花を見よ、空を見よ

合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論  (朝日新書 64)

晴れても寒い。
八重桜の下で、寝転んで空を見上げる。
雲が移動して、少しばかり陽射しの力が増す。


実家から、一箱古本市に出す本を運んで、
運転。父の提案で、羽田のほうを回ってくる。
久しぶりに運転した。あっさり、父は車で帰っていく。


読了。
内田樹平尾剛合気道とラグビーを貫くもの 次世代の身体論 (朝日新書 64)』(朝日新聞社

内田 世の中には、気がついたらもう師匠がいて、弟子としての修練を積んだあとで教える立場になるひともいるんでしょうけれど、たいていの場合、何かのはずみでまず教える立場になる。そのときになってはじめて師の生成的機能に気づくんです。「指を見るな、月を見よ」というときの「月」がなければ、教育は機能しないということに。(p.148)