本が好きなひとたち。

OSOTO(オソト) vol.01


人のブログにとやかく言おうのコーナー。


退屈男と本と街。
10月15日の記事に以下のような文章。
(http://taikutujin.exblog.jp/4506736/)

『路上のボールペン』(新潮文庫山田太一著)
を買う。二〇〇円、一〇〇円。山田さんの『路上〜』、ときどき買ってしまう(四、五冊目)。


ぼくも、二冊までは買ったことがある。間違ったときと、
どっか行っちゃったから、とりいそぎ読むために買ったのと。
しかし、退屈男さんは、確信犯的に買っている。
ていうか、「ときどき買ってしまう」とか言っている。
これは僕の知っている「本」とは違うものに違いない。
退屈男さんが生きている「本の世界」とは、どんな景色なのだろう。


つぎ。
晩鮭亭日常。
10月17日に次のように書かれている。(http://d.hatena.ne.jp/vanjacketei/20061017/

途中乗り換えの時に新書カバー脇のポケットにパスネットSuicaを入れておくと本を手に持ちながらカバンやポケットを探ることなく改札を抜けられるので便利。


そういう商品が販売されているのだから、
晩鮭亭さんだけのことではないのだ。
そして、ぼくもこれを読んで、「便利そう!」
と思った。思ったがしかし、つまり改札通るとき、
新書を手にしたまま歩いてるってことですよね?


まさか歩きながら読んではいないだろうが、
乗り換えのときにいちいちかばんに本をしまうことはしない。
次の電車に乗り込むや否やページを開こうという気合。
恐るべし、晩鮭魂。


青山ブックセンター六本木ヒルズ店。初上陸。
有隣堂があったところですね。店のすぐそばの廊下から、
東京タワーがバッチシのぞめます。イスが並んでいて、
ひとつひとつの距離が離れている。おひとりさま向け。
カップルは、展望台に行ってくれ!


気になる新刊・既刊。
世界一周堂、地球一周コミュニティ『世界一周航空券 Perfect Book』(朝日新聞社
『噂の闘論外伝』(インフォバーン
m&m&m’s『世界のかわいい紙』(ピエブックス)
『写真山脈 vol.2 動物園』(博報堂プロダクツ)
冨田均東京坂道散歩―坂道上れば昭和がみえた』(東京新聞出版局)
OSOTO(オソト) vol.01』(財団法人大阪府公園協会)
宇井野京子『ボールペンとえんぴつのこと』(木楽舎
岩井俊雄どっちがへん?』(紀伊國屋書店
佐藤雅彦、ユーフラテス『ぴったりはまるの本 (ピタゴラブック)』(ポプラ社
萩原百合+9坪ハウスオーナーズ倶楽部『9坪ハウス 小さな家で大きな暮らし』(河出書房新社
大月敏雄、斎部功『集合住宅の時間』(王国社)
大竹伸朗ネオンと絵具箱』(月曜社
ニッポンのマンガ (アエラムック―AERA COMIC)』(朝日新聞社*1


Invitation (インビテーション) 2006年 11月号 [雑誌]』を読みふけてしまった。
文庫がとても少ない。「思わず手にとっちゃう名(迷)タイトル」というフェア。
アートから雑貨に続く壁の棚がよかった。『OSOTO』という年二回発刊予定の雑誌、
矢井田瞳がインタビューされていたりする。『Re:S vol.1』ぽい。


ABC六本木店にも、もちろん行きます。
気になった新刊既刊。
アルファコミュニケーション『風とCM 箭内道彦とCM全作品とその仲間』(誠文堂新光社
片岡朗『文字本』(誠文堂新光社
森本美絵横見浩彦谷郁雄キミト、ドコカへ Vol.1 小湊鐵道×貫地谷しほり/JR飯田線×小林涼子/上信電鉄×藤井美菜』(マーブルトロン)
磯崎新安藤忠雄藤森照信伊東豊雄住宅の射程』(TOTO出版
シャシャミンおしゃべりデリ坊、東京ド真ん中配達中』(モンキィボンド)
小説の一行目研究会『小説の一行目』(しょういん)
坪内祐三本日記』(本の雑誌社
坪内祐三酒日誌』(本の雑誌社
長田弘読書からはじまる (NHKライブラリー)』(NHKライブラリー)
アラン・クレイソン、バーブ・ジュンガー、ロブ・ジョンソン、上原直子オノ・ヨーコという生き方 WOMAN』(ブルース・インターアクションズ
柏井壽『極みの京都 (光文社新書)』(光文社新書
京都精華大学情報館『KINO Vol.3』(河出書房新社


購入。
山崎浩一雑誌のカタチ―編集者とデザイナーがつくった夢』(工作舎
入ってすぐのところにフェア、「山崎浩一が選んだ今、気になる<雑誌のカタチ>」開催中。
『okatakeの日記』(http://d.hatena.ne.jp/okatake/20061019)や、
『ナンダロウアヤシゲな日々』(http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20061019)でも言及されてます。


借りてきた本。
横山雅彦高校生のための論理思考トレーニング (ちくま新書)』(ちくま新書
面白いぞ。詳しくは、いずれ。


読了。
関沢英彦『ひらがな思考術』(ポプラ社
p.193にある、川上弘美が海と湖を比べている話が印象的。
2004年9月26日の日本経済新聞に掲載だとか。


追記。
松浦弥太郎が『暮しの手帖』編集長に就任するとさ。(2007年1月発売、4世紀26号より)
http://www.aoyamabc.co.jp/events.html#ao20061027_1