怖いことだらけの、

現代思想 2015年2月号 特集=反知性主義と向き合う


夜明け前だと、窓から外を見ても、
雨が降っているか、よくわからない。
わからないまま、大きい傘を持って駆け出す。
どうやら、それほど降ってはいないようだ。


駅から勤め先までの道で、
歩きひげそりを目撃する。
そんなものを見たのは初めてだ。
いまだにT字の自分には、けっこうショック。
歩きながらでも剃れるのか、うらやましいな。(←そうか?)


昨日の自分のつぶやきに対して長谷川書店さんからいただいた、
「継続できる体の維持が最優先です!」というメッセージに感動。
ツイッターの、その画面を表示したままにしておいて、
午前中はときどき取り出して眺めた。


車中のとも。
小川洋子平松洋子洋子さんの本棚』(集英社


まだ第2章を読んでいる。
「母と娘」という関係を家族の中で体験していない僕にとって、
今後、展開していくであろう妻と娘による「母と娘」関係を考えるうえで、
いろいろと想像を刺激される話、いろいろ。まぁ、けっきょくは、
蚊帳の外なんだろうけどね、父は。いや、わからないけど。
傍観者でいられたら、楽ちんだな、という浅はかな考え。
・・・なんか、怖いな。


島田さんのツイート*1で激しく読みたくなり、
駅前の本屋さんで『現代思想2月号』の福嶋さんのとこ読み干す。
深くため息。なにかしみてくるような気持ちになるけれども、正直、
「わかったような気になっているだけ」という自覚あり。


これは、手元に置いておかねばならぬ、と思ったり、
手元に置いてしまったら安心して読み返さなくなるぞえ、と不安になり、
せっかく雑誌担当なんだから、仕入れて勤め先で買ったらどうだ、
いや、その本との出会いをもたらしてくれた本屋さんに敬意を表して、
ぜひともこの店で購入するべきだ!よくぞ仕入れてくれました!
お前何様だ!どうでもいいけど、腹が減ったぞ、などと、
店内をうろついたのち、再びぱらぱら。


酒井隆史の文章をちらと読んで、
なんか読めそうな気がした。


・・・反知性主義ってなんですか。


購入。啓林堂書店奈良店。
白井聡信田さよ子森達也北原みのり酒井隆史巽孝之上野俊哉、澤野雅樹、福嶋聡現代思想 2015年2月号 特集=反知性主義と向き合う』(青土社


本屋のあと、スーパーで買ってきた弁当を食べてひとごこち。
酒井隆史現代日本の『反・反知性主義』?」を読む。
「過去のみずからの一貫性を次々とひるがえすという語法」、怖いな。


それにしても昼も夜も弁当か。
それも怖いな。


怖いことだらけだ。