光と影の贈りもの

娘を保育園に連れて行った後、鍼に行って、
その後、妻と行基像前で待ち合わせ。
奈良県立美術館にて「光と影のファンタジー 藤城清治 影絵展 」。
もしやと思ったが、入場制限をしていた。混雑!平日なのに!


それでも作品のパワーが圧倒的で、ジジババの人波に溺れず、
じっくりと堪能してしまいました。その後、ずっと腰が痛かったが。
期待以上の展示でございました。外国の人とかも喜びそう、
と思ったが、ぱっと見、日本人のジジババしかいなかった。


ためらう妻にねだって、展覧会図録を買ってもらう。
その後のお散歩中、重くて腰をいじめてくれたけれど、
今、こうしてパラパラしながら、買ってよかったと思った。
もちろん、この印刷物に再現できない実物の良さを目撃したからこその、
図録のありがたみではあるのだけれど。


会場のあちこちに、藤城さんがアンケートを楽しみにしている、
という掲示がしてあって、一度会場を出てしまったのに戻って、
アンケートを書いて提出した。本人が読むんじゃないかと思い、
4文字めから大きな字で書いて提出した。喜んでくれるといいなぁ。
・・・でも奈良県のサイトによると、入館者は5万人を越えたらしい。
5人に1人がアンケート書いたとして、1万枚か。・・・読めるのか?


6月24日まで。すごい混むとは思うけど、
気になる人は、ぜひ。


藤城清治 影絵の世界:http://www.seiji-fujishiro.com/
米寿記念特別展 藤城清治 影絵展/奈良県公式ホームページ:http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-79480.htm


昼食に入ったお店で置いてあった文庫。
気になる。


茂出木心護『たいめいけんよもやま噺 (旺文社文庫)』(旺文社)


車中のとも。
竹内修司『1989年?現代史最大の転換点を検証する (平凡社新書)』(平凡社


ちょっとしか読んでいないが、なかなか面白そう。
何年かに一度やってくる、歴史への好奇心が到来してるのかもしれぬ。


娘の13ヶ月めの誕生日。
またも眠っている娘をよそに、妻とチーズケーキを食す。
藤城さんと会ったこと*1を、覚えているわけがないし、
一緒に写真撮ってもらってもよかったなぁ、と、
今さらながら思った。

*1:おじいちゃんと一緒:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20120304