オカタケからゼンコーへのリレー

読了。
読書の腕前 (光文社新書)』(光文社)

読書の本や書評集は好きで、ずいぶん集めていたから、ノートを一冊つくって、気に入った言葉や、その著者なりの読書の方法をどしどしメモしていった。そのうちに、同感したり、いや、自分はちょっと違うな、などと感想を抱くようになり、そこからこの本は動き出した。ひとが書いた本と対話するように、書いていったのだ。(p.293-294)


ため息が出るほど、幸せそうな時間だなぁ。
僕も、ひとが書いた本と対話しながら、読書について、
日がな一日、夢想していたいなぁ。


朝、オカタケさんの本を読み終えた僕は、
帰り、用意していたゼンコーさんの本を取り出す。
わっはっは、我ながら、隙のないバトンタッチ!


車中のとも。
山本善行『古本のことしか頭になかった』(大散歩通信社)


いやぁ、扉の判子、素晴らしい。これは確か、
善行堂でもらえる袋にも押してあったのではないか。
過去の記事に、文章を加えたスタイルもナイス。
その時間差の奏でる和音にしびれる。


ああ、文庫堂の閉店よ。
エル・マガジンよ、
河原町丸善よ。


善行さんも、詩集について書いている。
オカタケさんも、書いていた。
久しく読んでないなぁ、詩集。


「新書で、写真集や画集をもっと出して欲しいものだ。」(p.25)
同感。