2006-01-01から1年間の記事一覧

この雨は、そこいらの犬も濡らしている。

読了。 吉川潮、橘蓮二『当世人気噺家写真集 高座の七人 (講談社文庫)』(講談社文庫) 落語家になりたい。・・・言ってみただけ! 気になる新刊。 森毅『ぼくはいくじなしと、ここに宣言する』(青土社) 赤澤竜也『「お客さん、こーゆーとこ初めて?」艶街…

酒はなくとも空に乾杯

思いがけず、一箱古本市に出かける。 家を出る直前にネットで地図を確認していったのに、 根津で地上に出たとたん、「だめだ、ぜんぜんわからん」 とりあえず、古書ほうろうまで歩いて地図をもらおう。 途中、往来堂を発見。*1あれ、あっち側だっけ? さっそ…

本が好きなひとたち。

人のブログにとやかく言おうのコーナー。 退屈男と本と街。 10月15日の記事に以下のような文章。 (http://taikutujin.exblog.jp/4506736/) 『路上のボールペン』(新潮文庫/山田太一著) を買う。二〇〇円、一〇〇円。山田さんの『路上〜』、ときどき買って…

平仮名じゃだめなのかい?

車中のとも。 関沢英彦『ひらがな思考術』(ポプラ社) ひらがなで考える、とは申せ、漢字で書けることばを、 ひらがなで書いているだけでは?という部分もあり。 著者の言う「漢字VSひらがな」というのは、 「熟語」VS「熟語以外」というほどの区別なの…

あき、転げ落ちる

車中のとも。 関沢英彦『ひらがな思考術』(ポプラ社) 電車のなかでざーっと。めくっただけ。 気になる新刊。 奥村禎秀『水族館狂時代 〈おとなを夢中にさせる水の小宇宙〉 (講談社現代新書)』(講談社現代新書) 仲正昌樹『ネット時代の反論術 (文春新書)…

手段の向上、目的の喪失

車中の読了。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (17) (文春文庫)』(文春文庫) 風呂読。読了。 大杉漣『現場者―300の顔をもつ男』(マガジンハウス) 気になる新刊。 ポー、小川高義『黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)』(光文社古典新訳文庫) 池田…

神保町の開発に気づいたおれ。

車中のとも。 池波正太郎『新装版 鬼平犯科帳 (17) (文春文庫)』(文春文庫) 隙を突いて、書肆アクセスへ。 購入。 南陀楼綾繁『路上派遊書日記』(右文書院)←署名入り。 神保町三井ビルなんてできてる。*1 隣には、東京パークタワープラザなんてのもある…

森せんせい、ありがとさん。

風呂読み。読了。 森毅『ええかげん社交術 (角川oneテーマ21 (B-1))』(角川ONEテーマ21) たしかこれ、ダブりだったので、ボールペンで線を引きながら読んでみる。 お前は、なぜわざわざ風呂でそんなことを!おかげで夜更かし。とほ。 しかし森せんせいの話…

百年の始まり

吉祥寺の古本屋、百年にゆく。 連れが行ったときの「ウブ」な腰つきはなく、 しっかりとした印象。まず階段が、いい。 小松左京の文庫が多かった。雑誌も充実。 新書も置いてあって、新書好きとしては一安心。 たとえ、欲しい新書はなくとも、ね。 建築・ア…

秋深まり、話深めず。

車中のとも。 東山紘久『プロカウンセラーの聞く技術』(創元社) 最近、「聞く本」増えてきましたね。 さきがけじゃないのかしら、これが。 いっちゃん最初の「聞き上手は話さない」というのが、 いきなり効くわいな。 相づちで、話が深まったり、深めなか…

晴れて早稲田

すばらしい天気。 駅まで歩くあいだに、幸せをかみしめる。 古書現世にて。(id:sedoro) 店頭にある『早稲田古本屋街』には、署名は入っていないよう。 店内のお客がいなくなったところで、向井さんにご挨拶。 レジの中の棚から署名本を出していただく。な…

小西真奈美と恵文社へ。

八重洲ブックセンター荻窪ルミネ店にて。購入。 『Lmagazine (エルマガジン) 2006年 11月号 [雑誌]』(京阪神エルマガジン) ネットの画像ではわからなかったが、表紙は小西真奈美だった。 この、ドアあけてる女の人ね。→ 車中のとも。 宮沢章夫『演劇は道具…

傘を忘れて秋晴れの

ゆうべ遅かったので、早く起きて風呂。 あろうことか風呂読み。で、読了。 増田剛己『ビジネスエキスパート時間3倍活用術 (日経ビジネス人文庫)』(日経ビジネス人文庫) 気になる新刊。 鹿島茂『パリの秘密』(中央公論新社) 『東京百景ぬりえさんぽ―脳ス…

雨風に、連敗

台風! 朝、バイト前に早稲田に行こうと思っていたのだが、さすがに断念。 バイトは断念できないので、ひざを濡らしまくってゆく。 向井さん、雨風に、負けました。ごめんなさい。 読了。 小川浩、後藤康成『図解 Web2.0 BOOK』(インプレスジャパン) 図解…

青山から渋谷へ進出。

気になる新刊。 すが秀実『1968年 (ちくま新書)』(ちくま新書) 昼休みのとも。 越川禮子『江戸の繁盛しぐさ―イキな暮らしの智恵袋 (日経ビジネス人文庫)』(日経ビジネス人文庫) 青山ブックセンターが渋谷に出店。 http://www.aoyamabc.co.jp/ 青山ブック…

