、
なんとか遅刻せず、三が日を駆け抜けた。


なぜか我慢できなくなって、昼休みに洋子さんを棚から連れ出す。
「さぁ、一緒に来るんだ!」「とりさん・・・!」「とりさん・・・!!」
白昼夢。実際の著者は、洋子さんたちなので、3人の逃避行ですな。ぱたぱたぱた。


購入。
小川洋子平松洋子『洋子さんの本棚』(集英社*1
天然生活 2015年 02月号 [雑誌]』(地球丸)
本の雑誌編集部『本の雑誌379号』(本の雑誌社


『天然生活』は、「"よりみち"本と映画すごろく」が、
どうにも気になって買ってしまった。あわよくば、自作してみたい。
本の雑誌379号』ひっそりと気にしていたこれも買ってしまった。
本の雑誌が選ぶ年度ベスト10」です。巻頭カラー口絵がいい。
根岸さんのうらやましすぎる本棚を堪能させていただきます。


今年初めての肉じゃがコロッケめんたい弁当を食す。
それにしても、食べ物に関して本当にこだわりがない。
毎日毎日、飽きもせず同じ弁当。精神は平気でも、
肉体に悪影響がありそうです。


明日も出勤。