宛先のない二日酔

街場の読書論


ここ2、3年は飲む機会がぐんと減ったので、
たまに飲むとひどく酔ったり、翌日調子が悪かったり。
二日酔い、というのともちょっと違うような、
だるい感じの一日でございました。


読了。
内田樹街場の読書論』(太田出版


買ってからしばらく放置していたが、
あとがきにミシマ社の『街場の文体論』*1への橋渡しがあり、
タイミング的には最良の読了だったのかもしれない。


ツイッターで、『文体論』の評判を読むにつけ、
さて、どこの書店で手に入れようか、と悶絶。
(うちの店には入荷するのだろうか)

リーダビリティの本質はコンテンツにあるのではなく、「そのメッセージは自分宛てのものだ」と直感する人を得ることにある。(p.413)


このブログに書き散らされている文章を読んで、
「このメッセージは自分宛てのものだ」と直感してくれるひとは、
いるのだろうか。いや、むしろ、この文章たちは、
誰宛てに書いているか、明確に意識していますか?

*1:内田樹街場の文体論』(ミシマ社)