テレビは、見ないんです。

気になる新刊。 ナイスク企業支援事業部『盗み力』(日東書院) テレビ番組(主にバラエティ)の中で使える「技」をビジネスに援用しよう、 というイラスト本、まあ、あんまし期待しないで読むと、 意外と使えるテクニックが見つかるかもです。 僕はぜんぜん…

セールスマンの死のサイズ

ジュンク堂新宿店。おそらく二回目。 最初に行った時はあまりいい印象はなかったのだが、 今日はなかなか楽しめた。欲しい本が見つかると、 「いい本屋だ」って思っちゃうのかもね。現金な。 気になる新刊・既刊。 中谷吉隆『神楽坂Story』(清流出版) 中村…

きむらっちの文房具もカラーで

読了。 木村衣有子『わたしの文房具』(KKベストセラーズ) 渡辺三枝子、平田史昭『メンタリング入門 (日経文庫)』(日経文庫) 『わたしの文房具』第4章、「絵葉書と人」では、 東郷青児、猪熊弦一郎、南桂子、山名文夫が紹介されており、 しかも絵葉書を…

いやいや居合

引越しにともなって、いくつか失ったものがあり、 その中でもそれほど大きなものではないのが、居合。 の、はずだったのだが、逃がした魚は大きくなるので、 とうとう、これを買うことになりました。刀の抜き方、 とかではなくて、帯のしめ方とかがあやふや…

再読できる頼もしさ

気になる新刊。 武永昭光『伊勢丹だけがなぜ売れるのか 誰からも支持される店づくり・人づくり』(かんき出版) 博報堂ブランドデザイン『ブランドらしさのつくり方―五感ブランディングの実践』(ダイヤモンド社) 『ブランドらしさのつくり方』は、五感マー…

朝晩は、晴れ。

朝は降ってなかったので、傘を持たずに出かけた。 日中気が気じゃなかったが、夕方には晴れていた。 ラッキー!お月さま、きれいでした。 昼休みのとも。 奥村隆一『自分の考えをまとめる技術―5つの図で整理する』(中経出版) これ、フルカラーで実に読みや…

本屋を旅する。

車中のとも。 田口久美子『書店繁盛記』(ポプラ社) アマゾンの脅威について書いていて、 リアル書店が衰亡していくことを久しぶりに想像。 暗い気持ちになる。ネット書店で絶版の本を買うのはいいが、 新刊のすべてがネットでしか買えないとしたら、哀しす…

あれから、ニ年の

車中のとも。 田口久美子『書店繁盛記』(ポプラ社) 青山ブックセンター倒産の頃の話が書いてある。 アレは、このブログを始めた頃の出来事だ。 ぼくが、本屋さんを真剣に愛し始めたきっかけの。 本屋さん、がんばれー。そういう気持ちを新たに、よむよむ。…

自転車南下ニコタマ侵攻

自転車に乗って、二子玉川へ出向く。 無印良品の場所を探そうと高島屋に突入、 紀伊国屋書店玉川高島屋店に迷い込む。 「二子玉川を極める!」なんちゅうガイド本はないのかな。 結局、携帯の検索で無印のサイトを発見、 マロニエコート・・・。どこだそれ?…

散らかり具合が世界の終り

購入。 木村衣有子『わたしの文房具』(KKベストセラーズ) 第2章「文房具と人」では、福田里香、得地直美、菊池直恵、 ナガオカケンメイが登場。写真は全部カラーがよかったなぁ。 木村衣有子の本は、けっこうカラーと白黒と混在している気がする。 全部カ…

東京都港区世界の終り

図書館で借りた。 小川浩、後藤康成『図解 Web2.0 BOOK』(インプレスジャパン) 図解が、わかりやすそう。 車中のとも。 日垣隆『知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る』(大和書房) 読了。 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワン…

秋晴れが目にしみる

朝、ビジネス書を読んで仕事モードにする。 これを続けていると、朝に小説が読めなくなっちまう。 読むと仕事したくなくなっちまう、そんな心配。 飲んで寝過ごしてくだりの小田急を待つ間、 回復した意識でワンダーランドを読み進める。 車中のとも。 渡辺…

寝不足で衝動買いワンダー

気になる新刊。 酒井順子『都と京』(新潮社) 大道珠貴『東京居酒屋探訪』(講談社) 谷沢永一『いつ、何を読むか (ロング新書)』(ロングセラーズ) 橘木俊詔『格差社会―何が問題なのか (岩波新書)』(岩波新書) 鈴木莉萌『カエルグッズコレクション1000…

繁殖する傘のくに

コンビニで傘を買ってしまった。 帰りは、星が見えている。九月は、しかし、 雨が多い月だったような。 車中のとも。 堀公俊『ファシリテーション入門 (日経文庫)』(日経文庫) 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫)』(…

目の届くところに背表紙。

初狛江市立中央図書館。貸出券作成。 こないだ友人と話していて、 「図書館で借りるときは、読めなくともたくさん借りろ」 と、浦安であみだした仮説を披露したので、実践。 借りた本。 堀公俊『ファシリテーション入門 (日経文庫)』(日経文庫) 渡辺三枝子…