本はよいものであると信じる鳥

子どもと本 (岩波新書)


またも少し寒くなっていたので、
ホットペットミルクティーを購入してしまう。
午後になって、パートさんが、「今日は寒い」と言っていたので、
今朝の暴挙も、許してあげることにした。


車中のとも。
松岡享子『子どもと本 (岩波新書)』(岩波新書


今日からこれを読みだす。著者の松岡享子は、子どもが好き。
どのくらい好きかというと、こんぐらい。


「四月に新一年生の姿がテレビに映ると、それだけで涙腺がゆるみます」(p.3)
すげぇな。

図書館員というのは、本を選ぶことで、いつか自分の選んだ本に出会う読者とつながっていく、そして、その本から益を受ける読者を助けることのできる幸せな職業なのだと思い知りました。(p.31)


書店員にも、通ずるところが、あるか。
なきゃだめだな。棚に並べた本で、誰かを助けるべし。


アメリカ留学からイーノック・プラット公共図書館で働くところ、熱い。
館長さんの言葉、「わたしたちは、本はよいものであると信じる人々の集団に属しています」
というのに、やられた。わたしも、属しているでしょうか。


しかしここで電車は、近鉄奈良駅に到着。ジップロックを求めて、
スーパーでお買い物。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
松本麗華『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』(講談社
磯崎憲一郎電車道』(新潮社)
工藤美代子『恋づくし - 宇野千代伝』(中央公論新社
田中慎弥宰相A』(新潮社)
長谷川洋子『サザエさんの東京物語 (文春文庫)』(文藝春秋
笠耐『ある昭和の家族――「火宅の人」の母と妹たち (シリーズ ここで生きる)』(岩波書店