腹八分目の本屋さん

男の隠れ家 2010年 12月号 [雑誌]


バイト前に、中目黒駅前図書館にゆく。
予約してあった本を借りる。読んでない本を返す。
図書館の利用は、新陳代謝が肝心。


借りた。目黒区立中目黒駅前図書館。
エリック・ホッファー、中本義彦『エリック・ホッファー自伝―構想された真実』(作品社)
ロバート・ベンチリー浅倉久志エンサイクロペディア国の恋 (ハヤカワ文庫NV―ユーモア・スケッチ)』(早川書房
フランク・サリヴァン浅倉久志忘れられたバッハ (ハヤカワ文庫NV―ユーモア・スケッチ)』(早川書房


青山ブックセンター六本木店、ツイッターで、
ポイントが2倍らしいことを知る。勇んで出かける。
母に頼まれていた本も買う。欲しかった雑誌も買う。
ポイント2倍、ということで、1000円になるように、
もう一冊選ぶ。意外とてこずる。思うツボ、だね。


購入。青山ブックセンター六本木店。(ポイント2倍)
梨木香歩ピスタチオ』(筑摩書房
池田晶子帰ってきたソクラテス (新潮文庫)』(新潮社)
男の隠れ家 2010年 12月号 [雑誌]』(朝日新聞出版)
内田樹街場のマンガ論 (小学館クリエイティブ単行本)』(小学館クリエイティブ


『男の隠れ家 2010年 12月号』特集は、
「本のある空間、本とある時間。」


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
山田稔マビヨン通りの店』(編集工房ノア
吉野朔実神様は本を読まない』(本の雑誌社
服部文祥百年前の山を旅する』(東京新聞
文藝 2010年 11月号 [雑誌]』(河出書房新社
ヴァレリア・マンフェルト・デファビアニス、ジョン・ブラニー、、ザ・ビートルズ・クラブ、刈茅由美『ジョン・レノン写真集 In His Life (P‐Vine Books)』(ブルース・インターアクションズ
『In The City』(BEAMS
J・G・バラード、柳下毅一郎人生の奇跡 J・G・バラード自伝 (キイ・ライブラリー)』(東京創元社
笹目浩之『ポスターを貼って生きてきた。 就職せず何も考えない作戦で人に馬鹿にされても平気で生きていく論』(パルコ)
美術手帖編集部『日本イラストレーション史』(美術出版社)
嶋浩一郎『ブランド「メディア」のつくり方―人が動く ものが売れる編集術』(誠文堂新光社
中村良夫『都市をつくる風景』(藤原書店
エクスナレッジホーム『建築家の言葉 (X‐Knowledge HOME special edition)』(エクスナレッジ
東京工業大学塚本由晴研究室『WindowScape 窓のふるまい学』(フィルムアート社)
加藤文俊『キャンプ論―あたらしいフィールドワーク』(慶應義塾大学出版会)
平田晃久、藤本壮介中村拓志、吉村靖孝、中山英之、倉方俊輔『建築家の読書術』(TOTO出版
都築響一HELL ?地獄の歩き方<タイランド編>』(洋泉社
高柳蕗子『穂村弘ワンダーランド』(沖積舎
関口良雄昔日の客』(夏葉社)
西加奈子せきしろダイオウイカは知らないでしょう』(マガジンハウス)
伊集院光のはなしさん』(宝島社)
角田光代ツリーハウス』(文藝春秋
出久根達郎作家の値段 『新宝島』の夢』(講談社
山崎まさよし語る山崎まさよし〈上〉』(トーキングロック
山崎まさよし『語る山崎まさよし〈下〉』(トーキングロック
寺村摩耶子『絵本の子どもたち―14人の絵本作家の世界』(水声社
石坂善久『東京水路をゆく ―艪付きボートから見上げるTOKYO風景』(東洋経済新報社
ベルント・ブルンナー、伊達淳『熊: 人類との「共存」の歴史』(白水社



『文藝 2010年 11月号』特集は、
「ひと足早い これだけは読んでおきたいブックガイド2010」。
『In The City』BEAMS から出た、「文芸カルチャー誌」だとか。
片岡義男の詩や写真が載ってた。
『人生の奇跡 J・G・バラード自伝』ちくま文庫の、
ザ・ベスト・オブ・バラード (ちくま文庫)』を、ずっと探している。
『日本イラストレーション史』思った以上に、知ってる人が載ってた。
100%ORANGE も載ってました。


『昔日の客』うわさの一冊。ようやく本物を見た。
確かに、タメイキが出るほど素敵な装丁。うーむ。
文章も、面白いんだろうね。でも、あたしゃそれほど、
古本者じゃないからなー。うーん。


『東京水路をゆく』「ゆく」という動詞がよい。
『熊』装画が、とてもよい。


知人との待ち合わせで新宿。待つ間、本屋をうろうろ。
オズマガで勉強した店を探したり。*1
Brooklyn Parlor は残念ながら、「本屋」さんではなかったですね。
照明暗いし、通路狭いし、ワイワイ騒がしいし、食事する客のための、
レストラン、ダイニングバーですね。ひとりで来て、本を眺める客、
いるのかしらん。どの客にとってもBGMにすらなってないくらい、
本の存在が希薄に感じました。まあ、ひがみかもしれませんがね。


閉店まぎわのアンジェ ラヴィサント新宿店にも立ちよる。
こちらは雑貨屋さんの一角に、ほんの少しだけある本棚。
ところが、これがあなどれない。うなったり、タメイキついたり。
大阪・京都のアンジェはとても良かったので、期待半分、
裏切られることへの恐怖半分で足を運びましたが、一安心。
ちょっと量は少ないですけれど、雑貨を含め、プレゼント購入には、
なかなか重宝するお店ではないでしょうか。


それにしてもリサ・ラーソンのふくろう、かわいい。欲しい。
あと、多色刷り(?)のとりのカードもかわいかった。
700円以上した。た、高いよ、さすがに。


ジュンクは時間切れで立ち寄らず。
紀伊国屋も、5分くらいだけ、すぐに閉店。
東口は、早いな。やっぱし、南口、ルミネだな、
ブックファーストだな。って、全然ごぶさただけどな。


ふと、よく行く本屋さんをリストアップしてみよう。
青山ブックセンター六本木店。
ブックファースト渋谷文化村通り店。
住吉書房元住吉本店。


これって、地元や通勤のついでの範囲以内、
ABCの六本木だけ、それでも仕事の帰りだけど、
わざわざ乗る駅をずらして立ち寄る、といった感じ。
どんなに素敵な棚つくりをしても、営業時間外だったり、
行動範囲外だったりすると、なかなか足を運ばない。


むぅ。
すいません、本屋さん好き、とか言いながら、
この程度の好きさ加減で。


蔵書量は、少なすぎては物足りないが、ある程度揃ってれば、
それ以上は魅力として加算されない気がします、ぼくの場合。
ブックファーストでいえば、渋谷文化村通り店や新宿ルミネくらいで、
けっこうおなかいっぱい。池袋ジュンク級だと、むしろ食欲が減退するかも。
たまには、いいんですけどね。ある程度の量があって、しかも、
自分が欲しいな、と思える本の含有率が高い本屋さんが、理想。


ふう。今夜はアグレッシブな版元営業Sさんと、
久しぶりに本屋トーク飲みで盛り上がったので、
ついつい、本屋への屈折した思いを吐露ってもうた。
まあ、わたしはわたしの風邪をひく、ですな、
オカタケ師匠!