なぜ所属意識に関心が?
電車の中で読むのは、文庫や新書が便利だが、
単行本も、意外と読めるものだ。読みやすさ、
よりもむしろ、カバンへの入れやすさ、
取り出しやすさ、などがネックか。
表紙・帯が大好きな僕は、むきみにして、
こいつをカバンにしまいこむ。読み終えたら、
再び表紙・帯を装着するのであります。
車中のとも。
内田樹『武道的思考 (筑摩選書)』(筑摩書房)
卒論の最大の教育効果は「どうして自分は『こんなこと』に興味を持ったのか」、その理由について長期的に(うっかりすると死ぬまで)考えなければいけない点にあると私は考えている。(p.55)
僕が卒論でとりあげたのは、フリーターの所属意識。
ああ、卒業後、10年、ふらふらと歩んできたあたし、
うっかりすると、死ぬまで考えなければいけないのか。