アラーキーの凄さを洋子さんから聞く

またもや、本の交換会に参加させていただくことに。
どんな本を持っていこうかを考えるとともに、
いったいわたしはどうしてここのところずっと、
本を交換する場に足を運ぼうとしているのか、
考えてしまう。何を求めているのかしら。


車中のとも。
小川洋子平松洋子洋子さんの本棚』(集英社


平松洋子サンが荒木経惟に写真を撮ってもらったときの感じを説明しているとこ、面白い。


アラーキーは、すごいすごい、と聞いているが、その写真を見ても、正直、
どう凄いのかがよく分からなくて、それは凄くないと思っているのではなく、
凄いと思っているその「凄さ」は、「アラーキーって凄い」という先入観、
もしくは、「アラーキーの凄さを感知できる自分でありたい」という、
見栄が作用しているのだと思うのだ。いいな、と思うんだけど、
それとは別の視点で、撮られた人の体験談として、
アラーキー、凄い」というのを聞いて、
『あぁ、やっぱ凄いんだ』と安心した。


なんだ、そりゃ。