2010-01-01から1年間の記事一覧

この景色は永遠でなく

いろいろな人生もようが、 メールで知らされる。 車中のとも。 荻原魚雷『活字と自活』(本の雑誌社) 中央線沿線以外の場所でひとりで外食すると、けっこう店が空いているのになかなか席に案内してもらえないことがよくある。あれはわざとなのだろうか。(p…

読書と居眠り

帰りの電車で、隣りの男が寄りかかってくる。 久しぶりに、ものすごく苛立った。なぜだろう。 かなり巧みに寄りかかってこられたからかもしれぬ。 こちらの体勢変化が、あまり影響しないような。 「ワタシノムネデオネムリナサイ」とまでは、 なかなかいかな…

もう会えない人。

知人の訃報を聞く。亡くなった人に対して、 どう思ったらよいか分からない。まだ、それほど経験してないが、 いつも、亡くなった人に対して、自分が正しくない思いを抱いているような、 申し訳ない気持ちになる。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 梅佳代『…

海が見える町

妻がその昔、住んでいたという三浦海岸へ行ってきた。 海が見える町。暑さにやられたが、楽しかった。 駅前の本屋さんにも、行ってみた。けっこう、 雑誌が充実している印象を受けた。地元の人には、 重宝されているのかもしらん。がんばって欲しい。 気にな…

さすがに達人

購入。 『散歩の達人 2010年 08月号 [雑誌]』(交通新聞社) 一箱古本市の打ち上げで発表されていた、 新規開店の古本屋さん、古書信天翁が紹介されてた。*1 信天翁、と書いて「あほうどり」。名前の由来が、 「助走が長い」というエピソードからだそうな。 …

いつか王子さまを

中目黒駅前図書館、今日こそは。 火〜土曜日は、10時〜21時45分。 ふう。 借りた。 隈研吾『境界―世界を変える日本の空間操作術』(淡交社) アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ、ベルナール・ジロドー、小島俊明『朗読CD フランス語で聴こう「星の王…

歴史好奇心よ、育て

読了。 桜井哲夫『占領下パリの思想家たち―収容所と亡命の時代 (平凡社新書 356)』(平凡社) なんと、三部作だったらしい。 他の2冊はこちら。 桜井哲夫『戦争の世紀―第一次世界大戦と精神の危機 (平凡社新書)』(平凡社) 桜井哲夫『「戦間期」の思想家た…

ピンチョンに縁なし

昼食を食べに外に出たついでに、近くの、 本屋さんに立ち寄って本棚を眺めた。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) ルーシー・カルキンズ、吉田新一郎、小坂敦子『リーディング・ワークショップ?「読む」ことが好きになる教え方・学び方 (シリーズ《ワークシ…

東横線ほっつき歩き2010

ひさしぶりに、ゆっくり休日。 なんとなく本屋さんを回ろうと歩き出したら、 思いがけず長旅&大収穫となってしまった。 定期券を使っての、東横線ほっつき歩き。 まずは学芸大学駅から。以前ちらっと入ったくらいの、 ブックオフをもう一度。もう原則105…

文庫が運ぶ記憶

夕方まで寝てしまった。 久しぶりに本屋さんにゆく。 思いのほか、楽しめた。 気になる新刊。(既刊もあるデヨ) 瀬川正仁『なぜ尾崎豊なのか。?明日が見えない今日を生きるために』(バジリコ) 川柳つくし『女落語家の「二つ目」修業』(双葉社) 佐藤可士…

雨の日のプロデュース

朝、渋谷から六本木まで歩く。 暑い。青山ブックセンターに行くつもりだったのに、 おなかが痛くなってトイレにいってたら時間なくなった。 無念を抱えてバイトに向かう。(無念って、抱えられるのん?) 読了。 佐々木直彦『プロデュース能力 ビジョンを形…

先生と子どもと劇場と本屋さん

読了。 内田樹『先生はえらい (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房) 再読だったが、よいね。誤解を招きそうだけど、 「先生」になりたい、と思ったね。 私たちが「あなたはそうすることによって、私に何を伝えたいのか?」という問いを発することのできる相手…

本屋さんへの愛を表現しているか

読了。 西村佳哲『自分の仕事をつくる (ちくま文庫)』(筑摩書房) 不思議な本だった。 多くの引用や取材が並べられているのだが、 著者の主張に沿ったものを都合よく羅列している、 という印象にはなっていない。なんだこれ。 でも、むしろ著者の主張は、響…

いいかどうかは自分で決める

ブックファーストルミネ新宿1店が、売り場縮小してた。 文庫・新書・コミック売り場だったとこが、別の店に。 ルミネカードのカウンターみたいなスペースもあり。 せちがらいね。 オープンの頃の活気あふれる店についての記事を見つけたから紹介。 現在、ス…

ネットがなかった頃、アキバで。

車中のとも。 粉川哲夫『スペースを生きる思想 (ちくまライブラリー)』(筑摩書房) この本は、しゃべることを通じてフリー・スペースのなかに自分を入れていくという試み、つまりいろいろなスペースを見、歩き、体験しながら、そのなかで、自分の身体スペー…

