自分が考えたいことは

書きあぐねている人のための小説入門


寒い。
もう、冬が、冬が来ますよ。


車中のとも。
保坂和志書きあぐねている人のための小説入門』(草思社

その小説を書きながら、それを書いている時間を通じて自分が考えたいことは何なのかということを考えてください(p.30:原文は太字部分に傍点あり)


小説を書く、ということを念頭に置かれた文章であるが、
いろいろ、生活するうえで気をつけたいと思えることばが、
そこここに登場する。


自分が何を考えたいか、考えてるか、立ち止まることは、
ものすごく少なくなっている。読むことというのも、
あれはあれで、考えない時間を重ねるだけで終わることもある。
僕は小説を書かないけれども、上にあるような、
それをしながら考える時間、というのを、
少し意識して見つけてみたいと思う。