一箱古本市、前夜。


車中のとも。
佐野研二郎今日から始める思考のダイエット』(マガジンハウス)


帰宅して、最後の作業をせっせと。
外出中に、妻がいろいろと箱のしあげをしてくれていた。
箱作りで充分、楽しみました。明日は、おまけ、
なんつって。(先行負け惜しみ)


とはいえ、なるべくたくさんの方に、
箱やら本やらを見に来て欲しいので、
ますぼん(id:masubon)にならって、何冊か、
出品本を紹介することにいたします。


日本の現代作家12人の横顔―桃の実のエロス

日本の現代作家12人の横顔―桃の実のエロス

これは、2008年2月10日に毎日新聞の書評欄で発見した本。*1
2008年2月16日に紀伊國屋書店新宿本店で店員さんに頼んで、
わざわざストッカーの中に入っているのを出してもらったのに、*2
まさかの未読!なんてこったい!ちょぼちょぼ感想書けませんでした。
美本です。読んでないから。ドイツ人の書いた現代日本作家についての本。
取り上げられている作家は、安部公房遠藤周作古井由吉井伏鱒二井上靖
河野多恵子村上春樹、大庭みな子、大江健三郎大岡信三枝和子谷川俊太郎
紹介してたら、読みたくなってきた。箱後ろで読んでたら、ごめんなさい。


ナガオカケンメイの考え

ナガオカケンメイの考え

はい、ナガオカケンメイさんの。文庫になっちゃいましたね。
当然、読んでません!なんてこったい。文庫を買って、車内で読むか。
これは、妻も持っていたので、うちに2冊あります。
当然、出品は、わたしの買った未読の美本。
最初にD&DEPARTMENTに行ったとき、
無料の冊子をもらって、それを読んでえらい感動した。
それ以来、気になってナガオカさんやD&Dの本を、
買い揃えているんだけど、全然読んでいない。。。
2008年6月15日にも、読み返そう!と言っていた。。。*3


蒼井優 今日、このごろ。

蒼井優 今日、このごろ。

出ました!買ったことすら忘れていた一冊。*4
なんと、ビニールも剥がしておりません。
蒼井優、22歳だって。今、いくつなんだろ。
あの時は、どんな気持ちだったんだろう。*5
芸能人とかのかわいい人の写真とか見ていると、
かなわぬ恋心が膨らんでしまいそうで嫌なので、
なるべく、そういうのを買わないようにしていた。
今はもう、唱えなくても大丈夫。「育てるな、恋心。」
・・・それはそれで、残念な男子。命短し、恋せよ乙女。


超’70年代スタイル(トランスセブンティーズ)1964‐1999―日本のインテリアの変遷

超’70年代スタイル(トランスセブンティーズ)1964‐1999―日本のインテリアの変遷

これまた、妻とかぶっていた本。本棚に発見したとき、
目を疑ったっけ。こんなマイナーな本を持っている人に、
出会うなんて、なんて。これは確か、大学生のときに買ったのかな。
店頭で発見したのではなく、書評か何かで紹介されていて、
探して買い求めた本だったような気がするが、果たして。
妻のおススメは、自分たちで模様替えしている写真。
「古き良き」とひとくくりにしてしまいそうですが、
なんともいえない味わいのある部屋の写真たちの
今ではあまり見られない「色」を使いまくったインテリア。
ぜひぜひ、箱から取り出して、パラパラしてください。


In-between (4) 小野博 オーストリア、スロベニア

In-between (4) 小野博 オーストリア、スロベニア

こちらは、シリーズ『In-between』。持っている数冊、
放出します。全部そろえようと思いつつ、本屋さんから、
いつの間にかなくなってしまっていた。野口里佳のが欲しかったのだ。
そういえば、青山のオン・サンデーズで帯なしのを見つけたっけな。
港千尋、小野博、野村恵子、米田知子、吉増剛造、別巻をご用意。
箱に入りきらないかもなので、見つからないときはお声掛けくださいな。
あと、今でも『In-between』シリーズを売っている本屋さんをご存知の方、
教えてくださいませ。あ、右の写真、上のほうに写っているのが、例のはんこ。



お買い上げのお客様に先着約20名さまにチラリズム素材使用の、
チラリズムバッグを差し上げます。写真のように、装丁がチラリ。
手づくりです。とりのタグも付いてます。



明日は、エプロンつけて店番してます。
お客さんとのおしゃべりを楽しみたいと思いつつ、
自分がお客さんだったときの感じを思い起こすと、
あんまりやたらと話しかけられてもなー、とか思ったり。
ほどほどに、話しかけてみます。はい。
話しかけてください。(他力本願)



そうそう、今回、痕跡本ツアーというのがあるらしい。*6
うちの箱にも、痕跡本置いてあります。(非売品)
書いた本人も忘れてしまっているほどの、なぞの痕跡。
五っ葉文庫さん、うちの箱にも来てください。


それでは、明日。
ハム屋*7にてお待ちしております。
実行委員の皆さま、助っ人の皆さま、ハム屋でご一緒の皆さま、
よろしくお願いいたします!

*1:書評欄が楽しみな人へ。:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20080210

*2:探し物は、そこにない!:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20080216

*3:笑って生きよう。:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20080615

*4:一堂に会す本たち:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20090103

*5:記憶とアイデンティティー、別人問題。:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20080621

*6:痕跡本から「読書」を読む! 「不忍ブックストリート」にて企画展&ツアー開催致します!:http://ameblo.jp/itutubabunko/entry-10514632751.html

*7:コシヅカハム:http://www.koshiduka.jp/