6月、朝活、本屋さん

6月だよ。 朝、ちょっと時間があったので、渋谷で本屋さん。 そういえば、バスターミナルで演奏してる人がいた。 朝に路上演奏って、珍しくない? 購入。山下書店渋谷南口店。*1 本田直之『パーソナル・マーケティング』(ディスカヴァー・トゥエンティワン…

雑誌〜情報創造の素材として

む、また、編集画面が変更されとる。 なるべく、変更は少ない方がストレス少ないんだがな。 今日は、めまいと頭痛にやられて、 バイト早退した。なさけなや。 読了。 三浦展『「情報創造」の技術 (光文社新書)』(光文社) 私も20代の時は、たくさんの雑誌を…

全力でスロークエスチョン

車中のとも。 辰濃和男『ぼんやりの時間 (岩波新書)』(岩波書店) 本の引用や、スポーツ・将棋などのエピソードなどもあり、 面白い。読んでいるだけで、のんびりの時間を疑似体験できるよう。 あくまでも、擬似ですが。ああ、山登りに行きたいなあ。 あな…

長すぎる未来を占え!

おかげさまで、よみせ通り*1のイベント、 11冊+チラリズムバッグひとつが売れました! ありがとうございました! 妻に聞いた、超真剣に占いに耳を傾けていた 小学生が印象的。写真で見たせまこい店内に、 ひしめく箱たちも楽しそう。行きたかったが、 また…

よみせに、とり本屋

ナンダロウさんから、 嬉しいお誘いがあり。 ふたたび、あの、木箱(自作)が、 不忍通りを渡ります。 「今週末のよみせ通りのイベントに、不忍ブックストリートが参加します。」 http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20100517 ということで、とり本屋さん、また…

傘がある、ありまくる

傘を持っていって、持って帰ってきた。 降っていなけりゃ置き傘に、と思ってたのに。 臆病な、俺。 車中のとも。 小山龍介『【超】WORK HACKS!(スーパー・ワークハック!)』(アスコム) なぜそういうことが起こるのかわからないけど、「そういうこともある…

人知れず揺れている本

いただきました。 玉井恵美子『夾竹桃の花が揺れる頃に―A diary of Sewing Table Coffee』(Windchime Books) 初めて見た。あるんだね、知らない本。 そりゃ、あるか。すてきなたたずまい。 表紙の、透かし絵みたいなのも、素敵。 星が丘、SEWING TABLE COF…

清く正しい初夏の本棚

車中のとも。 『日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 5/4号 [雑誌]』(日経BP出版センター) 小宮一慶『どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)』(ディスカヴァー・トゥエンティワン) 今日は暑かった。けっこう疲れて…

受賞の喜び(予定)

一箱古本市、無事、終了。 半分くらいは売れました。岡崎武志賞、いただいてしまいました。 とりあえず、今日は寝ます。この記事は、後日、書き直されます。 実行委員の皆様、助っ人の皆様、 店主のみなさま、お疲れ様でした! ご来場いただいたみなさま、あ…

一箱古本市、前夜。

車中のとも。 佐野研二郎『今日から始める思考のダイエット』(マガジンハウス) 帰宅して、最後の作業をせっせと。 外出中に、妻がいろいろと箱のしあげをしてくれていた。 箱作りで充分、楽しみました。明日は、おまけ、 なんつって。(先行負け惜しみ) …

踊り場としての4月30日

4月も終わる。 「モンガ堂の日記」にて、 不忍ブックストリート・一箱古本市 2010春 リンク集 なるものが公開されております。便利。 http://d.hatena.ne.jp/mongabook/20100430 GWは、天気もよさそうで何よりです。 一箱古本市用に両替しようと思っ…

あっぱれ!一箱日和!

午前中、一箱古本市の準備。 本のリストつくりなど。 昼過ぎから、一箱古本市を見にいく。 もす文庫のますぼんに連絡すると、 遠征中らしく別なところから回ることに。 一箱古本市:http://sbs.yanesen.org/ 大家一覧:http://sbs.yanesen.org/hitohako/ooya…

箱のことを考えてね

バイトの休憩中に、ナンダロウさんから電話。 打ち上げへの参加についてのメールを、 読み落としていた。ごめんなさい。 購入。 『日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 5/4号 [雑誌]』(日経BP出版センター) 気になる新刊。 稲泉連『仕事漂流 ― 就職氷…

春のスパーク

お弁当に、竹の子ご飯。美味! 春!がんばれ、春!おいしい春! 車中のとも。 阿刀田高『アイデアを捜せ (文春文庫)』(文藝春秋) スパークのエネルギーは、おそらく、なにかよいアイデアはないか、と、いじましく考え続けている小説家の魂ではあるまいか。…

花を見よ、空を見よ

晴れても寒い。 八重桜の下で、寝転んで空を見上げる。 雲が移動して、少しばかり陽射しの力が増す。 実家から、一箱古本市に出す本を運んで、 運転。父の提案で、羽田のほうを回ってくる。 久しぶりに運転した。あっさり、父は車で帰っていく。 読了。 内田…