店頭在庫の女神

なんとか、１本早い電車（１２分早い）に乗って、
７分ほど早く店にたどり着いた。はたきを、
はたきをかけなければ！と思いつつも、
休み明け、売れた本の確認と発注して、
いけない、こんな時間！はたきを、
はたきをかけるんだ！

ぱた、ぱたっ！

うぷ！ほ、ほこりがぁ〜。

自己満足にすら、たどり着けなかった。

問い合わせで、例の、片岡義男の『MOTO NAVI』を聞かれた。
思わず口数が多くなってしまったが、お役に立てないなら無駄口だ。
『ユマニチュード入門』*1も聞かれた。知ってる本を聞かれると、
ついつい爪先立ちになってしまう。こっちは、出たばかりなので、
注文でお受けした。この客注分が売れたときに、
果たして担当者は改めて発注してくれるだろうか。
その店分が入荷したときに、ぱらぱらと中身を確かめられるだろうか。

そうですよねー。
中身、パラパラしたいですよね。
探している本が棚に並んでいなかったお客さん、
ごめんなさい。

探していた本を棚に見つけて、パラパラして、
『お、こいつは、なかなかいいですな』と思ったお客さん、
あなた、隣りでめちゃくちゃ幸運の女神、微笑んでますよ？
次にいつ会えるか、分かりませんよ？レジはあちらです。

*1:本田美和子、ロゼット・マレスコッティ、イヴジネスト『ユマニチュード入門』（医学書院）