真夏の記念日

こんちき号北極探検記 ホッキョクグマを求めて3000キロ


今日も、本を読みながら、眠ってしまった。
眠りへの移行がスムーズだと、どこまで読んだか、
よくわからなくなってしまうね。


車中のとも。
高橋健二ケストナーの生涯―ドレースデンの抵抗作家 (福武文庫―JOYシリーズ)』(福武書店


両親の子どもに対する愛の競争、歯ぎしりするような戦いが、聖なる日にクライマックスに達した。それを楽しい笑いにするか、悲劇にするかは、主役を演じる男の子にかかっていた。彼は台所で、クリスマスツリーのちらちら光るへやに呼ばれるのを待った。彼は両親よりうわての外交官だった。(p.33)


結婚記念日ということで、
スーパーでエビスを買って帰る。
袋はいりません、と500の缶を、
かばんに直接入れる。


もういっそ、飲みながら帰りたいほどの暑さ。
暑いね。夏だね。娘が帰ってくるまでの間、
しばしふたりで、ビールを飲む。肉を食らう。
娘を、うわての外交官にしないですむように。


読了。ゆうべ。
野崎歓カミュ『よそもの』きみの友だち (理想の教室)』(みすず書房


気になる新刊。
あべ弘士『こんちき号北極探検記 ホッキョクグマを求めて3000キロ』(講談社