読書と居眠り

活字と自活


帰りの電車で、隣りの男が寄りかかってくる。
久しぶりに、ものすごく苛立った。なぜだろう。
かなり巧みに寄りかかってこられたからかもしれぬ。
こちらの体勢変化が、あまり影響しないような。


「ワタシノムネデオネムリナサイ」とまでは、
なかなかいかないものですね。めがねを、
跳ね飛ばしてやろうか、とすら考えた。
荒んでいるね、気持ちが。


車中のとも。
荻原魚雷活字と自活』(本の雑誌社

まだまだ知らないおもしろい本はきっとある。そのことだけは信じ続けたい。(p.136)


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
市川真人芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか―擬態するニッポンの小説 (幻冬舎新書)』(幻冬舎
中山理『算数トレーニング―思考を鍛える50問 (中公新書)』(中央公論新社