山陰に素敵な本屋あり

移行期的混乱―経済成長神話の終わり


午前中は、植田正治写真美術館。
妻の好きなこの写真家、美術館自体も、とてもいい!
ロケーションも抜群。本もいろいろ出ていたが、
ポストカードをいくつか購入。


もう一度、松江に戻ってきて、「DOOR BOOKSTORE」を
訪ねる。噂どおりの、複雑な道のり。なんとか到達。
奥様と少しお話しする。置いてある本たちは素敵なのだが、
いかんせんボリュームが少なく、立ち上がりかけた好奇心は、
すぐに腰をおろしてしまうのだった。買えず。


ミス古書*1に載っていた、
たぬき堂書店も訪問したが、こちらはしっかりした古書店で、
本格派すぎてとりの手には負えませんでした。(羽根というべきか)
松江をうろうろするも、そろそろ境港に行かなければ、
ということで、眠気と戦いながら境港を目指す。


ローソンに倒れこむように駐車して20分ほど仮眠。
目が覚めて、日ノ出町駐車場に車をとめて、せっかくだから、
とうろうろした水木しげるロードが案外、面白かった。
子どもの頃、水木しげるの妖怪図鑑みたいの、読んでたわ。


暗くなってから、「一月と六月」を訪問。*2
新刊と古本とをあわせて販売しているスタイルらしいが、
なんというか、とてもとり好みな本がたくさんありました。
晶文社の古い本もたくさんあり、あれは何なんだろう、
スリップとかはさまってたけども。


メモしてこなかったんで、記憶を頼りにあげてみると、
片岡義男彼とぼくと彼女たち (犀の本)』(晶文社
ホンマタカシたのしい写真―よい子のための写真教室』(平凡社)←帯つき
・・・お、思い出せない。山登り関係の本とか、
内田樹の本もいっぱいあったし、福田利之のポストカードも、
絵本もいっぱいありましたよ。旅の本とか、料理の本とか、
手芸の本もあった。『山陰旅行』に載ってたのと、
営業時間が変わってたのか、飲み物にはありつけず。
「え、閉店?」と焦って何も買わずに出てきてしまった。


次回訪問があるのなら、なんとか購入したいものですな。
まあ、貴重かどうかは別として読みたい本を買えばいいのだけれど、
なんか、買っておいた方がいい本がありそう!という気分で、
とりアンテナがにぶってしまった気がします。未熟。


気になる新刊。
平川克美移行期的混乱―経済成長神話の終わり』(筑摩書房


機中のとも。
内田樹武道的思考 (筑摩選書)』(筑摩書房
気圧が変わると眠くなる。
夢の中でも、たつる本を読んでいるような気がした。