ケストナーをたずねて

日本が好き!


休み明け、たいそうくたびれた。
まだまだ始まったばかりであるが、
かえって、はじめの方が大変なのかもしれぬ。


車中のとも。
E.ケストナー高橋健二子どもと子どもの本のために (同時代ライブラリー (305))』(岩波書店

子どものころをほんとに思い出すということは、つまり、何が本物で、何がにせ物であるか、何が善く、何が悪いかを、とっさに、長く考えずに、知ることです。たいていの人は子どものころを、雨がさのように忘れ、過去のどこかに置きっぱなしにします。だが、その後の四十年五十年の勉強も経験も、最初の十年間の精神の純度を埋め合わすことができません。子どものころはわたしたちの灯台です。(p.21)


飛ぶ教室』からの、ケストナーへの、
素直なリレー。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
段文凝『日本が好き!』(PHP研究所
BMC(ビルマニアカフェ)『いいビルの写真集 WEST』(パイインターナショナル)


『日本が好き』段文凝、かわいい。。。