本屋さんで元気に働く

嘘みたいな本当の話 みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト


自分が出勤でも、妻が仕事休みだと、
なんとなく、「心強い」という気持ちになる。
なんでしょうね、これは。


車中のとも。
本の学校本の学校・出版産業シンポジウム2007記録集―書店の未来をデザインする』(唯学書房)


往来堂書店の胎動ともなった大山緑陰シンポジウムの、
後継企画としての2007年のシンポジウムの記録。
うかつにも、この本の存在を知らなかった。
図書館で見つけて借りてきた。

柴田 以前、日書連の会長になられた東京堂書店の大橋信夫社長とお会いしたときに、「柴田さんのところへ電話すると、元気のない声で応対するね」といわれました。それは、従業員の元気がなくなってしまっているからです。

<中略>


柴田 一番取り組みやすい課題としては、「従業員が元気になること」を最初の目標にするのがいいのではないでしょうか。「売上げを伸ばす」などと難しいことを目的にしないで、「従業員が元気になること」を目的にする。結果的には、従業員が元気になれば、それに付随して自然と売上げも伸びていくんじゃないでしょうか。(p.28)


岩波ブックセンター信山社社長の柴田信氏の言葉。
大橋社長の「元気のない声で応対するね」という指摘にも、
「ひえー、ズバッと言っちゃってますな」とオロオロすると同時に、
「自分は大丈夫だろうか」と胸に手を当てている自分に気づく。


とてもわかりやすく、また、実行しようという気にもなり、
かつ、効果も期待できそうな目標ではなかろうか、
「元気になる」という目標は。とりあえず、電話に出るときは、
元気に応対しようと思いました。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
服部みれい『あたらしい東京日記』(大和書房)
マーギー・プロイス、金原瑞人ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』(集英社
内田樹高橋源一郎ほしよりこ嘘みたいな本当の話 みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト』(イースト・プレス


『嘘みたいな本当の話 みどり』
第二弾、出ましたね。第一弾、面白そうなんだけど、
実際、パラパラしてみたら、買うに至らなかったが。。。
今回は、有名人のヤツも入っているそうです。