後藤さんのいない日曜日の珈琲 - とり、本屋さんにゆく

朝、寝床で後藤さんが亡くなったことを知る。
後藤さんが亡くなったことで、またいろいろと関心事が他に移って、
「イスラム国」とかテロとか空爆の是非とか武器輸出とか、
考えなくてはいけないことが紛れてしまわないか。

「大事なこと」は、地道に考え続けたい。
とは言え、いつまでもかわりばえのしない本棚では、
本を手に取ってもらえない。「大事なこと」を日々新鮮に耕すこと。
みずからの関心を粘り強く鍛えてゆくこと。

娘のお気に入りの、「日＋月＋星」で昼下がりの、
「夕暮れ図書室」を楽しむ。イジリコーヒーさんの、
ネルドリップでのコーヒーも、美味でした。
とほんスナガワさんとも、おしゃべり。

娘に絵本を何冊も読み聞かせる。
ここにも、ハルキ文庫の『吉野弘詩集』*1が。
途中、手に取ったら欲しくなってしまったが、
こんな話題の一冊を、「夕暮れ」前に図書室から奪ってはならない、
と空中に揺れる棚に戻した。

２月、始まりました。